不良債権処理に利用されたか

鎌倉市議会は2003年10月2日、広町緑地38haを112億円で取得する議案を可決した。市民団体が査定した74億円より高いので倒産した山一や管財人の管理下にある旧ハザマとの交渉に甘さがあったのではないかとの疑惑もでている。しかし地元では緑地が保全されるなら黙認しようとの風潮がつよい。交渉事はほしいと思ったほうが負けというところがあるのでやむをえないところがある。地上げが完璧でなく、遺跡があり、赤道という市道がある土地を宅地開発することは殆ど不可能である。そこで市民運動を裏からあおり、市に高く売り抜けた戦略が倒産したデベロッパーにあったかもしれぬという説もある。いずれにせよ倒産会社に貸し込んだ三菱信託銀行が鎌倉市民の血税で助けられたいうのは真相だろう。

November 24, 2003


トップページへ