読書録

シリアル番号 1100

書名

さよなら!僕らのソニー

著者

立石泰則

出版社

文芸春秋

ジャンル

経営学

発行日

2011/11/20第1刷
2012/1/25第5刷

購入日

2012/02/18

評価



ブランドをダメにしたのは誰だ

ジョッブズになざ敗れたのか

と帯にある。

文春新書

文系官僚と文系マネジメントが日本を滅ぼす」という一文に会社を滅ぼした経営者の代表としてソニーを取り上げ た手前、プロのリポーターはどういうことを書いているかチェックしようと買った。

一読して私のよみにまちがいがないことを確認。中鉢なる人物の私生活はちょっと知っていたが、どのような技術的バックグランドを持っていたのかわからな かった。この本では磁性体の研究者だったという。いわゆる最終製品の開発者ではなかったわけだ。多量生産技術には向くかもしれないが消費者がとびつくよう な商品開発に情熱を傾けるようなタイプではなかったわけだ。このような人間を社長に登用した井出は自分の会社が何をしているのかとうい理解がなかった不適 格経営者だったことがわかる。


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