メモ
シリアル番号 |
表題 |
日付 |
1319
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ポリアの壺過程
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2011/11/13
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Polya's
urn
グ
ラフ理論や組合せ理論に貢献し
たハンガリーの数
学者 ポリア(
1887
-1985)が考案。ポリアの壺モデルとは無限の収容力がある壺に紅白2色のボールを1つずつ入れていて,その中から一つ取り出したときに赤が出れば赤を
1つ追加,白が出れば白を一つ追加するというモデルである.これを繰り返していくと壺の中の赤色の割合は収束するのかそれとも振動するのかというのがポリ
アの壺問題.
もちろん最初がランダムで,その次からは最初の結果に大きく依存して確率が変化することはわかる.けど,単純に1に収束や0に収束ではなく,様々な値に収
束する。(振動ではなく!)こういうのを経路依存性といい,一般化されたポリアの壺過程としてErmoliev and Kaniovski
(1983)として一般化されている。また,このポリアの壺と複雑ネットワークは特定の条件下での同値性も示されている。