イワナ飼育日記 2011年版


2011年1月30日、イワナの発眼卵約400粒が届きました。
通常12月中には入手できると考えていましたが、暖冬のため水温が下がらず、今年も親魚の産卵が遅れて
しまうことに・・・・孵化場の話しでは産卵を諦めるように銀化してしまう親魚も多くいたとのこと。昨今
の異常気象の影響からか飼育の計画や予測が難しくなってきているようです。

そのような中、改めてイワナの成長観察を通じてフライフィッシングのこと、それを趣味として持続が可能
な環境として考える一助になろうかと思い水槽による孵化成長観察をおこうなうことにしました。

入手した卵は採卵日11月20日と同22日の混合でここまでの積算温度はそれぞれ338℃、316℃。重さは
0.0679gで例年より一回り小粒な印象がありました。

採卵  2011        11月20日
          11月22日
2011
1月30日現在    積算温度338℃ 316℃   


1月30日

1月30日  積算温度338℃  水温0℃
1月31日      338.5     0.5
2月01日      339.0    1.5
2月02 日      341.5    2.5
2月03 日      343.5    2.0
2月07 日      355.5    3.0
2月08 日      357.5    2.0
2月10 日      361.5    2.0
2月11 日      365.0    3.5
2月12 日      368.0    3.0
2月14 日      374.0    3.0
2月15 日      379.0    5.0
2月17 日      387.0    4.0 孵化始まり
2月19 日      397.0    5.0 20匹

2月19日

2月17日、積算温度386℃。孵化が始まったようで
 水面に泡がつき始めた。  ここまで死卵6個。
同、19日。孵化個体が多くなる。WVBではボックス外
 に出てしまう仔魚が多い。これは、ヨークサックが小
 さい(印象)ためスリットからこぼれてしまうせいか?



 

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