二一会平成26年度第1回研究会

茶道と禅宗

飯島正

2014年4月11日

アジア大名誉教授室

 

第1回はスケジュールが重なって欠席。

中国ではすでに漢代(前3世紀ー後3世紀)の頃から飲茶され、それが唐代(奈良時代)になると両都()だけでなく、地方でも家毎の飲物となった。

●茶は照葉樹林帯の樹木である。

西日本から朝鮮半島、中国の一部、ネパール、インド(アッサム)までは照葉樹林帯である。

●照葉樹林

茶、カシ、クスノキ、ツバキ、サザンカ、モチノキなどの常緑広葉樹林

●茶の木

ツバキ科、チャノキ属、チャノキ(Camellia Sinensis)

●茶の種類(製法の違いのみ)

発酵茶ー紅茶は強発酵、ウーロン茶は半発酵、プーアール茶(緑茶の米麹を加えて発酵)は半発酵

              煎茶、玉露、番茶、ホージ茶(焙じ番茶)
不発酵茶ー蒸・緑茶
              碾茶ー抹茶とはこの碾茶を石臼で挽いて粉末状にしたものー濃茶(30-80年)・薄茶(3-15年)

●陸羽(733-803年頃)

中国・唐代の文筆家。茶の知識をまとめた『茶経』3巻などを著述した。

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June 14 , 2014


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