読書録
シリアル番号
1142
書名
20世紀のエンジン史
著者
鈴木孝
出版社
三樹書房
ジャンル
技術史
発行日
2001/12/10初版
購入日
2013/5/2
評価
優
「
エンジンのロマン
」を書いた著者が再びいまは淘汰されてしまったスリーバルブエンジンについて書いた。
著者は長野市生まれ、東北大工学部卒、日野自動車副社長鈴木孝氏。沢山のニッサンのエンジン設計者。
鎌倉図書館蔵
スリーバルブエンジンとは現在の茸弁とはちがい、どちらかというと蒸気機関の膨張機の構造に似ていて筒の壁に穴をうがった3重のシリンダーを上げ下げして 吸気と排気を行うものである。弁が弁座をたたくことなく静かなのが特徴だが、潤滑面が広く、潤滑油を浪費するので次第に廃れた。
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