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 皇海山 ・ 赤城山 ・ 日光白根山 ・ 尾瀬ヶ原 ・ 燧ケ岳至仏山 群馬県・福島県
D一ノ瀬〜三平峠尾瀬沼燧ケ岳尾瀬ヶ原至仏山〜鳩待峠 
日時:2017.10.9(月)〜10(火) 天気:10/9曇りのち晴 10/10晴のち曇り メンバー:YOサン・NUサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  
  スタートから約20分電源オフの為GPSデータ欠落
40年以上前、尾瀬の散策と至仏山・燧ケ岳・会津駒ヶ岳の登山を思い立ち、一人で出掛けたことがあった。ただ天気は余り良くなく至仏山は諦め、登山は燧ケ岳・会津駒ヶ岳の2山だけになった。昨年も白根山等の山行時、尾瀬に立ち寄ることが出来たが、至仏山に登る機会を逸した。今回、YO氏が登っていない燧ケ岳と、私が登っていない至仏山を組み合わせ、それと尾瀬の秋を楽しみに出掛けることとなった。

現地まで
10/8 近鉄五位堂−−−自宅・広陵町7:00−−−法隆寺IC−−(名阪国道)−−亀山IC−−(東名阪・名古屋)−−楠JC−−(名古屋高速)−−小牧JC−−(名神・中央)−−岡谷IC−−(R142・新和田トンネル)−−佐久南IC−−(上信越・関越)−−赤城IC−−(R120)−−吹割の滝−−16:20わたすげの湯(泊)
走行距離 :約550km 所要時間:約9時間20分
10/9 わたすげの湯4:00−−(R120・コンビニ立寄り)−−戸倉第一駐車場5:00−−(タクシ-)−−5:10大清水5:30−−(低公害バス)−−5:40一ノ瀬
走行距離 :約13km(戸倉第一駐車場まで) 所要時間:約35分(戸倉第一駐車場まで)
復路 10/10 鳩待峠14:30−−(バス)−−14:50戸倉第一駐車場−−(R120)−−沼田市・沼田健康ランド(泊)
走行距離 :約40km 所要時間:約1時間15分
10/11 沼田健康ランド7:45−−−沼田IC−−(関越・上信越)−−佐久南IC−−(R142・K67・ビーナスライン)−−美ヶ原−−(R142・K67・ビーナスライン)−−和田峠−−(R142)−−岡谷IC−−(長野・中央・名古屋・東名阪)−−亀山IC−−(名阪国・西名阪)−−法隆寺IC−−17:30自宅・広陵町
走行距離 :約   km 所要時間:約9時間45分

出発は7日〜9日の連休を外してと思ったが、大清水〜一ノ瀬間の低公害バスの早朝運行(5時・6時台)が9日が最終日だったため、連休中日の8日の出発となった。この間歩いる方も何人かおられたが、これに乗ることが出来、約一時間短縮できたことで、行動に余裕が生まれた。

登山コースとコースタイム



10/9 一ノ瀬5:50---(58)---6:48三平峠6:50---(15)---7:05尾瀬沼山荘7:16---(20)---7:37長蔵小屋7:43---(14)---7:57燧ケ岳分岐8:02---(36)---8:38一合目---(60)---9:47五合目---(30)---10:26ミノブチ岳10:30---(25)--- 10:56俎ー11:40---(15)---11:55柴安ー12:30---(25)---12:55八合目---(120)---15:05尾瀬沼分岐(一合目)15:10---(28)--- 15:24見晴・弥四郎小屋(泊)
所要時間:約9時間30分 歩行時間:約7時間25分 歩行距離:約15km 歩数:約28000歩
累積標高:+1253m/-1184m

5:42
スタート地点の一ノ瀬
5:55
紅葉の渓流沿いを行く
6:02
紅葉の谷
6:48
三平峠
7:05
尾瀬沼山荘前のベンチ
7:19
立派な木道
7:20
燧ケ岳は未だ雲の中
7:35
朝日で輝く黄葉
7:37
長蔵小屋
7:44
休息に青空が広がる
7:57
燧ケ岳分岐
7:58
姿を見せた燧ケ岳

浅湖湿原から
8:05
樹林内の平坦な道が続く
8:51
黄葉
9:40
紅葉
9:47
一合毎に標識あり
9:58
頂上には多くの人が
10:00
尾瀬沼が眼下に、後方中央は白根山
10:27
ミノブチ岳から
俎ー
10:41
頂上まであと一息
10:46
尾瀬ヶ原と至仏山
11:25
俎ー頂上
11:25
ミノブチ岳と尾瀬沼
11:51
俎ー
柴安ー上りから
11:56
柴安ー頂上
12:32
尾瀬ヶ原と至仏山
柴安ー下から
12:55
八合目から新しい見晴新道へ
13:05
泥濘道が延々と続く
14:32
目が覚めるような紅葉
14:41
二合目下で旧道(通行不可)と合流
15:11
一合目の紅葉
15:11
一合目の紅葉
15:23
見晴に到着
16:40
夕日に輝く黄葉
一ノ瀬〜三平峠〜長蔵小屋
 休憩所から100m程の橋を渡り、紅葉が見頃となった沢沿いの道に入る。道は緩やかで歩き易い。
谷から離れ尾根に上がる頃になると、急な箇所には木製の階段も設置され、また尾根に上がってしまえば木道が針葉樹林内に延びている。三平峠は樹林の中で展望は全くない。
引き続き木道を15分下ると尾瀬沼山荘だ。ほぼ予定していたコースタイムで到着出来、小屋下のベンチで休憩する。
長蔵小屋へは尾瀬沼に沿った起伏のない平坦な道で、途中まで立派な木道を歩く。惜しいことに燧ケ岳は未だガスが掛かったままだ。

長蔵小屋〜燧ケ岳
 長蔵小屋手前から急速に青空が広がり、燧ケ岳分岐近くでは頂上も見えるようになる。一ノ瀬出発から約2時間ようやく長英新道入口だ。平坦な針葉樹主体の樹林を40分近く歩き、やっと一合目に着く。分岐から標高差は僅か100mほど、その後も徐々に傾斜は増すものの、急坂と言えるものではない。四合目当たりで若干急坂となるが長続きはせず、その頃から次第に視界も開け、尾瀬沼や白根山の展望が得られるようになる。広場のようなミノブチ岳は展望に優れ、何人もの人が休憩していた。このミノブチ岳の先八合目で沼尻へ下るナデッ窪道が分岐しているが、気付かず通過してしまう。この付近から見る頂上(俎)はハイマツに覆われ、アルプスの一角にいるようだ。最後の急坂を上り詰めた岩が露出した頂上は広くはないが、多くの人が上がって来ていた。
標準コースタイムを時々疑問に思うことが有る。今日も右足は本調子では無いにも関らず、燧ケ岳分岐から頂上まで休憩を含めて、ほぼコースタイムで上がって来れた。逆の場合に比べ影響はないが・・・、次の柴安ーでもタップリ休憩を取ることが出来た。
燧ケ岳〜見晴
 八合目までガレ場もある急な下りだが、危険な箇所は無い。八合目で今は廃道となった旧見晴新道を右にやり過ごし、新しく取付けされた見晴新道に入る。いきなりの泥濘状態だったが、そんなに長くは続かないと思い、スリップしないよう慎重に下って行ったが、一向に泥だらけの道は終わらない。結局二合目付近でこの泥濘を抜けるまで1時間半以上掛かってしまった。二合目下で旧見晴新道分岐を過ぎた後は傾斜も緩くなり、美しく紅葉した森の中を見晴へとノンビリ下った。

10/10 見晴・弥四郎小屋6:43---(26)---7:09竜宮小屋---(37)---7:46牛首分岐---(37)---8:23山ノ鼻8:35---(6)---8:41至仏山取付き---(70)---10:02鎖場---(45)---10:47高天原10:57---(19)---11:13至仏山11:35---(40)---13:15小至仏山---(23)---13:38展望ベンチ13:48---(4)---12:52オヤマ沢田代---(62)---13:54鳩待峠
所要時間:約7時間10分 歩行時間:約6時間 歩行距離:約13.9km 歩数:約24000歩
累積標高:+1098m/-879m

6:32
弥四郎小屋と燧ケ岳
7:05
燧ケ岳
7:08
竜宮小屋
7:28
至仏山
7:28
色づいたヒツジグサ
7:28
尾瀬ヶ原の黄葉
7:30
尾瀬ヶ原の黄葉
8:23
山ノ鼻
8:37
至仏山
8:40
燧ケ岳
8:55
急な上りが続く
9:29
尾瀬ヶ原と燧ケ岳
9:30
山ノ鼻を見下ろす
10:02
鎖場
10:10
尾瀬ヶ原と燧ケ岳
10:11
急な上りが続く
10:55
尾瀬ヶ原(上田代)
高天ヶ原から
11:06
小至仏山
後方は武尊山
11:16
至仏山
11:57
至仏山-小至仏山間はガスと強風
12:13
小至仏山
12:32
岩場
12:47
展望ベンチから小至仏山を振り返る
13:20
赤城山の峰々
13:50
鳩待峠は紅葉が見頃
13:54
鳩待峠に到着
見晴〜山ノ鼻
 見晴から山ノ鼻まで約6km、全て平坦な木道上を歩く。昨年夏の尾瀬ヶ原は緑一色だったが、今は紅葉が真っ盛り、ヒツジグサも色づいている。昨日は大勢の人が入山していたようだが、今日は人も少なめだ。行動時間は昨日より短いので、紅葉した尾瀬の景色を楽しみながら、山ノ鼻へ・・・。
山ノ鼻〜至仏山〜鳩待峠
 山ノ鼻から見る至仏山は、険しく見える燧ケ岳に比べ、実に緩やかな山容なのだが・・・。
登山口は湿原抜けた先に有り、いきなり階段で始まる。登山口近くは針葉樹が多く、その中に紅葉した木々が点在している。
穏やかな山容に反し、上りはかなり急だ。燧ケ岳は緩急を繰り返し上って行った様に思ったが、ここは緩が殆ど無く、一本調子の急な上りが続く。その分グングン標高が上がるのが実感できる。
中腹以降の滑りやすい岩場には、鎖や梯子(階段)が架けられ、通過をサポートしてくれるが、中には大きく痛み傾いた階段もあり、
油断はできない。この一本調子の急な登りも、高天ヶ原で一段落する。滑りやすい岩に痛んだ階段、これが原因かは判らないが、このルートが上り専用になったのが、何となく納得できた。
頂上直前、ついにカスに覆われてしまい、着いた頂上はガスで真っ白、その上風も強く、寒くもあった。今日はこれ以降天気の回復の見込みは無く、急いで弁当を食べ小至仏山に向かう。
至仏山〜小至仏山間は大きな起伏はないが、尾根上には滑り易い大小の岩が連続し、足元には水が溜り非常に歩きにくい。足場の悪い箇所は小至仏山の先で木道に出会うまで続く。
頂上出て丁度1時間、木道途中に有るベンチで休憩の後、鳩待峠まで一気に下った。

C鳩待峠〜アヤメ平〜富士見峠〜尾瀬ヶ原〜山ノ鼻〜鳩待峠
 日時:2016.7.28(水) 天気:曇り メンバー:OTサン・NUサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
今日も昨日と同じような天気予報、天気はあまり期待せず、最終日はノンビリ尾瀬ヶ原を歩くことにしたのだが・・・。

現地まで
皇海山キャンプフォレストまでは@参照
キャンプ場6:15−−(R120)−−片品村鎌田−−(R401)−−戸倉温泉−−(K63・※)−−鳩待峠駐車場
走行距離 :約32.5km 所要時間:約60分
今日は平日の為、鳩待峠まで直接進入出来る筈だが、戸倉に着くまでは半信半疑だった。もし鳩待峠駐車場が一杯になれば当然進入できず、戸倉でシャトルバスに乗り換えねばならず、出発時間が大幅に遅れてしまう。
幸いなことに戸倉まで来ると、係員が鳩待峠へ進入OKの合図を出してくれた。お陰で予定時間より1時間近く出発を早めることができた。
着いた駐車場は既に半数近く埋まっていた。
駐車場にはトイレもあり。駐車料金/2500円

登山コースとコースタイム

コース概要図
06:10 駐車場
   ↓(3)

06:13鳩待峠6:20
   ↓(56)
7:23横田代
   ↓(49)
8:12アヤメ平8:28
   ↓(18)
8:46富士見峠9:02
   ↓(60)
10:02昼場10:13
   ↓(52)
11:05見晴11:20

   ↓(40)
12:00竜宮
   ↓(35)
12:35牛首分岐
   ↓(35)

13:15山ノ鼻13:42
   ↓(52)
14:34鳩待峠
   ↓(4)
14:38駐車場
所要時間:約8時間28分 歩行時間:約6時間40分 歩行距離:約21.6km 歩数:約35000歩

6:09
至仏山
駐車場から
6:14
鳩待峠
6:20
ここからスタート
この右にトイレ有り
6:31
前半は樹林内の木道を歩く
7:35
横田代
8:14
アヤメ平
微かに至仏山が見える
8:16
キンコウカが咲くアヤメ平
8:23
アヤメ平から
8:50
富士見小屋
休業中
9:11
見晴へ緩やかな道を淡々と下る
10:45
美しい森の中に咲くマルバタケブキ
10:54
尾瀬ヶ原に流れ込む沼尻川
11:05
見晴に到着
左トイレ、右休憩所
11:29
見晴には大きな山小屋が6件程有
12:00
竜宮で
12:05
竜宮を過ぎると池塘が次々現れる
12:17
ヒツジグサ
13:31
燧ヶ岳
13:09
至仏山
13:16
山ノ鼻
13:46
鳩待峠へ
殆ど木道・階段を歩く
14:35
鳩待峠に戻る
横田代・アヤメ平で
左上:キンコウカ
右上:ニッコウキスゲ
左下:コバギボウシ
右下:ワレモコウ
尾瀬ヶ原で
左上:サワギキョウ
右上:アザミ?
左下:?
右下:オゼミズギク

鳩待峠〜富士見峠〜見晴
 富士見峠への入口は休憩所の裏手で鳩待山荘の右奥にあり。最初の10分程は上りが続くがこれを上り詰めると、以降目立った上りは無く、富士見峠までほぼ全て木道の上を歩く。周囲は樹林で展望は無く、似たような光景が横田代手前まで続く。最初の湿原が横田代で足元には黄色い花のキンコウカが咲いているが、相対的には花は少ない様に思えた。
次のアヤメ平へはこのルートの最高地点の中原山を越した先にあるが、気になる程の上りではない。アヤメ平はかつては天上の楽園と呼ばれ、多くの登山者が訪れ湿原も荒れたようだが、今は修復されかつての姿を取り戻していると云う。横田代に比べキンコウカも多く咲いている。広大なこの山上の湿原は360度の展望に優れ、天気さえ良ければ西に至仏山、東に燧ヶ岳は勿論、遠くには武尊山、日光白根山、巻機山、平ヶ岳等も望めるようだ。
アヤメ平から緩やかに下ると大きな池塘が有る富士見田代で、本来ならここから尾瀬ヶ原の竜宮に下る予定だったが、一旦トイレの有る富士見小屋へ下ることにした。 富士見小屋には今年度の営業はしない旨の看板があり、小屋前は閑散としている。
此処から先程の富士見田代まで戻っても良かったが、予定より早く出発でき時間に余裕も生まれたことで、見晴へ下ることにする。そうすれば東端から西端の山の鼻まで尾瀬ヶ原を縦断したことになり、思い残すこともない。遠回りにはなるがそれでもも3時には鳩待峠に戻れそうだ・・・。
富士見峠から見晴まで標高差は500mも無い、これに対し距離は5.7kmと随分長い。これはダラダラ坂が長く続くことで、現に急坂と云える箇所は全く無く、特に昼場を過ぎると極端に緩くなった。見晴が近づくと美しい森の中の平坦道となり、何度か沢を橋で渡り、見晴の休憩所とトイレの前に出た。

見晴〜竜宮〜山の鼻〜鳩待峠
 見晴は各方面からの道が此処を通過しており、人が多く集まる地点となっている。ただ今日は天候の影響か、また時期的なものなのか、各山小屋の前で休憩している人は疎らだ。
此処で休憩後、山の鼻に向け出発する。尾瀬ヶ原の標高は約1400mで、山の鼻まで約6kmあるが起伏は全くなく、この間全て木道上を歩く。木道は2本平行しているので、すれ違いも問題ない。山の鼻を出た時は前後見渡す範囲内には人影はなかったが、竜宮を過ぎる頃から木道を歩く人も次第に増え、山の鼻が近ずく頃には大勢の人とすれ違う。
山の鼻は2件の山小屋とビジターセンターがあり、これから尾瀬ヶ原に向かうにしろ鳩待峠に戻るにしろ、その前に休憩するには最適な場所となっている。

鳩待峠へ再び木道が始まるが、コースの2/3辺りまでは傾斜は緩い。その後は幾分傾斜も増し、階段、木道、階段と整備された道で出発地の鳩待峠に戻る。

Bロープウェー山頂駅〜日光白根山〜五色沼〜座禅山〜七色平〜ロープウェー山頂駅 
 日時:2016.7.27(水) 天気:曇り一時晴れ メンバー:OTサン・NUサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
下界の天気予報は雨マークはないものの、一日中曇りの予報。キャンプ場から見える山はガスに包まれている。白根山は2500mを越える高山、この分だと今日もガスの中の頂上になりそうだ。

現地まで
皇海山キャンプフォレストまでは@参照
キャンプ場6:15−−(R120)−−片品村鎌田−−(R120)−−6:55丸沼高原・白根山ロープウェー乗場
走行距離 :約25.6km 所要時間:約40分
今回の登山の起点となるのが丸沼高原スキー場、沼田から日光に抜ける国道120号線の途中にあり、アクセスは至って便利。
センターハウス前駐車場は工事中の為か、道路沿いの駐車スペースを指示される。駐車料金は無料。
センターハウスにはトイレは勿論、売店・日帰り温泉(座禅温泉)まであり。
ロープウェー料金/往復2000円  座禅温泉(センターハウス内)/600円

登山コースとコースタイム

コース概要図
  ロープウェー山頂駅7:52
   ↓(36)
08:28七色平分岐
   ↓(52)
09:31森林限界
   ↓(33)
10:14白根山10:34
   ↓(46)
11:20避難小屋
   ↓(12)
11:32五色沼11:51

   ↓(33)
12:24弥陀ヶ池
   ↓(12)
12:36座禅山
   ↓(30)

13:07六地蔵分岐
   ↓(11)
13:26七色平
   ↓(2)
13:28七色平分岐
   ↓(28)
13:56ロープウェー山頂駅
   
所要時間:約6時間 歩行時間:約5時間 歩行距離:約10.2km 歩数:約20000歩

7:06
白根山ロープウェー乗場
7:49
山上駅前の広場
7:53
ガス晴れず
7:55
獣よけ柵を開け中へ
7:58
幅広い緩やかな登山道
8:16
ガスが晴れ陽が射す
8:28
七色平分岐
9:16
次第に傾斜も増す
9:35
森林限界を過ぎて
10:14
白根山頂上
10:23
短時間だがガスが晴れ青空が広がる
10:43
頂上を振り返って
10:52
マルバタケブキ
10:57
五色沼
10:57
マルバタケブキのお花畑
11:20
避難小屋
11:32
五色沼に到着
11:38
五色沼から白根山を見上げる
12:00
早くもガスが出始める
12:02
ハクサンフウロ
12:25
弥陀ヶ池見えず
13:26
七色平
左上:キオン?
右上:シラネニンジン
左下:カニコウモリ
右下:?
左上:コマクサ
右上:イワオトギリ
左下:クルマユリ
右下:トウヤクリンドウ

山上駅〜白根山
 晴れていれば山上駅前に出ると、正面には堂々とした白根山の姿が望めるらしいが、濃いガスが立ち込めそれどころではない。
レストランを左に回り込み、二荒山神社鳥居前を右に折れ、その先に見える獣よけゲートから登山道に入る。傾斜の殆どない幅広い遊歩道は不動岩手前の分岐まで続く。不動岩から登山道らしくなるが、依然として傾斜は緩く淡々と歩をすすめる。血ノ池地獄分岐を過ぎ、ようやく上りにかかる頃、急にガスが晴れ日差しが射しこみ、森の美しさにハット息を呑む。この短い上りの後、再び平坦になると七色平分岐に着く、思いより早い到着だ。此処からいよいよ白根山西斜面のトラバース道を進むが、それほどキツクない。地獄ナギではガスの晴れ間から、ロープウェー頂上駅も見えるようにもなった。トラバースから急な斜面の上りに変わると、森林限界は近い。森林限界を抜けると足元は土から砂礫に変わり、頂上が近づいたことを知らせているが、濃いガスで視界はサッパリだ。
小さな社が立つピーク(南峰)から本峰が微かにみえているが、距離感が掴めず、まだどれだけ掛かるか判らず、頂上を前にここで休憩する。頂上へは一坦下って上り返すのだが、さほど時間も掛からず頂上に着いてしまった。
頂上で休憩していると、先程まで覆っていたガスが一気に吹き飛ばされ、青空が広がった。短時間だが素晴らし光景が広がった。
白根山〜五色沼〜山上駅
 一旦南峰まで戻り、南に延びる小さな尾根に進むが、次第に広い緩やかな斜面に移る。少し盛りをすぎているが可憐なコマクサも点々と咲いている。斜面は次第にザレタて急になって行く。それとともに黄色い花のマルバタケブキが次々現れる。下るにつれ斜面一面埋めつくしている。一輪だけを見るとそれほど綺麗とは思わないが、これだけ咲くと見事な眺めだ。
道が緩やかになり、樹林に入ると最低鞍部に到着、進行方向には避難小屋が見えている。この付近ではハクサンフウロが沢山咲いており、改めてこの山には花が多いことに気付かされる。避難小屋から緩やかに下って行くと五色沼の畔に着く。この湖畔にも花が沢山咲いている。美しい湖畔には我々3人だけ、ここに来て初めて白根山の雄姿を眺めることができた。
五色沼で昼食を摂り、出発の頃になり早くもガスが出始め、弥陀ヶ池まで上って来た時にはスッカリ濃いガス包まれ、目の前の池を確認すらできない。ここから僅かな上りで白根山と座禅山ルート、更に七色平の西に下るルートの分岐だ。此処まで来ると山上駅まで殆ど上りは無い筈で、気分も楽になる。七色平の西に下るルートは急坂となっていたので、距離は長くなるが座禅山ルートを下り、七色平経由で山上駅に戻った。

A黒檜山登山口〜黒檜山(赤城山最高峰)〜駒ヶ岳〜駒ヶ岳登山口 
 日時:2016.7.26(火) 天気:曇り→雨 メンバー:OTサン・NUサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
今日の天気予報では雨の確率が高いこともあり、雨に降られても歩く時間が短くてすむ、黒檜山と駒ヶ岳に行くことにした。

現地まで
皇海山キャンプフォレストまでは@参照
キャンプ場6:38−−(R120・K267)−−薗原ダム−−(K62)−−利根町南郷−−(*・K251)−−7:30おのこ駐車場
走行距離 :約32km 所要時間:約52分
大沼沿いには幾つか駐車場があるようだが、黒檜山から駒ヶ岳へ縦走するため、下山地点に近いおのこ駐車場に車を停める。観光客用の駐車場で立派なトイレも有り。駐車料金は無料。

登山コースとコースタイム

コース概要図
   おのこ駐車場07:37
   ↓(20)
07:57黒檜山登山口08:02
   ↓(20)
08:22猫岩
   ↓(70)
09:44
黒檜山09:55
   ↓(33)
10:28大ダルミ
   ↓(15)
10:43駒ヶ岳
   ↓(44)
11:27駒ヶ岳登山口

   ↓(3)
11:30おのこ駐車場
所要時間:約3時間53分 歩行時間:約3時間25分 歩行距離:約5km 歩数:約9500歩

7:36
おのこ駐車場
トイレあり
7:44
大沼を左に見て車道を歩く
7:58
黒檜山登山口
8:04
いきなり急坂が始まる、大きな石・岩を足場ににして・・・
8:16
猫岩から大沼を見下ろす
8:28
急坂が続く
8:54
こんな穏やかな道はほんの僅か
9:41
頂上南側に到着
9:53
ガスが濃い頂上
10:17
大ダルミへは階段が続く
10:28
大ダルミ
この辺りから雨が降り出す
10:43
駒ヶ岳頂上
10:57
この下りも階段が多くあり
11:28
駒ヶ岳登山口に下山

おのこ駐車場〜黒檜山
 下山地点に車を停めたことで、黒檜山登山口まで車道を歩く。舗装道路を歩くのはあまり好きではないが、大沼を左に見ながら、そして高低差も殆ど無く距離も1km少々、この程度なら全く苦にはならない。
登山口からいきなり樹林内の急坂が始まる。登山道は大小の岩が露出、土の上を歩くよりこれらの岩に足を掛け、岩の階段を上るといった感じで上って行く。展望は途中の猫岩で開け、眼下に大沼が良く見える。急坂は”黒檜山3”の標識付近で一旦緩やかになるもののそれは短く、頂上南側の尾根(駒ヶ岳との分岐)に上がるまで急坂は続く。駒ヶ岳との分岐から尾根は平坦となり、程なく黒檜山頂上に着く。頂上は濃いガスで展望はゼロ、晴れていればこの先の展望所からは素晴らしい眺めがあるようだが、残念だ。

黒檜山〜駒ヶ岳〜おのこ駐車場
 一旦先程の分岐まで戻り、そのまま直進する。御黒檜大神の直ぐ先で花見ヶ原との分岐を左に見送り、右の斜面を下る。可成り急だが階段が整備され、大ダルミ手前まで殆ど階段を下る。大ダルミ前後は開けた場所で、晴れていれば眺めが良さそうな所だ。この頃になり、弱い霧雨だったものが粒が大きくなり、本格的に雨が降り出す。大ダルミから緩やかな尾根を上がると駒ヶ岳頂上だ。本来ならここで休憩となる筈だが、雨も強くなったこともあり、写真だけ撮り通過する。
緩やかな道も鳥居峠分岐までで、此処から再び急斜面に連続して設置された階段を下る。木製階段が中心だが、一部鉄製階段もある。雨で滑り易いのではと思ったがそれ程でもなく、ペースが落ちることも無く、早々に下山できた。また下山口近くに車を停めたことで雨の中、車道を歩かなくてもすんだ。

@皇海橋不動沢のコル皇海山〜不動沢のコル〜皇海橋 
 日時:2016.7.25(月) 天気:曇り メンバー:OTサン・NUサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
近畿地方では梅雨は明けたが、関東地方梅雨明けはまだ・・・。今回予定した山の中で、唯一皇海山は登山口までダートの林道を走らなければならない。大雨が降ると土砂崩れで何時通行止めになるかも知れず、通行可能な内に済まして置くため、一日目に行くことにした。

現地まで
7/24 自宅・広陵町6:30−−−7:18JR大和小泉−−−天理IC−−(名阪国道)−−亀山IC−−(東名阪・名二環)−−楠JC−−(名古屋高速)−−小牧JC−−(名神・中央)−−岡谷IC−−(R142)−−佐久IC−−(上信越・関越)−−沼田IC−−沼田(食料調達)−−(R120)−−吹割の滝−−17:00皇海山キャンプフォレスト(泊)
走行距離 :約552 km  /  復路:約614km 所要時間:約10時間30分 全走行距離 :約1483km
7/25 キャンプ場−−(100m)−−林道入口6:25−−(栗原川林道・悪路)−−7:35皇海橋
走行距離 :約22.7 km 所要時間:約70分
一番危惧していたのが、栗原川林道の路面状態だ。栗原川林道で皇海橋へ行くには、追貝から入るルートと根利から入る二通りがあり、どちらも20kmを越える。一部舗装もあるが、多くは路面状態が良くないダートの道だ。それでもネットでは何方かだったか、若干走り易いようなことが書いてあった。今回それを確認せずキャンプ場から近いということで、追貝ルートで皇海橋に向かった。ある程度覚悟していたが、路面状態は最悪・・・、パンクしないよう超低速で走行、22kmに70分も要してしまった。
皇海橋到着時には同じルートで帰るのは避けたいと思うようになっていた。
皇海橋には既に3台到着していたが地元車は無く、3台共他府県ナンバーだった。これらの車の方達とは登山の途中ですれ違い、その度に根利ルートの状況を聞くようにしたが、お三方とも我々と同じ追貝ルートからだった。
帰路は先に下山した方の情報(有難いことに車のワイパーに根利ルートの情報を挟んでくれていた)で、遠回りになるが根利ルートで戻ることにした。このルートも酷く荒れた箇所が数ヶ所あったが、何れもその区間は短く、それ以外は追貝ルートより路面は安定しており、また道幅も若干広いこともあって、こちらの方が随分走り易すかった。

登山コースとコースタイム

コース概要図
   駐車地07:48
   ↓(8)

07:56林道支線・皇海山入口
   ↓(50)
08:46中間地点8:56
   ↓(38)

09:34不動沢のコル9:46
   ↓(51)

10:37皇海山11:05
   ↓(33)
11:38不動沢のコル11:50
   ↓(26)
12:16中間地点12:26
   ↓(25)
13:01皇海山入口・林道支線へ
   ↓(7)
13:08駐車地
所要時間:約5時間20分 歩行時間:約4時間 距離:約6.8km 歩数:約20500歩

7:45
駐車地
正面右手が皇海橋、ここにはトイレ有り
7:48
皇海橋
皇海山へは突当り左の林道支線へ、栗原川林道は右へ続く
7:56
林道支線から山道へ
7:57
美しいカラマツ林
8:04
緩やかな道が続く
8:23
沢沿いの美しい道
8:45
中間地点
9:03
水が殆ど無い沢の中を上る
9:13
沢が続く
9:21
沢を離れ、不動沢のコルへ急斜面を上がる
9:23
コル手前まで滑りやすい急坂が続く
9:35
不動沢のコル
9:36
鋸岳
不動沢のコルから
10:22
頂上までには一ヶ所急坂あり
10:38
皇海山頂上
11:03
皇海山頂上
ガスも晴れ

皇海橋〜不動沢のコル
 駐車地から直ぐの皇海橋渡り、突当りを左の林道支線に入る。数分行くと皇海山入口の案内があり、此処で林道を外れ、登山道に入る。谷間に広がる美しい森の中の道は、何度か小さな沢を渡って行くが、傾斜は緩く険しい所は全くない。中間地点を過ぎ笹が茂った道を暫く行くと、大きな石がゴロゴロした谷の分岐に着く。ここは水量の少ない右の沢に進む。沢は急坂と云う程ではないが、少ないとはいえ足元には水が流れているので、足の置き場に気を付けながら沢の中を直登する。標高差にして100m少々上がると沢から離れ、不動沢のコルへ笹原の急斜面を上がる。足元の表土は流されて滑りやすく、ロープも何本か設置されている。上りはまだしも下りには利用したくない土の急坂だ。
上り詰めた不動沢のコルでは、ガスの切れ間に鋸岳の鋭鋒が姿を現した。

不動沢のコル〜頂上
 コルから頂上まで展望が効かない樹林内の上りだ。頂上が近くなると傾斜も次第に増す。短いが一ヶ所厳しい急坂があるが、これを越えると尾根は再び緩やかになる。青銅の剣まで来ると頂上は目の前だ。
頂上は樹木に囲まれているが、晴れていれば木々の間から武尊山や白根山・男体山等が見えるようだが、今日の天気では残念ながらそれは望めなかった。

その他・見所・関連山行
皇海山キャンプフォレスト  
 今回このキャンプ場の「バンガローキッチン」タイプを拠点にし、日帰り山行を実施
 設備等 : 広さ10畳・流し台・水道・小型冷蔵庫・扇風機・照明・コンセント・換気扇・毛布4枚・小さめの座卓
       但しコンロ・什器類は無い

 料  金 : 8300円/一日/3人(シニアー割引あり)
 その他 : 場内のトイレには洋式もあり
 食料品 : 大型スーパー/ベイシア沼田店
       コンビニ/セブンイレブン利根老神温泉入口店
              セブンイレブン須賀川店

 温 泉 : 国道120号線沿線には日帰り温泉多数あり
       今回入浴した温泉/わたすげの湯(キャンプ場に割引券有り)・望郷の湯・座禅温泉・ほっこり湯

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