メモ

シリアル番号 表題 日付

366

携帯電話の国際規格

99/4/25

●米国系は軍事技術のCDMAのパワーコントロールを改良したCDMA 1を開発したサンディアゴのベンチャー企業Qualcomm社(1985年7人ではじめ現在8,000人)。国際規格用にCDMA2000を提案

●ヨーロッパ系は150年の歴史を持つEricson社は国際規格用にWCDMAを提案

●紆余曲折あって。両者の合意により1999年末までに統一規格を作ること合意

●両者の特許権問題は両社で解決

●キルビー特許は2兆円の特許収入をもたらした

●知的所有権を国際化させたのはレーガン時代

●米国憲法第い条に特許権保護がうたわれており、米国の原点

●エジソンはこの初めての体現者

●以上NHK-TV特集より


●www.qualcomm.comによれば;

●CDMAとはCode Division Multiple Access(符号分割多重アクセス方式)の略

●CDMAは軍の衛星通信用として30年以上の歴史がある。これを、小出力、安価になるように改良したものである

●従来の携帯電話はアナログ、デジタル如何を問わず、信号を狭い帯域幅のチャンネルを時分割 time division multiplexing(TDM)して信号を送っていた

●CDMAは音声信号をデジタル変調したのち、受信器に割り当てる固有の拡散符号を使ってエンコーディングし、広い帯域に拡散させ(spread spectrum)デコーディングは同じ拡散符号逆拡散を行うようにしたものである。受信機には他の信号は雑音として認識される。(digital encoding technique)これら全てを専用のASICs(Application Specific Integrated Circuits)プロセッサーで行う

●これにより同じ帯域幅を10−20倍に使え、品質も向上し、小電力、遠距離で使える


●www.ericsson.comによれば;

●帯域幅は1秒間に伝送できるビット数

●ブロードバンドは2Mbps以上

●ナローバンドは64kbps以下

●ワイドバンドは2Mbps以下、64kbps以上、日本で使われているのはこれ

●セルラー方式とは固定局を中心とするセルを張り巡らす通信方式

●電気通信協会発行「やさしいディジタル移動通信」によれば

●CDMAそのものは指向性アンテナを使うセクタセル方式と併用することにより、システム容量を増すことができる。


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