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北アルプス

奥大日岳〜大日岳

奥大日岳 2605.9m
大日岳 2501m

富山県立山町・富山市

奥大日岳(みくりが温泉より)

日時 : ’08年9月12日(金)〜14日(日) メンバー : 大槻・西上・楠神・坂本
天候 :9/12晴れ時々時曇り ・ 9/13雨のち曇り ・ 9/141曇り

現地までのアクセス(全走行距離801km)
                                             
9/12(金) 自宅(6:30発)−−−JR大和小泉−−−大和郡山−−−精華学研IC−−(京奈)−−小椋IC(8:15)−−(京滋バ)−−瀬田東IC−−(名神)−−米原JC−−(北陸)−−11:20富山IC(買出・食事)12:10−−−12:45立山駅13:10==ケーブル・バス/\2360==室堂(14:15着)
走行距離:約400km(立山駅まで) 所要時間:約7時間45分(室堂まで)
9/14(日) 称名滝バス停(9:05発)==(バス・\560)==9:15立山駅10:00−−−亀谷温泉白樺ハイツ(入浴)−−−富山IC(12:00)−−(北陸)−−米原JC−−(名神)−−瀬田東IC−−(京滋バ)−−小椋IC15:30−−精華学研IC−−−近鉄学園前駅−−−大和郡山−−−自宅(17:00着)
走行距離:約401Km 所要時間:約7時間(立山駅から)

平日にも関わらず、駅前の駐車場はほぼ満車の状態、何とか空きを見つけ駐車する。料金は無料。

登山コースとコースタイム

9/12(金) 室堂---(15分)---一みくりが池温泉(泊)
所要時間:15分 歩行時間:15分

立山とみくりが池 剣岳
(みくりが池温泉近くより)

 立山駅からのケーブルはほぼ満員だったが、美女平では団体客は専用のバスの乗ったようで、一般客が乗る定期バスは20人足らず。
 弥陀ヶ原まで来ると左手に大日連峰が見える筈だが、今日は頂上一帯はガスに覆われ、天候は下りに向かっている様に思えたが、室堂手前では青空に立山のくっきりした姿が飛び込んできた。昨年は室堂から雄大な立山を見ることが出来なかったこともあり、今日はもう暫く晴れていて欲しいと思いターミナルビルに入る。しかしターミナルを抜けた時にはすっかりガスに覆われて、又してもその姿にお目に掛かれないかと諦めかけてところ、雄山が姿を見せ始めた。そして徐々に晴れ間が広がり、みくりが池温泉に着くころには全体が見渡せるようになった。その後も目まぐるしく変わる空模様も夕方近くになり、すっかりガスも晴れ、明日登る奥大日岳も地獄谷の向こうに姿を見せた。夕食までの間じばらくこの眺めを楽しむ。



9/13(土) みくりが池温泉(7:10発)---(25分)---雷鳥平---(28分)---新室堂乗越(8:03着)---(80分)---奥大日岳(9:40-9:45)---(95分)---11:28大日小屋・鞍部12:15---(15分)---12:30大日岳12:40---(10分)---12:40鞍部13:00---(115分)---大日平山荘(15:10着)(泊)
所要時間:約8時間 歩行時間:約6時間10分

地獄谷
左の建物は下からロッジ立山連峰、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘
(新室堂乗越より)
これから向かう奥大日は雲の中
(新室堂乗越より)
小雨の奥大日岳頂上
記念写真を撮り早々に大日小屋に向かう。
雷鳥(大日岳手前で)
今回は何度も雷鳥に出会う。
大日岳頂上
雨は止んだが展望は望めず
大日平(手前)と弥陀ヶ原、中央は大日平山荘、山荘の後ろはの谷は称名川、上部の白い点は立山有料道路
(大日岳の下りより)

 4時頃降っていた雨は止んだかにみえたが、朝食時には再び降り出し、久し振りにカッパを着ての出発となった。道は一旦雷鳥平まで下り、キャンプ場を抜け称名川を渡ったところから新室堂乗越への登りが始まる。急な箇所も無く30分弱で縦走路に出る。乗越からは雨で霞んではいるが立山は全体が見えているにも関わらず、標高で400mも低い奥大日方面は雲の中だ。
 奥大日まで特に危険な所は無く、また急な登りも殆ど無い。頂上は銃走路から僅かに外れており、我々の前を歩いていた女性3人パーティが先着し、我々の後には女性2人組が到着した。展望も無いので記念写真を撮って、早々に分岐まで戻り大日小屋へ。分岐からは短いが急な下りがある。地図に危険のマークがあるのがこれを指すのだろうか。途中、七福園と呼ばれている所があるようだが、気付かず通過する。
 大日小屋の前で小雨の中簡単に食事を摂り、その後鞍部にザックを置き大日岳を往復する。この頃になると時折薄日も差すが、依然展望は無い。
 鞍部から下り始めると次第にガスが晴れ、大日平がそして今日泊まる大日平山荘が眼下に見えるようになる。この下りの前半は急なうえ大小の岩がごろごろし、その上湿っていたこともあり、ゆっくり降る。水場を過ぎ傾斜も緩くなると間もなく木道が現れる。途中途切れている箇所もあるが、この木道が現れると大日平山荘まであと一息だ。

9/14(日) 大日平山荘(6:25発)---(45分)---牛ノ首(8:47着)---(15分)---猿ヶ馬場---(42分)---登山口(8:12着)
所要時間:1時間47分 歩行時間:1時間42分
登山口---(12分)---称名滝---(20分)---称名滝バス停(8:56着)

大日岳(左)と 中大日岳(右)
  (大日平より)
称名滝

 昨夜宿泊した登山者は20名にも満たなかったが、大半は大日岳に向かったようで、下山したのは我々より先に発った女性二人と我々くらいか。もう一日天気が持っていてくれば、より楽しい山行になったと思いつつ帰路に着く。山荘から30分程で木道は終わり、程なく牛の首と呼ばれる地点に差し掛かる。この付近では露出した岩が多く、一応階段状にカットされているが、滑りやすいので、慎重にゆっくり下る。猿ガ馬場を過ぎ傾斜を緩くなり、登山口が近づくにつれ次々登ってくる登山者とすれ違う。
標高差にして約700m、予想より早く登山口に着いた。

その他・見所・宿泊施設
みくりが池温泉 TEL:076−465−4595
  1泊2食:¥8550(相部屋・入浴税込) 相部屋は2段ベット8人用  朝食6時  朝食はバイキング
  温泉は24時間入浴可  ビール・400円/発泡酒・300円  トイレは水洗で洋式温水シャワー付
大日平山荘 
TEL:090−3295−12817
  1泊2食:¥8900  朝食6時前
  風呂有り、小さいので交代で入浴  トイレは和式水洗
  建物は新しく室内も綺麗で寝具も清潔でした。
亀谷温泉白樺ハイツ 富山県上新川郡大山町亀谷1−10 TEL:076−481−1301
   入浴料:¥600  食事も可


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