うつ病は決して珍しい病気ではない!!

 うつ病は、ゆううつ感や無気力な状態が続き、日常生活に支障をきたす病気で、自殺念慮・企図を持つ人もあります。
気分が落ち込むなどの「こころの不調」だけでなく、だるさ、不眠、食欲低下、頭痛などの「体の不調」もみられます。
うつ病ははだれでもなる可能性があり、決して珍しい病気ではなく、厚生労働省の発表では日本人での有病率は6.5%と
いわれています。男性に比べ女性の有病率は高値です(女性8.3%、男性4.2%)。

あなたはうつ病? 次のような症状に注意しましょう。
A:こころの症状  11ヶ月以上毎日、ゆううつな気分または沈んだ気持ちがありますか
             2:1ヶ月以上毎日、何事にも興味がわかない、いつも楽しめていたことが楽しめない。

 
 (1)や(2)のようなことありませんか
気分の落ち込み
   気分が落ち込み、ゆううつなきぶんになる。悲しい気持ち。なんの希望ももてなくなる。
意欲の低下
   これまで好きだったことへの興味や喜びがなくなる。 気力が低下。何事をするのもおっくうになる。
   ひとづきあいがいやになる。仕事をしたくなくなる。
   新聞やテレビを見なくなる。
   みだしなみに関心を払わなくなる。
あせり・罪悪感 
   イライラする。根拠もなく自分を責める。過去の小さなことを思い出しては悩み。
思考力の低下
   集中力がなくなり、能率の低下。物事の判断ができなくなる。
B:からだの症状
睡眠
   眠れない。眠りがあさく、朝早く目が覚める。朝のゆううつな気分。頭痛や肩こり。
食欲
   食欲がなくなる。何を食べてもおいしいと思えない、砂をかんでいるようだ。
   体重の低下ときに増加。胃のもたれなど。
その他
   微熱。めまい。息切れ。ひや汗。からだのだるさ。便秘・下痢。疲れやすい など。
   生理不順。性欲の低下。

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