読書録

シリアル番号 576

書名

蝉しぐれ

著者

藤沢周平

出版社

文藝春秋

ジャンル

小説

発行日

1992/11/10第1刷

購入日

2003/06/19

評価

鎌倉市図書館蔵 藤沢周平全集第二十巻

文四郎とおさななじみのお福の半生の物語。文四郎は郡奉行牧助左衛門となり、お福は藩主の側妾(そばめ)になる半生を送ったのち交差する二人。「三屋清左衛門残日録」より楽しめた。

いままで読んだ藤沢周平の5つの小説三屋清左衛門残日録、蝉しぐれ、風の果て、海鳴り、漆の実のみのる国のなかで一番楽しめたと思っていたらNHKが7回シリーズのドラマに仕立てた。蝉しぐれを読んだとき間違って最終章から読んでしまったが、テレビドラマも最終章から入り、若き時の思い出を挟んでいくという構成になっている。2003/8/22


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