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 夜叉ヶ池 ・ 三周ヶ岳(1292m)  福井県今庄町/岐阜県藤橋・坂内村


三周ヶ岳

日時:2002年5月19日 天候:曇り時々雨 参加者:西上・楠神・坂本
昨年の冠山から丁度1年振りの奥美濃の山。登山口から夜叉ヶ池に至るまで、杉や桧の人工林が全く無い落葉広葉樹林の素晴らしさに触れ、あいにくの天候にも関わらず、充実した山行となった。

現地まで: (全走行距離505km)

5月18日(土)


今庄ICから登山口へは道標も要所にあり、迷う事はない。広野ダムまでは2車線の舗装された道だが、ダムの堰堤を渡りると1車線になる。青少年旅行村の手前から地道となるが、路面は良好である。林道の終点が登山口となるが、ここには駐車場と小奇麗なトイレが設置されている。

5月19日(日) 天候:曇り時々雨




登山コ−スとコ−スタイム
5/19 登山口(6:47発)----(20分)----夜叉滝----(5分)----トチノキの巨木----(8分)----池まで1500m標識----(10分)----尾根取付----(30分)----池まで500m標識----(15分)----(8:19着)夜叉ヶ池----(40分)----1230mピーク----(35分)----(9:47着)三周ヶ岳(10:35発)----(65分)----夜叉ヶ池----(70分)----登山口(13:20着)
所要時間:約6時間30分 歩行時間:約5時間





写真の上にカーソルを移動させると、簡単な説明文が表示されます。
新緑が美しい尾根を登る
登山道
雨が降り出した夜叉ヶ池
夜叉ヶ池
県境尾根から見た夜叉ヶ池
夜叉ヶ池
池の南に聳えるアルペン的風貌の夜叉池山
夜叉池山
熊笹の道を三周ヶ岳へ向う
三周ヶ岳
三周ヶ岳の頂上からかすかに伊吹山が
伊吹遠望
カタクリやコブシの花には遅かったがツツジが見頃
ツツジ
トチノキの巨木と新緑の森
トチノキの巨木
夜叉滝
夜叉滝
登山口に戻った時、駐車場は満車
登山口

登山口の鳥居をくぐって岩谷川を渡ると、やや急な登りがあるがこれは短く、すぐに水平に近い緩やかな登りとなる。道は谷から高い位置の左岸に付けられており、夜叉滝も上から見下ろすこととなる。滝を過ぎ一旦谷に下って、右岸に渡りすぐまた左岸に渡ると、間もなくトチノキの巨木に着く。2本の巨木を中心に美しい森が形成されている。トチノキの巨木からは、斜面のややキツイ登りとなり、間もなく尾根に取り付く。2万500分の1の地形図ではさらに北の沢筋を上がり、上部で尾根に合流するように破線があるが、実際には南側の尾根に登山道は付けられており、尾根の登りは池まで200M地点の標識まで続く。

回復すると思っていた天気も、池に着いたと同時に降り出し、雨の中を三周ヶ岳まで行くと思うと、少々気が重くなる。 小休止ののち池の岸沿いに県境尾根に上がり、三周ヶ岳へ向う。かつては藪山三周と言われ、ブッシュを掻き分けての登山だった様だが、今では道もハッキリしており、 短時間で三周まで行けるようになった。最初の小さなピークを過ぎると、岩場があるが右側の巻き道を行く。この頃には雨もあがる。続いてこの縦走路で一番の登りを詰めると、約1230mのピークに着く。ほぼ三周までの中間点で展望も良く、休憩に最適だ。このピークから三周まで2〜3のピークを越すが、この間道は殆ど腰から胸までの高さの熊笹に覆われ、雨があがってもカッパを脱ぐわけにはいかない。

三周ヶ岳に着いた頃はまだ視界も良く、遠くは伊吹から、それに白山とおぼしき山まで360度の展望が得られた。しかしそれもつかの間、再び雨が降り出し、傘を差しての食事となる。頂上滞在中雨は止むことはなく、来た道を引き返す。池に戻った時には多くの登山者が登って来ていた。

その他・見所・宿泊施設
夜叉ヶ池青少年旅行村
南越前町ホームページ


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