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 鬼が城山系  高月山(1288.8m)・三本杭(1225.7m) 愛媛県宇和島市

 ←高月山


        三本杭

A万年橋〜御祝山〜三本杭〜滑床渓谷〜万年橋 日時:2011.11.25(金)  天気:曇り
 メンバー:単独 GPSデータ : Trackデータ  Pointデータ   使用方法
23日から27日にかけ高知県宿毛市に出かけることになったが、5日間もあることからその中で1日くらいは山に行けるだろうと思い、ザックと登山靴を車に積み出発する。
三本杭は宇和島市街の南東に聳える鬼が城山群に属し、滑床山とも呼ばれている。また三本杭(さんぼんぐい)という山名はかつて宇和島藩、吉田藩、土佐藩の境界を示す杭が3本立っていたことから、こう呼ばれるようになったとのこと。

現地まで
高知県宿毛市(6:58発)−−(R56)−−宇和島市−−(R320)−−松野町−−(R381・K8・K270)−−滑床・万年橋P(7:44着)
走行距離 :約97km  所要時間 :約1時間45分
登山口までの道は大部分快適な2車線の道だが、万年橋手前2〜3kmからは極端に狭くなり、対向車が来ないことを念じながら通過する。
駐車場は万年橋手前にも幾分かスペースはあるが、橋を渡った直ぐ上に20台以上は駐車可能な駐車場があり、トイレも併設されている。

登山コースとコースタイム
万年橋8:15発−−(70)−−9:27御祝山−−(50)−−10:25三本杭10:40−−(20)−−11:00熊ノコル−−(46)−−11:53奥千畳−−(40)−−12:33千畳敷12:50−−(16)−−13:06雪輪の滝13:13−−(24)−−万年橋・13:37着
所要時間:5時間22分 歩行時間:約4時間25分

8:13
駐車場とトイレ(右)
8:15
登山口
9:27
御祝山
10:05
ブナ林
標高1140m付近
10:16
三本杭
10:25
霜柱が立つ頂上
10:26
頂上
後方は高月山
10:27
鬼が城山方面
三本杭頂上から
11:00
熊ノコル
13:09
雪輪の滝
13:30
滑床渓谷
出合橋から

万年橋の南詰めで渓谷沿いの道と別れ、まずは御祝山を目指し尾根道を上がる。周囲は常緑樹が主体の雑木林のため、時折高月山方面は望むことはできたが、全般的に展望は良くない。
御祝山から僅かに下ったのち、横の森の上りが始まると、まずシャクナゲの大きな群落が現れ、その後既に葉は落としているがブナを主体とした明るい森の変わる。
横の森は頂上は踏まず、北斜面を三本杭を見ながらトラバースで通過する。三本杭頂上近辺は鹿の食害があるのか、頂上までの間3箇所のフェンスがあり、その都度扉を開閉し通過する。
頂上でゆっくりするつもりだったが、この日の気圧配置は弱い冬型で気温も低く風も強いため、軽く行動食を摂り休憩もそこそこに頂上を後にする。
滑床渓谷へは一旦横の森との鞍部まで戻り、八面山への縦走路に入るが、こちら側もブナをはじめ落葉広葉樹の森で、新緑や紅葉の時期にも歩いてみたいと思うところだ。
今回最上流から万年橋の間滑床渓谷を歩いたが、その名が示す通り川床は大部分滑らかな岩盤からなっており、その上を滑るように水が流れている。滝も何本かあるが豪快に流れ落ちるのではなく、何れも滑滝となって本流に流れ込んでいる。
この日は平日でもあり、山中誰とも会うことはなかったが、奥千畳を過ぎた当りで男性二人、千畳敷で夫婦連れに出会う。何れも私とは逆のコースで三本杭に登るとのこと。
雪輪の滝まで下ると滝見物の観光客も多くなり、朝ガラガラだった駐車場は満車になっていた。

@成川渓谷〜高月山 日時:2006年5月1日 天候:薄曇り
メンバー:単独 GPSデータ : Trackデータ  Pointデータ  使用方法
 高月山は宇和島市東部に位置する鬼ヶ城山系の最高峰であり、山麓には美しい谷が、尾根にはブナやシャクナゲなど豊かな自然が残っている。この日は平日とあってか人も少なく、静かな山を楽しむことが出来た。

現地まで
JR宇和島駅前−−(R320)−−成川−−−登山口
走行距離:約12km 所要時間:15分
 R320の成川から登山口に通じる道は、全て舗装された快適な道。車は当然、登山口前の駐車場に止める。

登山コ−スとコ−スタイム
登山口(7:38発)----(17分)----林道----(30分)----林道・鉄梯子----(32分)----梅ヶ成峠分岐----(20分)----1053mピーク----(40分)----高月山(10:08-11:05)----(30分)----1053mピーク----(16分)----梅ヶ成峠分岐----(30分)----林道・鉄梯子----(25分)----林道----(15分)----登山口(13:10着)
所要時間:約5時間30分 歩行時間:4時間15分 歩行距離:約9Km

7:38
登山口と駐車場

十数台は駐車可能
駐車場には既に1台停まっていた。
滑滝

このような滝が3〜4本有るが、いずれも水量は少ない
8:25 鉄梯子
二度目に林道に出た地点では、登山道が削り取られ、梯子で登山道まで上がる
三本杭

滑床渓谷を隔てて、三本杭を望む
バイケイソウ

頂上が近くになるとバイケイソウが現れる
10:08 頂上

頂上で会ったご夫婦は、前日アケボノツツジが丁度見頃の篠山に登って来られた、とのこと。
頂上は西側に開け、宇和島市街と宇和海が望める。
シャクナゲ
梅ヶ成峠分岐から頂上の間にはシャクナゲが多い。開花しているのは少なく、満開になるのは少し先のようだ。
鉄梯子上部より新緑の成川渓谷を望む 13:10 成川渓谷

登山口横の成川渓谷

その他・見所・関連山行
南予流域林業活性化センター 鬼が城山系(南予アルプス)の紹介あり。
宇和島市観光ガイドWEBSITE

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