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金峰山(2599m) 瑞牆山(2230m) 大菩薩嶺(2057m)  山梨県
日時:’04年9月20日〜9月23日 メンバー:西上・楠神・坂本
天候:9/21曇り一時晴れ・9/22晴れのち曇り・9/23曇り

現地までのアクセス
全走行距離:1002km 
9/20(月) 自宅(7:40)−−−JR小泉駅−−−大和郡山−−−近鉄学園前−−−山田川IC(8:40)−−(京奈道)−−城陽IC−−(京滋バイパス)−−巨椋IC(9:01)−−−瀬田東IC(9:14)−−(名神)−−小牧JC(10:30)−−(中央道)−−須玉IC(12:36)−−(買出し・昼食)−−増富−−−瑞牆山荘−−−みずがきやまグリーンロッジ(14:40着)(キャンプ泊)
走行距離:440km 所要時間:約7時間
9/21(火) みずがき山グリーンロッジ−−−登山口駐車場----金峰山----瑞牆山荘(泊)
走行距離:2km
9/22(水) 瑞牆山荘----瑞牆山----登山口(12:13発)−−−金山−−−木賊峠−−−観音峠−−−敷島町−−−甲府(昼食)−−−石和−−−勝沼−−−塩山−−−裂石−−−上日川峠(15:20着)・ロッヂ長兵衛(泊)
走行距離:79km 所要時間:約3時間7分
9/23(木) ロッヂ長兵衛----大菩薩嶺----ロッヂ長兵衛(10:40発)−−−裂石−−−大菩薩の湯(11:50発)−−−−塩山−−−勝沼−−−勝沼IC(12:18)−−(中央道)−−小牧JC−−−瀬田東IC−−−巨椋IC(16:21)−−−城陽IC−−−山田川IC(16:44)−−−近鉄学園前駅−−−大和郡山−−−自宅(18:24着)
走行距離:481km 所要時間:勝沼ICより約6時間6分

瑞牆山と金峰山の登山口には林道を100m程行った所に大きな駐車場(約100台)がある。
また大菩薩には上日川峠に、ロッヂ長兵衛前と公衆トイレ横と砥山方面の林道脇の3箇所がある。
福ちゃん荘へ通じる林道は一般車の通行も可能だが、宿泊者の車しか止められないので、宿泊しない場合は上日川峠に止める。

登山コースとコースタイム
9/21(火) 登山口(6:00発)---(20分)---林道---(20分)---富士見平小屋---(45分)---大日小屋---(25分)---大日岩・小川山分岐---(55分)---森林限界(砂払ノ頭?)---(15分)---金峰山小屋分岐---(30分)---五丈石・金峰山(10:00−11:17)---(30分)---金峰山小屋分岐---(20分)---森林限界(砂払ノ頭?)---(40分)---大日岩・小川山分岐---(25分)---大日小屋---(40分)---富士見小屋---(林道経由55分)---登山口(15:00着)瑞牆山荘(泊)
所要時間:9時間 歩行時間:約7時間

ガスで霞む五丈石
金峰山頂上
ガスが晴れた五丈石
五丈石
頂上より砂払ノ頭方面の岩稜
砂払ノ頭に続く尾根
五丈石と頂上
金峰山
頂上近くから見た瑞牆山
瑞牆山
金峰山小屋分岐から
金峰山
帰りの林道脇から見た瑞牆山
瑞牆山
帰りの林道脇から見た瑞牆山
瑞牆山

  雨が降りそうななか、登山口から美しい森のなかの道を、まずは富士見平小屋へ。約20分で林道に出る。天気が良ければ、瑞牆山がよく見える林道を歩くつもりたったが、この日はそのまま登山道を進む。林道から直ぐに神社への道が分かれているが、神社に立ち寄っても上部で登山道と合流する。
富士見平小屋当たりからガスが出、雨もポツポツ降り出したが、合羽を着る程でもなく、休憩のあと、濡れた森の中を大日小屋へ向かう。大日小屋は登山道から一段下がった谷間にあり、富士見平小屋同様、管理人の居る気配はなかった。この当たりから上空が少し明るくなる。
急な登りを詰めると大日岩の下に出た。かなりおおきな岩山のようだ。大日岩から暫く緩やかな尾根道となるが、依然として樹林の中を行く。傾斜が急になると、森林限界は近い。森林を抜けた所が、砂払ノ頭なのだろうか。ここから頂上まで大小の岩が折り重なった岩稜で、山梨県側が断崖となっている。頂上までの間だ時折薄日が射す程度で、楽しみにしていた周囲の展望は得らず、五丈石も側を通過するまで気付かず、気づいた時は既に頂上の一角に居た。そして五丈石から目と鼻の先の岩が積み重なった小山のてっぺんが金峰山の頂上だった。
五丈石下部の岩陰で昼食摂り、そろそろ下山を始めようとした時、ようやくガスが晴れ、周囲の山も見えるようなり、明日登る瑞牆山も姿を見せ、また砂払ノ頭へ続く尾根も美しい姿を現した。
いっとき展望を楽しんだあと下山にかかる。途中振り返りながら見る金峰山は、青い空に突き出たシンボルの五丈石に、緑のはい松に黄葉が映えとても美しかった。砂払ノ頭?まで来ると後は再び樹林帯の道となる。
大日小屋と富士見平小屋で小休止。富士見平小屋下から瑞牆山の姿を見るため、林道にはいる。林道を3分の2程下った谷側に一段高くなった箇所があり、瑞牆山の格好の展望台となっていて、瑞牆山の迫力ある姿を見ることが出来る。またもう一箇所ここから少し下って道が左に大きくカーブする地点からも見ることができる。
林道から再び登山道に入ると登山口まであと僅かだ。




9/22(水) 登山口(6:35発)---(林道経由35分)---富士見平小屋---(22分)---天鳥川---(70分)---瑞牆山(9:00−9:45)---(60分)---天鳥川---(21分)---富士見平小屋---(林道経由40分)---登山口(11:55着)
所要時間:5時間20分 歩行時間:約4時間10分


瑞牆山(みずがきやまグリーンロッジより)
瑞牆山荘の前が瑞牆山と金峰山の登山口
登山口
林道から見るあさの瑞牆山
朝の瑞牆山
頂上から見る大ヤスリの岩峰
大ヤスリ岩
瑞牆山頂上
瑞牆山頂上
登山口に位置する瑞牆山荘
瑞牆山荘

 明け方は曇っていた空も、出発時には青空となり、今日は林道経由で富士見平小屋へ行くことにする。林道に入り最初の大きなカーブまで来ると、瑞牆山が姿を現した。朝の空気が澄んた中、頂上部分に朝日が当たった瑞牆山は、昨日見たのとはまた違った姿をみせていた。
そのまま林道を進み
富士見平小屋で小休止する。小屋から金峰山への道と分かれて、まずは石がゴロゴロした道を天鳥川へ。天鳥川からいよいよ瑞牆山への登りが始まる。巨岩、巨石の間だを縫ってひたすら上を目指す。頂上直下の急な岩場地帯を抜け、稜線上の鞍部まで来ると、頂上まであと僅か。巨岩が重なった頂上から、本来なら素晴らしい展望のはずだが、ガスのため頂上滞在中、大きく晴れることは無かった。
今日は下山後、大菩薩登山口まで移動するため、あまりゆっくりは出来ない。下り始めた頃、後続のパーティが上がってきた。
下りは当然同じ道を引き返すが、天鳥川まで急な箇所が多く、登りの時間と差ほど違わなかった。
富士見平小屋下から林道を下るが、ガスで頂上付近は見えなかった。

9/23(木) ロッヂ長兵衛(6:40発)---(林道経由20分)---福ちゃん荘---(45分)---雷岩---(8分)---大菩薩嶺(7:53−8:04)---(8分)---雷岩---(18分)---賽ノ河原---(20分)---大菩薩峠・介山荘---(33分)---福ちゃん荘---(林道経由17分)---ロッヂ長兵衛(9:50着)
所要時間:3時間10分 歩行時間:約2時間50分



頂上は木々に覆われ展望はない
大菩薩嶺頂上
大菩薩峠に続く尾根
主稜線
大菩薩峠
大菩薩峠

ロッヂ長兵衛

 大菩薩嶺の山腹には美しい森が広がっていて、福ちゃん荘へもこの森の中を行く。林道と登山道が平行しているが、林道を歩いても車は殆ど通らない。
福ちゃん荘から唐松尾根コースを採る。途中振り返ると、雲間に富士山を見ることができたが、この日はこの一度だけだった。
雷岩から左に樹林の道を10分程で、大菩薩嶺頂上に着くが、頂上も樹林の中にあり、展望はきかない。今日は下山後奈良まで帰るので、休憩もそこそこに大菩薩峠向かう。雷岩から大菩薩峠まで見通しの良い尾根となるが、期待していた富士山の眺は、得ることは出来なかった。
峠には山小屋介山荘が有り、大菩薩峠の表示板の所で2度目の小休止をとる。峠では新たに建物が1棟建築中で、驚いたことに軽トラック(4駆)がここまで上がって来ていた。
峠からは再び美しい森の中の道を行く。先ほど見た軽4駆が通れる程の道だ。福ちゃん荘ではタクシーで来たのか、多くの登山者が登山に向かうところだった。
上日川峠まで戻り、ロッヂ長兵衛前の一段高くなったキャンプ指定地で軽く食事をした後、帰路についた。

その他・見所・宿泊施設
今回利用した2カ所の宿は北アルプスにあるような山小屋ではなく、ペンション風の清潔で感じの良い宿。
特にロッヂ長兵衛では、食事までの間一階ホールのテーブルでビールを飲んでいると、宿のご主人が地元で採れたキノコ料理をはじめ、出来たばかりの料理を次々テーブルへ、おかげでアルコールもすすみ楽しく宿の夜を過ごすことが出来た。


瑞牆山荘
 0551-45-0521
  1泊2食:¥8400 風呂有り
ロッヂ長兵衛  0553-33-4641(090-3149-0964)
  1泊2食:¥7350 風呂有り
北杜市ホームページ
  瑞牆山紹介
甲州市ホームページ
  大菩薩嶺

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