2.天然記念物の採集について

こちらもインターネットで調べてみました。

要約すると以下のようになると思います。

(1)天然記念物とは?
文化財保護法に基づいて文部大臣によって指定されたもの。
学術調査目的であったとしても,採集を行うには許可が必要。

(2)天然記念物採集許可申請は?
申請書の提出先は地元教育委員会の窓口
採集許可の判断は国(文化庁)
参考ぺージ
天然記念物の採集許可申請
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsps/topic/tennen.htm

(3)許可申請に必要なものは?
特別史跡名勝天然記念物又は史跡名勝天然記念物の管理に関する届出書等に関する規則s.26.3.8
で定められ、調査の目的,方法,採集個体数,採集後の標本の取り扱いなどが審査のポイントとなる。
調査終了後は終了報告が必要。学術調査の場合は,論文提出。情報は文化庁だけでなく,地元にも記録,保存されてる。

(4)国立公園の採集許可等との関係
 種の保存法による採集許可,あるいは自然公園法の採集許可が天然記念物の採集許可とは別に必要。
環境庁文化庁、国有林の場合には林野庁)の許可手続きを並行して進める必要がある。
 

各々行政がバラバラで、それぞれに許可を得なければならず、単なる一個人の愛好家では無理な気がします。
何らかの団体を作って、組織的に動いた方が良い気がします。


3.天然記念物無許可採集の罰則
天然記念物に指定されているものはすべて採集禁止であり、もし違反した者は文化財保護法違反で処罰。

罰則は、5年以下の懲役かまたは20万円以下の罰金。


4.各省庁の調整は誰がするの?
環境庁 文化庁 林野庁などの各省庁のコンセンサスを得るのは殆ど無理です。
その調整役となるKey personが不在だと思うのです。
一人だと我が儘ですが、一万人だと世論になります。
やはり、なんらかの団体を作るのが良い気がします。
もしくは、凄いお金持ちが、生息する場所の土地を買い占めるってのが一番の保護かな。



 

5.ヤンバルテナガコガネの飼育技法の開発

ヤンバルテナガコガネはスダジイの木のウロに住み、その中の腐食した木を食べ成長するという事から、大きなスダジイの木の保全保護
が必要です。しかし、トキではありませんが、生息出来る環境は減ることがあっても増えることはありません。近縁と思われる、タイワンテナガコガネ、
ゲストロイテナガコガネ、ヤンソニテナガコガネなどの研究により、違う餌により人工的に増殖させることは可能だと思います。テナガコガネの仲間は
卵から成虫まで非常に長い時間(4年とか)がかかります。テナガコガネは蛹化するのに繭を作ります。その際にウロの壁面が重要のようです。
朽木マットだけの人工飼育下では繭が作れず、マット表面で蛹化・羽化し羽化不全で死んでしまうようです。


6.最後に

私は許可申請して採集し、飼育技法の開発をしてみたいとは思いますが、個人では無理そうなので今のところ諦めます。

沖縄県がスダジイの木以外で養殖に成功し沖縄土産品としてヤンバルテナガコガネが売り出される日を夢見ています。

売れたヤンバルテナガコガネのお金で土地を買い、スダジイを育てるってのはいいアイディアだと思いません?

地域振興と自然保護の合体だぁ〜。
 


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