読書録

シリアル番号 477

書名

ポンパドール夫人

著者

デュック・ド・カストル

出版社

河出書房新社

ジャンル

歴史

発行日

1986/12/10印刷
1986/12/20初版発行

購入日

2001/05/04

評価

原題:La Pompadour by Duc de Castries

著者のDucは公爵のこと。フランス歴史協会会長の著作。神奈川県立婦人総合センター婦人図書館蔵書。
平民出身ながらルイ15世の愛人となり、多大な影響力を振るったポンパドール夫人の伝記。幼名ジャンヌ=アントワネット・ポアッソンといい、ルイ15世に見そめられるまではエティオル夫人であった。ルイ15世は彼女を夫エティオル氏からとりあげ、ポンパドール公爵夫人にするという勅許状を送った。

ボルテールと親交を結び、多数の城館を建設したが現エリゼ宮は彼女が建設したものの現存するものの一つ。

7年間はルイ15世の愛人であり続けたが、8年間は影の宰相の役を担った。結核で40才頃死ぬ。


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