シリアル番号 | 表題 | 日付 |
121 |
VT-信管 |
93/12/14 |
●マリアナ会戦の敗戦の原因の一つで近接信管である。電波により機体の15メートル以内で爆発する。
●レーダーが二番目の原因
●集中戦闘情報センターが三番目の原因。スプルーアンス旗乗の旗艦レキシントンの集中戦闘情報センターには約100名の要因の要員が配置されていた。
●ヘルキャットが四番目の原因。
●日本はアウトレンジ戦法で挑戦したが、レーダーで発見され、VT-信管の弾幕で生還率60%であった。
●VT-信管のは2万Gの加速度に耐える真空管が3本入っていた。フィラメントをスプリングで支持するとか、真空管を樹脂で固めるなどの工夫をしていた。
●日本は電探を開発していたが、方向固定(手動で30度の角度は調整できたが)で反射波をオッシログラフに表示する方式であった。またその距離も視認距離を越えるものではなかった。
●軍部の攻撃優先主義から抜け出せなかった。
●米国は会戦一年前から3万人の技術者を集めて技術開発に着手。
●米国は防衛の重要さを認識していた。
●パイロット一人の養成には当時の金で7万ドル、現在の価値で2億円かかるのでパイロットの生命を守ったほうが経済的であることを認識していた。
●ヘルキャットはゼロ戦より航続距離こそ劣るが、高い運動性能と、パイロット保護の妨弾板とゴムによる防火ガソリンタンクを持っていた。