乙訓地区での胃がん検診: 昭和58年(1983年)より実施されています。平成11年(1999年)までにこの胃がん検診で102名の胃がん患者さんが見つかりました。1年に平均6名見つかっていることになります。 検診によって発見された胃がんの102名中、42名が早期の胃がんでした。食生活の改善などの一次予防 が大切ですが、早期発見、早期治療が現在ではなお、最も大切です。最近、胃がん検診の受診者が減少していますが、1年に一度は検診を受けましょう。 |
一次検診: 乙訓地区の各自治体毎に毎年,日程がきめられ,決められた会場で実施されます。 あらかじめ,自治体に申し込み,ご自分の受診される日時を決めます。 当日は注意書を守って受診してください。申し込みの手続きなどについては、自治体の広報をよくごらんになってください。 京都がん協会の集団検診車でがん協会の技師によってレントゲン撮影が実施されます。 その結果さらに,精密検査が必要とされた人には後日,自治体より連絡があります。 精密検査の方法としてはバリウムによるレントゲン検査と内視鏡による検査があります 一次検診の集団検診は異常と思える所見があるか,ないかを見ることを一番の目的としていますので,精密検査を必要と通知された人は必ず精密検査を受けましょう。 乙訓地区の精密検査は内視鏡検査のみが、精密検査の一つとして、選択されています。 残念ではありますが、乙訓地区の内視鏡の診断能力は医療機関により格段の違いがありますので、どこで精検をしたら良いかとお困りの方には小院より紹介させていただきます。 |
平成27年度の胃がん〈一次)検診:
平成15年度より自己負担金として 400円 必要となりました。
自己負担金の免除される人は ココ を。
向日市: | 詳細はこちらで |
時間:午前8時〜11時15分 1時15分〜2時15分 肺がん検診:9月19日(金)、9月22日(月) 9月24日(水)〜25日(木) 10月1日(水)〜2日(木) |
日 時
会 場
7月 14日(月) 24日(木) 保健センタ− 10月 27日(月)〜31日(金) 保健センタ− 11月 4日(火) 6日(木) 17日(月) 18日(火) 保健センタ−
長岡京市: | 詳細はこちらで |
時間:午前9時〜11時45分(午前の場合) 申込期間:7月1日(水)〜7月24日(金) |
日 時
会 場
9月 29日(火)〜30日(水) 保健センタ−
午前9時〜11時45分10月 1日(木)〜2日(木)、13日(火)〜14日(水) 保健センタ−
午前9時〜11時45分
11月 11日(水)〜13日(金)
16日(月)〜17日(火)保健センタ−
午前9時〜11時45分
大山崎町: | 詳細はこちらで |
時間:8時45分〜11時 申し込み:保健センタ−。電話・来所により事前に申込(広報4月号を見てください)。 詳細については町役場にお問い合わせください。 肺癌・結核の検診:7月23日〜25日 結核:検診日当日65歳以上の町民 肺癌:検診日当日40歳以上の町民 検診車による胸部レントゲン撮影 必要者に喀痰検査 |
日 時
会 場
10月 23日(木) 24日(金)
保健センタ− 11月 28日(金) 29日(土) 保健センタ−
当する方は自己負担金が免除されます。 |
次に該当する方は自己負担金が免除されます。 1:満70歳以上の方 2:満65歳〜満69歳で 後期高齢者医療被保険者証 を 提示した方 3:生活保護世帯の方 (カ−ドNo. ) 4:市町民税非課税世帯の方(カ−ドNo. )
胃がんについて: 減少傾向にあるとはいえ,胃がんは日本人の死亡率の第ニ位です。 胃がんは,胃壁の一番裏側の粘膜層にある胃液を分泌する腺細胞から発生します。その後,がんは主に胃壁の深部, 外側方向へと広がり,粘膜下層から筋肉層さらに,漿膜(腹膜)へと進んでいきます。 早期胃がんとは,がんが、まだ粘膜層,粘膜下層にとどまっている状態をいい,一般に治りがよい時期のがんです。 医療機関の外来で胃がんと診断された人よりも,胃がん検診で発見された人のほうが,手術後の生存率が高く,これは 検診で発見される胃がんには早期がんが、外来で発見される胃がんに較べ、早期胃がんが多いことによります。 |
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