メモ

シリアル番号 表題 日付

1454

カノープス
2015/02/09

Canopus カノ-プスは,トロイア戦争時のスパルタ王メネラ-オスの船の水先案内人,操舵手の名に由来。トロイア戦争の後にヘレネーを連れて帰還す る途中でメネラーオスの艦隊は難破してしまい、カノープスとヘレネーは辿り着いた先のエジプトで蛇に噛まれて死んだと言われる。

房総半島の沿岸部での別名として「布良星(めらぼし)」という呼び名がある。

中国の伝説では寿老人の星、南極老人星とされる。単に老人星、寿星とも言う。そのため、この星を見た者は長寿になるという伝説も生まれた。

時刻は2月10日前後1週間の午後8:30-9:30時の間、シリウスより握りこぶし3個分下、そして地平線上指1本の高さに赤色に見える。方角はシリウスより少し右。

2015年2月9日の午後は素晴らしい天気になったので見えるはずと、2階の私の室の窓から大島の方向を肉眼で見るとシリウスの右下の大島の左手の空にか すかに赤い星がチカチカ見えた。午后9:00には大島より少し東の空に大島の三原山より少し高く妖しく揺らいでいたた。双眼鏡でみると双眼鏡の視野の中に 水平線とカノープスが一緒にみえた。

地球からの距離は309光年の恒星のため本当はシリウスのように白色に輝いているはずだが水平線近くにあるため夕陽と同じように厚い大気を通して青色が散乱で失われて赤くみえる。

寒空に  妖しく揺らぐ カノープス


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