〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「WinOrbit v3.5」簡易日本語説明書 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ・ はじめに新しいディレクトリを作ってこの「winorb35.zip」を解凍する ・ 解凍ができたらExplorerでそのディレクトリに入る ・ 「winorbit.exe」をクリックするとプログラムが立ち上がる    (このファイルを右クリックしてショットカットをデスクトップに作る) ・ 画面が3つのWindowに分かれて表示がされる。まず行うことは ・ メインWindowから    「Setup」-「Obserber/QTH」をクリックして「QTH Information」を開く    「Callsign」と「Location/QTH」に「Wakayama,Japan」などと入れる    緯度・経度など必要な事項を記入する    間違いがなければ「OK」で終了する    メインWindow画面の下にCallsignとQTHが表示されたことを確認する    「Setup」-「Time Zone」をクリックする    「Leads UTC」に印を付けて「09:00」と入力する ・ これで基本的な設定は終わる ・ 立ち上げに「Attitude information for AO-10 outdated!」と表示が    出るときは、\database\ao-10.attというファイルを編集して    「Alon」から「Expiration」までをコメント行(行頭に「;」をつける)    にする ・ 初期設定と一番よく使う衛星の選定ができたらこの情報をセーブする    メインWindowの「File」-「Save Setting」で登録ができる    これで次回起動のときはこの情報が表示する ・ 地図Window    表示衛星の変更は、「Satellite」をクリックして衛星を選択    地図の下面に次のAOS(地平線から衛星が上る時間)が表示する    衛星がAOSになると上記の部分が赤地に変わる    この欄に衛星の方位・仰角・位置などが表示する    「Functions」で次のパス、軌道情報、現時点のDX情報など表示できる     「Clear Display」で地図が新しく書き換える     「Show View from Satellite」で衛星から見た地図を表示する    「Options」でいろいろな設定の変更ができる     「Secondary Satellite」をチェックすると複数の衛星が設定できる     (注)変更しても次の計算時まで新しい表示がされないことあり    「Info」で衛星のデータベースを表示する ・ テーブルWindow    ここに選択した衛星の詳細情報が掲示する    衛星を変更は衛星名の位置でマウスをクリックし「Replace」する    ここに記載した情報は計算時ごとに変化する    情報の追加表示ができる    地図Windowとは別に動作する ・ メインWindow    「UTC Date and Time」は計算時を世界標準時間で表す    「Res」の数字は計算・表示の秒時間を表す     楕円軌道では100程度、低軌道では30程度が適当    「Tracking Server」はネットワークとしての使用に有効で     単独で使う場合はどの衛星の指定でもよい    「Calc」-「Simulation」で今後の軌道の航跡が表示する    「Calc」-「Manual」で前および後ろに衛星を動かせる    「Calc」-「Real Time」で現在位置が表示する    「Calc」-「Show Visible Sats」で通過中の全衛星を表示する    「Windows」-「New Map」で新しい軌道地図を表示する    「Windows」-「Cascode」で軌道地図が4分の1に縮小表示する    「Windows」-「Tile」で2画面地図が上下が半分に縮小表示する    「Windows」-「Stack」で軌道地図が標準表示する ・ エレメント(軌道要素)はAMSATのWebから取得する    http://www.amsat.org/amsat/keps/menu.html ・ エレメントの更新は    新しいエレメントファイルをkpsディレクトリに入れる     NASAデータだと拡張子を「.2li」または「.tle」とし     AMSATデータだと[.kep」と変更する    地図ウインドウの「Satellite」-「Edit」で「Satellite Infomation」     を開き,「Edit」をクリックする    ここから「Database」-「Update」をクリックすることで更新できる ・ ミールのような低軌道衛星は数日ごとにエレメント更新する必要がある                          作成:JA3CF 岩崎好宏                           (更新:1999.02.17)