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藤崎良次・12月議会の一般質問(12月9日質問)
1999年12月の議会一般質問(12月9日質問)
議席3番、佐倉市民オンブズマンの藤崎良次です。私は情報公開を進める事に力を入れています。今後、議会の場におきましても情報公開を一層進める事に力を注ぎます。この質問時間は、1人1時間で、質問回数は4回とかぎられています。もっと、長時間行いたい気持ちですが、一般質問をさせていただきます。
第1、市長の政治姿勢
1、収賄事件へのその後の取組みについて
去る、11月24日に千葉地裁は佐倉市の収賄事件について、元水道事業管理者と元建築課職員に対し有罪判決を出しました。私は、この判決を実際に傍聴致しました。執行猶予付の判決でしたが検察の求刑通りの判決です。裁判長は被告に対し、「海外旅行を要求して多数回旅行し、その小遣いも要求していた。継続的、連続的にこれを受け取っており、公務員の自覚に欠け、無駄な工事もさせて住民の納税意識を減退させた。そして、入札の機能も失わせた。佐倉市の悪質な収賄事件は住民に衝撃を与えた。被告は業者に対して有利な立場にある事を利用し、業者に便宜を図った見返りに、現金、旅行代金、自宅の改修費などを受取った」と述べた。又、裁判の中で被告は「佐倉市の中にそのような環境があったために、収賄事件につながった」と述べたと聞いているが、これに対してどのように考えているか?
又、佐倉市は家具の指名業者が佐倉市職員に接待を繰り返していたために指名を取消したとの事であるが、業者は誰を接待していたのか?
(市回答)厳粛に受け止め、改めてゆく。この様な土壌を無くしてゆく。家具業者の接待は、被告との間にあった。
(再質問):収賄事件の発生するところには、市民参加(住民参加)が少ないのではないか?市民参加と贈収賄事件の関連性をどう考えるか?
(市回答)市職員の意識が大切であると考えている。
佐倉市民オンブズマン連絡会と市民は入札制度改善の陳情を434名で行ない、昨年12月議会において採択された。その内容は、予定価格の事前公表、最低制限価格の撤廃、中小企業対策です。入札制度改善に対する佐倉市の取組みについて質問します。
(市回答)入札制度の改善で収賄事件を無くすことにつながる、しかし制度には限界があり職員の意識が大切である。
2)予定価格の事前公開はいつどのように行なうのか?(市回答)12月より実施する。
3)最低制限価格制度撤廃はどのように行なうのか?(市回答)12月より実施する。
(再質問):各種の入札については関係業者へ連絡をするとの事だが、市民への告示や入札の公開(傍聴)はどうするのか?
(市回答)傍聴については研究してゆく。
金額入りの積算書を公開すべきである。国、県ともその単価の公開に対して支障はないとの事である。
(市回答)今は考えていないが、今後検討してゆく。
又、入札用設計図書の責任所在を明確にすべきである。南図書館(根郷図書館)の特記仕様書には仕様書作成者の捺印欄がくうはくで日付も無く、とても正式な書類として使えるものではなかった。監査委員の住民監査請求に対する監査でもこれに対する指摘が無く残念であった。
(市回答)入札制度検討委員会で検討してゆく。
中小企業対策についてはどのように行ったのか?発注を細かく分けるなどの手を打って、無論競争的な環境の中で、発注範囲を広げたらどうでしょうか?
(市回答)可能な限り進めてゆく。
(市回答)今回の提案では無い。
(市回答)@平成7年・根郷中用地(30,886平方米)22.8億円 A平成9年・防災センター用地(1,960平方米)20.1億円 B平成9年・市営大蛇住宅用地(43,991平方米)14.2億円 C平成3年・宮小路市営住宅用地(3,671平方米)6.8億円 D平成9年・南(根郷)図書館用地(10,038平方米)6.6億円
(市回答)具体例を聞けが、話し合いたい。
(再質問):財政が厳しいときに30億円もの土地を購入し、更に財政を厳しくしてしまう。例えば、国立佐倉病院の赤字(年間10億円)の一部を援助する事が出来なくなるとか、白銀小学校の建設が出来なくなるなどの事は無いか?白銀小学校については、自治会役員が10月26日に,佐倉市に要望をしている。要望内容は「白銀小学校開設は住民共通の願いである。児童厚生施設も利用して欲しいなど」である。白銀団地の住民の負担により小学校用地が寄贈されている。1200戸で小学校用地を負担するとなると、1戸あたり200万円ぐらいになる。小学校を建設しないなら、住民に土地を返却したらどうか?
(市回答)病院への補助は考えていない。白銀小の用地は事業者からの寄贈なので返却は筋違いと考える。
(再質問):佐倉市の負債(市債等)については、一般会計で420億円、特別会計で25億円、である。しかし、振興協会の負債、一部事務組合の負債、水道事業の負債なども示し、佐倉市全体の負債状況(連結した負債)を知る事を市民は望んでいる。よって、この全体の負債を示して欲しい。
(市回答)後日、作成して示します。
5、夜間保育についての取組み
夜間保育の需要が増しているとかんがえられる。これについての取組みを佐倉市はどのように考えているか?
(市回答)夜10時までの保育についての要望は多くはない。利用者の実状を考慮してゆく。
(市回答)市民参加の理由は、市民には多様な人がいるのでその意見を聞き、自ら活動して頂くのは良いことである。
(市回答)出前講座には、計12回開催して延べ50名の参加があった。
(市回答)市民832名が参加している。年令制限はあるが、定員に不足していれば誰でも加入可能である。
(市回答)市民に協力してもらうのが大切である。12月15日の公報に載せる。
第3、情報公開等について
(市回答)市民と情報を共有する事によって、協力しあう事が出来る。
(再質問)市役所の情報は既に市民と市役所が情報を共有しており、それが原点となって情報を公開する事になる。この考えが大切であり、佐倉市にはこの点の理解が少し不足していると感じる場合がある。
(市回答)情報公開は3年間で3500件に達している。
(市回答)要綱で告示しているものは約50件、していないものは約200件である。
(市回答)告示のリストを市政資料室に備える。
第4、ごみ問題について
(市回答)粗大ゴミの有料化、処理困難物の指定などが行なえる。
(再質問)市内の流通業者にお願いして流通段階での包装の省略など出来ないか。環境審議会で話をしているのか。国の法制化が遅れているので自治体が率先すべきである。
(市回答)収集方法を検討して行きたい。
(市回答)平成10年度決算では、年額で23.1億円である。
(再質問):佐倉市の年間ゴミ処理費用を試算してみた。それによると、佐倉市清掃関係人件費1億円、清掃組合への負担金14億円、ゴミの収集費5億円、その他ゴミ対策費2億円、国からの建設補助金1.5億円、佐倉市の一般管理費2億円、佐倉市指定のゴミ袋代金(800万枚x25円=2億円)2億円、合計27.5億円となる。これは、市民一人当たり1万6000円/年となる。
佐倉市指定のゴミ袋は何度も指摘されているが、容器包装リサイクル法の完全実施後の来年4月からこれを実施したいと言っている。他市町村から引っ越してきた人は、まずゴミ袋に関し、苦情を言います。年間2億円を、あそこのゴミ焼却場で燃やしているわけです。ゴミ袋をもっと安いものに代える事は今日からやってもそれはできるわけです。こういう事では、ゴミ行政に関して必死で取組んでいるという市民からの評価は得られないというふに思います。
(市回答)ビン・カンはコンテナ方式とする…・。