[ULCA概論]−1     (1998/4/6)

水・土・空気はタダではない→安全を希求する工業を動脈産業とする  従来→機能的商品開発を行い、その新機能で消費者は踊らされ、大量生産のつけをリ サイクルでごまかそうとしてきた。これが日本の工業のあり方と誤解 今後、安全や予防を重視し、メーカーの機能的商品化戦略を変更させるには、消費者 自身の消費感覚変更させることが必要。そのための4R運動を社会システムとして導入。

1.Refuse(リフューズ)→いらないものは断る
2.Reduce(リデュース)→買う量、使う量を減らす
3.Reuse(リユース)→再利用する
4.Recycle(リサイクル)→資源化する

 国民一人一人が大量消費、大量廃棄のライフスタイルを、改めることが重要  今、満足感のある生活とは何か→大量消費、大量廃棄システムではない  今こそ、先進国日本の面目をかけて、また、かけがいのない美しい地球を、子孫に渡 す   →豊かな生活を知恵で作る時代  <製造原料・製品>  安全性だけではなく、環境保全・リユースし易い物質の選択 →製造基準の設定を実施するために、原料選択方法・設計手法・製造工程選択・リユ ース手法・廃棄物処理方法など→悪戯に生産・リサイクル時代終焉  リサイクルを前提としたエコマークによる税優遇よりも、高機能性・利便性の商品、 公共事業よりも、短期的にはリユース優先、長期的に長持ちする製品優先、次世代にも 安全な商品を使うという姿勢が必要。  これが先の商品のULCAソフトであり、安全・リユース・省エネ・最適生産・販売 ・廃棄物低減の戦略手法となる。 →廃棄物処理はこれからこの辺を睨みながら進むとすると どうしても企業側に立って、一緒に生産の時から廃棄物処理を考える 必要あり。