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 台高 馬ノ鞍峰・山ノ神の頭   奈良県川上村 ・ 三重県大台町

登山口〜馬ノ鞍峰
 かくし平までは明瞭な登山道があり、それから先は道はあるものの、小さな谷が入り組んだ複雑な地形で、目印のテープが無ければ迷いそうな箇所も有り。尾根まで上がれば、頂上まで迷うことはないが、下りに一ヶ所迷い込みそうな尾根があった。
馬ノ鞍峰〜山ノ神の頭
 大小のピークが幾つもあり、それぞれ尾根が派生しており、目印のテープも少ないので コース確認は要注意。また約1100mのピークから地池越にかけて尾根は広く、踏跡も不鮮明で踏み固められた明瞭な道など全くないので、ガスが出れば迷いそうだ。
山ノ神の頭〜登山口
 間違いやすい枝尾根が数箇所あり、下りに使う場合は要注意。773mピークから下部の登山道は全て落葉に隠れおり、薄暗くなると見失う可能性大。

現在、山ノ神の頭からの下山路は”吉野川源流-水源地の森”の中にあり、林道終点から三之公川へ下るのは禁止されている。

B三之公〜馬ノ鞍峰〜三之公
日時 : 2020.5.8日(金) 天候 : 晴れ→曇り時々晴れ メンバー :単独
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ  
 コロナ禍で登山も自粛が叫ばれるようになり・・・、このため遠出は避け、近場で人も少なく、危険性も低いと思われる山に、体力維持も兼ね何度か出かけていた。
ところが連休後も緊急事態宣言は継続となり、外出の自粛も引き続き求められている。
とは言え、山は新緑が美しい季節となり、大峰や台高ではアケボノツツジ等ツツジ系の花が咲く季節に入った。

今回は決して近場ではない人里離れた台高の山、おそらく人に出会うことは無いだろう。
また頂上まで危険な箇所は無い筈だが、何せこの時期だけに、気を引き締め登山口の階段を上る。

現地まで
自宅6:00−−−桜井−−−吉野町−−(R169)−−川上村・入之波−−−7:48三之公
走行距離:約68.2km 所要時間:1時間48分
R169から大迫ダムの堰堤上を渡り、県道224号線を入之波を通過し、筏場に向け走る。筏場の手前の北股川出合で橋を渡ると、約2kmで三之公への分岐(逆V字型で鋭角に曲がる)がある。登山口は分岐から4km弱の林道終点にあり、10台位は可能。
トイレは大迫ダムと登山口手前300mに有り

登山コースとコースタイム
登山口8:01---(39)---8:40明神滝分岐(滝往復8分)8:53---(48)---9:41かくし平9:46---(29)---10:15尾根合流---(55)---11:10馬ノ鞍峰11:51---(46)---12:37尾根外れ---(38)---13:01かくし平13:09---(71)---14:20登山口
所要時間:約6時間20分 歩行時間:約5時間26分 歩行距離:約10.7km
累積標高差:+974m/-939m 山で出会った人:0人

7:59
登山口
8:27
整備された登山道
8:50
明神滝
9:02
新緑の登山道
9:24
新緑の山
9:26
急斜面のトラーバースを振り返る、ロープ有るが、要注意
9:43
かくし平
10:17
尾根に合流
10:23
根が浮出た尾根
10:28
新緑の森
10:37
アケボノツツジ
10:38
アケボノツツジ
10:40
アケボノツツジ
10:40
アケボノツツジ
10:45
アケボノツツジ
後方は三津河落山
11:09
アケボノツツジ
11:10
頂上手前
11:15
馬ノ鞍峰頂上
11:42
台高の山並み
11:50
池木屋山
11:54
アケボノツツジ
12:08
シャクナゲ
12:18
白髭岳
12:20
シャクナゲ
12:21
アケボノツツジ
12:26
アケボノツツジ
12:26
アケボノツツジ


A三之公〜馬ノ鞍峰〜P1166〜馬ノ鞍峰〜三之公
日時 : 2013.5.8日(水) 天候 : 晴れ メンバー :Tサン・Fサン
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ   使用方法 
台高山系でも、「そろそろアケボノツツジが咲き始めたのでは・・・」との思いで、比較的標高の低い馬ノ鞍峰に出かけた。
前回から3年経ち、その間台風の襲来もあって、登山道の痛みが少々気がかりだった。丸太で架けられた桟道や小さな谷に架けられた短い橋は、新しく架け替えられた処も多く有ったが、斜面が崩れ”ザレた”箇所も数箇所あった。
目的のアケボノツツジは、1073mポイントを過ぎてから現われたが、咲いていても花の数が少なく、期待外れかと思ったが、頂上に近づくにつれ花の数も多くなる。艶っぽいピンクの花は、何とも云えぬ美しさがあり見飽きることは無い。馬ノ鞍峰のアケボノツツジは初めてだが、全体的には花芽(蕾)は少ないように感じた。

今日は山中では我々以外の登山者には会わなかったが、我々が登山口に着いて間もなく、4人グループの方々が到着された。この方々は車2台で、北股林道から弥次平峰に上り、馬ノ鞍峰まで縦走されたとのこと。コースタイムは約7時間と聞き、足の速さに驚く。

現地まで
自宅(5:30)−−−高取−−−吉野町−−(R169)−−川上村・入之波−−−三之公(7:20着)
走行距離:約72km 所要時間:1時間50分
R169から大迫ダムの堰堤上を渡り、県道224号線を入之波を通過し、筏場に向け走る。筏場の手前の北股川出合で橋を渡ると、約2kmで三之公への分岐(逆V字型で鋭角に曲がる)がある。登山口は分岐から4km弱の林道終点にあり、10台位は可能。

登山コースとコースタイム
登山口7:44---(33)---8:17明神滝分岐---(42)---9:07かくし平---(30)---9:50尾根出会---(45)---10:56馬ノ鞍峰11:11---(50)---12:05「P1166」12:55---(45)---13:42馬ノ鞍峰14:00---(30)---14:36尾根外れ---(18)---14:54かくし平---(52)---16:12登山口
所要時間:約8時間30分 歩行時間:約5時間45分 歩行距離:約10.9km
累積標高差:+1126m/-1180m

7:43
登山口
8:03
登山道
新たに整備された橋
9:07
かくし平は植林の中
9:50
尾根出合
9:51
尾根出合付近
10:23
アケボノツツジ
10:29
アケボノツツジ
10:53
ミツバツツジ
10:56
頂上
11:14
アケボノツツジ
11:19
白鬚岳
11:19
馬ノ鞍峰北側の台高縦走路
11:28
大峰・大普賢岳
11:41
P1166手前の縦走路
13:04
こんな処も
巻き道あり
13:45
台高・赤倉方面
左手前は弥次平峰
馬ノ鞍峰の南から
14:23
アケボノツツジ

@三之公〜馬ノ鞍峰〜山ノ神の頭〜三之公
日時 :2010年5月2日(日) 天候 : 晴れ メンバー :単独(馬ノ鞍からIサンと2人)
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ  使用方法 
昨年、三之公林道が通行止のため断念した馬ノ鞍峰に再挑戦することに。出発時は馬ノ鞍峰の往復を考えていたが、頂上で知り会った方に誘われ急遽山ノ神まで足を延ばすことになった。

現地まで
自宅(5:25発)−−−桜井市−−−吉野町−−(R169)−−川上村・入之波−−−三之公(7:10着)
走行距離:約70km 所要時間:1時間45分

登山コースとコースタイム
登山口(7:30)---(30分)---明神滝分岐---(45分)---かくし平---(30分)---尾根出会---(40分)---10:27馬ノ鞍峰11:35---(80分)---地池越---(45分)---13:50山ノ神の頭14:05---(25分)---キノコ股谷分岐---(75分)---登山口(15:50
所要時間:8時間20分 歩行時間:約6時間

登山口
私が着いた時には既に5台停車。
かくし平
杉木立の中にひっそりと。
尾根合流点
馬ノ鞍手前の尾根 白鬚岳
アケボノツツジには早かったが、ミツバツツジは丁度見頃
三津河落山(頂上より)
尾根に出る手前から気になっていたが、帰宅後カシミール3Dで確認したら三津河落山でした。
馬ノ鞍峰頂上 山ノ神の頭頂上 石楠花
頂上ではまだ蕾だったが、773mピークちかくでは咲き始めていた。
山ノ神に続く尾根
今しがた下ってきた尾根、新緑が眩しい。

登山口の階段を上がれば、明神谷右岸の緩やかな道がしばらく続く。歩き始めて10数分のところで明神滝への標識があったが、そのまま直進する。更に10数分歩くと再び明神滝の標識が現れる。滝は帰りに寄ることにし先へ進む。滝分岐から暫く行くと、テント泊と思われる大きなザックの単独の男性に追いつく。奈良は橿原市在住の方で今日は霧ノ平で幕営し、明日は池小屋方面に水場等の確認に行かれるとのことで、かくし平まで同行する。
かくし平で軽く腹ごしらえし、先に立たれた男性の後を追う。尾根には日帰り装備の身軽な私が先着するが、程なく橿原の方も着き、お互い好きな山のことで話で弾み、名前・連絡先を交換する。
私が頂上に着いた時には誰もいなかったが、暫くして橿原のOさんが、続いて単独の男性と単独の女性が上がって来た。男性は休憩もせずに山ノ神の頭方面に向かった。単独の女性(I さん)はOさんと同じ橿原の方で、毎週何処かの山に登っておられるとのことで、相当な健脚の持主のようだ。その後も夫婦と思われる二人連れと、男性の二人組が上がって来た。
今回は馬ノ鞍峰峰往復の予定だったが、思いがけず橿原のI さんに山の神までの縦走に誘われる。大峰の縦走路とは違いはっきりとした道もなく、また山の神から下りに使う尾根も初めてであり一瞬躊躇するが、天気もよく時間も多少余裕があり、またGPSに緯度経度を記入した地形図も持参しており、現在地点を見失うことは無いだろうと判断し、同行することにした。
縦走路はこの項の冒頭にも書いたように、迷いやすい枝尾根があると思えば、広い尾根(斜面)もあってコース取りには神経を使う。終始晴れていたからこそ日の高いうちに下山できたが、もしガスが出ていればこうはいかず、もっと時間がかかったか、場合によっては引き返していたかも知れない。
下りに使った尾根も2〜3迷いそうな箇所があり、実際キノコ谷分岐付近で枝尾根に入りかけた。またコース終盤の東屋に下るつづら折れの道は全て乾いた落ち葉に覆われていて、明るいからこそ見分けがついたが、日が落ちるとヘッドランプがあっても見分けるのは難しいのではと思われた。

ともあれ好条件にも恵まれ、また緊張感もあって久々中身の濃い山行だった。
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