お話 10  佐倉市の財政状況 について 



 佐倉市財政の現状
 佐倉市民オンブズマン連絡会は10月に佐倉市財政学習会(2回目)を開催し、主な問題点などを把握しました。
@佐倉市の人口推移は、409人増/年と少なく、現在17.6万人だが、総合計画のH22年度21万人はとても無理。H14は65歳以上が14.5%(14%以上が高齢化社会)となった。
A市債残高は、約400億円あり(償還は年50億円)、その他に水道と一部組合にもあり、合計すると500億円の借金。
400億円の内、臨時財政対策債、減税補てん債は100億円。
BH16年度は、財政調整基金が15億円と基金が減少、庁舎建設基金(50億円)取崩しか?施設修繕費、福祉費、公債費がかさむ。市独自政策は10億円程度。税収が伸びずH16は370億円位の予算か。
CH14年度の経常収支比率(一般財源の義務経費比率=80%以上が警戒水準)は92.8%で、県内32市中ワースト2位。
D一般財源の経費節減は、人件費を削減せざるを得ない状態。税の徴収率は89%と滞納が増加。財政は破綻寸前。