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1361

境界人仮説
2012/10/11

米国の社会学者バート・ホゼリックが1950年代に提唱した仮説「境界人仮説」

インサイダーでありながら「端にいる」人間が構造を大きく変貌させるという仮説。内部者なので責任感があり会社から逃げない、しかしど真ん中でないので支配的な文化・常識にとらわれず既存文化に埋没しないというもの。

文芸春秋2012年11月号、新原浩明

最近の日本の組織は効率効率と中央の統制ばかり強くなって端がなくなった。したがって何もでてこない。製造業とは製造装置とそれを動かす人間が中心と思い 込んでいる文系経営者やMBAの弊害。製造がこけたらなにもでてこない。戦場はすでにそこにない。山中氏もジャマナカと言われていたわけだし、ジョッブスという中央にいる人間が端っこにい るなんてまさに奇跡。多様性、無駄、カオスの淵などが大切ということだろう。

ドイツ在住の望月氏は「境界人仮説」は米国の社会学者バート・ホゼリックのこのアイディアは、おそらく、ドイツの社会学者マックス・ウェーバーのツメのアカを煎じて飲んだ結果ではないかと思われます。と書いてきた。



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