資生堂鎌倉工場

リサイクル・リユース

2004年7月27日、一歩前の会は資生堂の鎌倉工場を見学した。鎌倉の住人でありながら資生堂の主力工場の一つが鎌倉にあることは知らなかった。目的は製造ラインの見学とリサイクルの現状を学ぶためであった。

塩ビ系のブラスチック使用はやめたとのこと。工場付帯食堂の生ごみは堆肥化し、従業員に配布し、工場内緑地の肥料としている。

容器のリサイクルは一部販売店経由で取り組んでいるが、集めたビンはカレットにして素材としてリサイクルするところまでで、容器のリユースまでには至っていないという。リユースに至るには消費者の意識改革も必要で、一歩前の会の主要メンバーで市のごみ処理設備建設反対運動に困り抜いている秦野市議会副議長の風間女史などは空ビンを持って販売店に出かけ 、そこで充填してくれる昔なつかしいシステムがほしいと言っておられた。

主婦の西岡女史はごみ焼き場の周辺では喘息患者が多いとの見解を持っておられるようである。グリーンウッド氏は喘息患者とごみ焼却場と直接の因果関係を証明する データなり説を見たことはないが、一般の主婦がそう思っている以上、焼却場建設反対は避けられないだろう。とすれば一般消費者である主婦としても分別回収とリユースにもっと積極的に取り組む覚悟が必要だろう。

August 5, 2004


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