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 北ア 奥穂高岳(3190M) ・ 槍ヶ岳(3180M)  


北穂からの槍ヶ岳

日時:1999年7月24日〜29日 参加者:西上・楠神・松岡・坂本
天候:7/25くもり→一時雨→晴れ  7/26晴れ  7/27晴れ→曇り(一時雨)  7/28曇り 

年に一度のアルプス山行、今回は山小屋を利用し、穂高から槍へ縦走。

現地までのアクセス
7/24 法隆寺IC(7:30出発)−−(西名阪・東名阪)−−名古屋IC(9:15)−−(東名・中央道) −−松本IC(11:45)−−沢渡−−安房トンネル−−平湯温泉(14:30着)−− 平湯キャンプ場(泊
法隆寺ICより平湯温泉まで片道約430Km
法隆寺ICから松本ICまで片道約380Km/料金¥7450
所要時間:約7時間
松本市内のスーパーで、食料の買い出しと昼食をした後、平湯温泉へ。

7/25 平湯キャンプ場−−−あかんだな村営駐車場(6:20発)−−− (無料シャトルバス)−−−平湯バスターミナル(6:30発)−−−上高地(7:00着)
7/28 上高地バスターミナル(15:00発)−−−平湯温泉バスターミナル(15:33着)−−−(無料シャトルバス) −−−あかんだな村営駐車場−−−平湯キャンプ場(泊)
7/29 平湯キャンプ場−−−安房峠−−−沢渡−−−以下往路の逆ルート

登山コースとコースタイム
7/25 河童橋(7:40発)----(40分)----明神----(45分)----徳沢----(50分)---- 横尾(昼食)----(60分)----本谷橋----(100分)----涸沢ヒュッテ(14:17着) ----(10分)----涸沢小屋(泊)
所要時間:約7時間 歩行時間:5時間5分
上高地はマイカー規制のため、上高地へ入山するには、平湯バスターミナルから安房峠方面に 1km程の村営駐車場に車を置くのが便利。駐車場からは、無料シャトルバスが上高地行き バスの時間に間に合うように運行されている。尚、駐車料金は1日500円。
20数年ぶりの上高地で、河童橋からの穂高の眺めを楽しみにしていたが、残念なことにガスの為見えず。 天気が回復するのを期待し、今日の目的地の涸沢へ向かう。途中、明神・徳沢で休憩し、横尾では早めの 昼食を摂る。横尾からは、屏風岩を左に見ながら約1時間で本谷橋到着。涸沢ヒュッテが見えるあたりで、 小雨に遭うが、大した事も無く、予定より早く涸沢に着く。涸沢ヒュッテで休憩ののち、キャンプ場を 横切り涸沢小屋へ。夕刻になりガスが晴れ、前穂・奥穂方面が顔を出す

7/26 涸沢小屋(6:30発)----(40分)----ザイテングラード取り付き----(60分)----穂高岳山荘(8:25着)----(35分) ----奥穂高岳----(35分)----穂高岳山荘(昼食)(11:37発)----(10分)----涸沢岳----(2時間45分)---- 北穂高岳(14:40着)・北穂高小屋(泊)
所要時間:8時間10分 歩行時間:5時間45分
天気も回復し、小屋のテラスより朝の景色を楽しむ。朝食後のコーヒタイムの後、いよいよ奥穂に向け出発。 途中、高山植物や涸沢カールを取り巻く穂高の峰々の眺めを楽しみながら、以外と早く穂高岳山荘に着く。 奥穂からは槍ヶ岳はもとより、笠ヶ岳・富士山・南アルプス・後立山・白山・乗鞍等360度の展望を楽しむ。 穂高岳山荘で昼食を摂った後、北穂に向う。涸沢岳の下りは、急な岩場の連続で鎖が何個所にも付けられており、 下りきるまでは、気を抜くことが出来ない。北穂からの縦走者も多く、岩場での待ち合わせも結構有り、北穂まで 短い距離ながら、意外と時間が掛かった。
北穂からは前穂北尾根とキレットの向う聳える槍の姿が特に印象的だ。

徳沢
徳沢
屏風岩
屏風岩
涸沢小屋
涸沢小屋
朝の涸沢
朝の涸沢
朝の奥穂
朝の奥穂
乗鞍方面
乗鞍方面
槍ヶ岳
槍ヶ岳
ジャンダルム
ジャンダルム
前穂北尾根
前穂北尾根
朝の槍
朝の槍
槍ヶ岳
槍ヶ岳
登り
登り
頂上へ
頂上へ
お花畑
お花畑
河童橋
河童橋


7/27 北穂高小屋(6:45発)----(70分)----A沢のコル----(90分)----南岳小屋----(6分) ----南岳----(50分)----中岳取り付き(昼食)----(15分)----中岳----(35分)---- 大喰岳----(15分)----飛騨乗越----(13分)----槍ヶ岳山荘(13:28着)---- 槍ヶ岳往復
所要時間:槍ヶ岳山荘まで6時間43分 歩行時間:槍ヶ岳山荘まで4時間44分
北穂からキレットへの下りは、前日の涸沢岳の下りと共に、この縦走コースで一番気を 使う所である。途中、鎖や鉄の杭が打ち込まれてはいるが、A沢のコルまでは、慎重な行動が 要求される。A沢のコルから、続いてナイフリッジ状の稜線を越えると、南岳の登りまで さほど危険な所はない。南岳の登りには2個所梯子が有り、この急な登りを過ぎると、間もなく 南岳小屋に着く。南岳からは、ガスの晴れ間に覗く槍を見ながら、なだらかな稜線を行く。 中岳を越え、大喰岳辺りでガスが濃くなり雨が降り出す。槍ヶ岳山荘では雨にはなっておらず、 槍の頂上を往復することにする。登る時間帯が重なり、登りに時間を取られる。頂上はガスって おり、殆ど展望はなく、降りたくとも次々登って来るので、結局往復に1時間15分程掛かってしまった。

7/28 槍ヶ岳山荘(6:35発)----(40分)----坊主岩屋----(40分)----天狗原分岐----(40分) ----水俣分岐----(50分)----槍沢ロッジ----(70分)----横尾(昼食)----(50分)---- 徳沢----(40分)----明神----(37分)----河童橋(14時24分着)----バスターミナル
所要時間:約8時間 歩行時間:約6時間15分
前日より天候悪く、ガスの中を槍沢へ下る。槍沢から美しい槍の姿が、見れないのが残念だ。 しかし、槍沢にはお花畑が多くあり、さまざまな花を見ることが出来る。
15時乗車予定のバスの時間の関係もあり、休憩もそこそこに、槍沢ロッジから横尾へと下る。 横尾からは来る時とは逆に、徳沢・明神を経て河童橋へ。明神からは観光客も多くなり、河童橋では 平日にも関わらず、観光客でごった返していた。

その他
山小屋料金/一泊二食¥8500
あかんだな村営駐車場/1日500円

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