メモ

シリアル番号 表題 日付

1069

腸腰筋(ちょうようきん)、腹横筋(ふくおうきん)

2006/08/25

腰痛の原因には椎間板ヘルニア、腰部脊柱菅狭窄、筋膜性腰痛症(ぎっくり腰)等ある。

足にシビレが来ない限り、椎間板ヘルニア、腰部脊柱菅狭窄ではない。筋膜性腰痛症(ぎっくり腰)は筋肉が弱いにも関わらず、筋肉を使いすぎると筋肉組織内にブラジキニンという発痛物質を作り出し、腰痛を引き起こす。

まず腸腰筋の弱体化による疲労緊張による腰痛がある。腸腰筋は上部で2つに別れ、腰椎と大腿骨を結ぶ大腰筋(だいようきん)、骨盤と大腿骨を結ぶ腸骨筋(ちょうこつきん)になる。右骨盤の上端が痛いのは腸骨筋の疲労と緊張があるためである。

次に胸椎から始まり脊椎に沿って肋骨と骨盤につながっていて、この3点で包み込むようにしっかりと脊椎を固定している腹横筋の弱体化がある。

足にシビレが来ない限り、登山は継続してよろしい。重いザックを背負う時の対策として登山時だけコルセット利用もしてもよいが、それより体操とプール内での歩き運動等で弱くなった筋肉を鍛えることが肝要。

痛みが出てしまった時の緩和療法としては短期的には指圧などで緊張した筋肉のしこりをとることは有効。長期的にはこの腸腰筋と腹横筋を鍛える体操をしなければならない。歩くだけではこの筋は鍛えることができない。

腸腰筋と腹横筋をを鍛える体操(腰割り体操)
1.つま先を逆八の字に開き、足を左右肩幅以上に開いて立つ
2.両ひざがつま先と同じ方向を向くように開きながら腰をひざの高さまで落とす

・1日10回くらい行う
・ポイントは背筋を伸ばし、お尻を突き出さない


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