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 比良武奈ヶ岳(1214.4m) ・蛇谷ヶ峰(901.5m)  滋賀県大津市・高島市



武奈ヶ岳(坊村から)


武奈ヶ岳(イン谷口から)

蛇谷ヶ峰

C’15.07.11蛇谷ヶ岳 D’16.01.27坊村〜武奈ヶ岳
@’12.06.29イン谷口〜武奈ヶ岳 A’14.02.26坊村〜武奈ヶ岳 B’15.06.17イン谷口〜武奈ヶ岳

D坊村・明王院〜御殿山〜武奈ヶ岳〜御殿山〜坊村・明王院 
 日時:2016.1.27(水) 天気:晴のち曇り メンバー:Uサン・Iサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法

現地まで
自宅・広陵町4:30−−−橿原5:00−−−橿原北IC−−(京奈)−−郡山南IC−−(R24)−−宇治・観月橋−−−六地蔵−−(K36・K35・R1)−−京都東IC−−(西大津BP・湖西道路)−−真野IC−−(R477)−−途中−−(R367)−−7:14大津市葛川坊村・葛川市民センター駐車場6:00
走行距離 :約117km 所要時間 2時間44分
今回も前回と同じく葛川市民センター前の駐車場に停めさせて頂いた。
到着時、平日のも関わらず既に5〜6台の駐車あり。
駐車場はかなり広く、おそらく40〜50台は可能かと思われる。
駐車場にトイレは無いが、国道脇に清潔なものがあり。

登山コースとコースタイム
駐車場7:32−−(8)−−7:43登山口7:53−−(120)−−9:58(P1097・御殿山)10:10−−(5)−−10:15ワサビ峠−−(40)−−10:56武奈ヶ岳11:29−−(28)−−11:57ワサビ峠−−(8)−−12:05(P1097・御殿山)12:10−−(70)−−.13:24登山口−−(6)−−13:30駐車場
所要時間:約6時間 歩行時間:約4時間45分 距離:約8.9km 歩数:約16000歩

7:42
正面の橋を渡った先が登山口
9:09
ようやく南西陵に上がる
9:35
御殿山へ
雪は良く踏まれ歩き易い
10:00
武奈ヶ岳
御殿山から
10:29
最後のピークを過ぎて
10:37
幅広くなだらかな稜線
10:37
最後の上りへ
10:51
頂上が近づく
10:54
頂上目前
10:58
釣瓶岳と蛇谷ヶ岳(奥)
10:59
釈迦ヶ岳
11:35
下山開始

国道脇のトイレ前を山に向かっていくと、地主神社に突き当たる。ここで左折(北へ)、その先の赤い橋を渡り、明王院前を通りすぎたところに登山口がある。寒波も終わり昼間は気温も上がるようだが、足元はバリバリに凍っている。
登山道ものっけから急で、そのうえ凍っているため、2年前もそうだったようにが躊躇無く、登山口でアイゼンを装着する。
登山口から植林内の急な上りが始まる。上るに従い雪も多くなるが、良く踏まれたトレースがあるので、これを外さない限り足が沈むことはない。植林を抜け、南西稜に乗った後は、緩急はあるが相対的に傾斜も緩くなり、視界も序々に得られるようになる。御殿山では大きく展望が開け、緩やかににカーブを描きながら延びる南西稜が、そしてその先には真っ白な武奈ヶ岳の姿が捉えられる。2年前に見た光景と同じだ。
1200mを僅かに超える山とは思えない素晴らしい眺めだ。
御殿山から頂上へは、一旦ワサビ峠へ下った後、上り返さなければならない。下り、上り共にかなりの急斜面だ。ワサビ峠を上がってしまえば、傾斜も緩くなり、尾根は次第に広くなり雪原に変わる。360度遮るものは無く、これから向かう武奈ヶ岳や、振り返って見る南西稜等、素晴らしい眺望だ。
本来なら頂上から琵琶湖をはじめ、伊吹山や遠くは白山等の展望が得られる筈だったが、今回も霞が強くクッキリした眺望が得られなかったのが残念だった。

C朽木いきものふれあいの里跡〜蛇谷ヶ峰〜桑野橋〜ふれあいの里跡 
 日時:2015.7.11(水) 天気:曇り→薄曇り(高湿度) メンバー:Uサン・Iサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
長く続いた梅雨空も前線の南下により、久振りに日が射すとの予報・・。
ただ今日は気温も上昇し、その上湿度も高そうで、1000mに満たない山はどうかとも思ったが、前線から離れた分、急激な天候の変化も無いのではと思い、暑さ覚悟で出かけることにした。

現地まで
自宅・広陵町4:30−−−橿原5:00−−−橿原北IC−−(京奈)−−郡山南IC−−(R24)−−宇治・観月橋−−−六地蔵−−(K36・K35・R1)−−京都東IC−−(西大津BP・湖西道路)−−真野IC−−(R477)−−途中−−(R367)−−7:40高島市・朽木いきものふれあいの里跡
走行距離 :約140 km(5〜6kmロス) 所要時間3時間10分(約15分ロス)
安曇川右岸の車道から”朽木いきものふれあいの里”の進入路を進むと、路肩にズラリと車が並んでいる。登山者にしては多すぎる思っていたら・・・、野鳥愛好者の方々の車で、この地に飛来したヤイロチョウ(八色鳥)を見るために、各地から来られているとのこと。
朽木いきものふれあいの里は既に建物も撤去され今は更地となり、駐車場があったと思われる広場にも進入出来ず、またトイレも見当たらなかった。

登山コースとコースタイム
ふれあいの里跡7:56−−(18)−−8:14かつら谷コース分岐(下)−−(14)−−8:28尾根取付(登山口)−−(60)−−9:33かつら谷コース分岐(上)−−(27)−−9:50蛇谷ヶ峰10:35−−(60)−−11:35猪馬場12:07−−(7)−−12:14林道登山口−−(37)−−12:51桑の橋−−(45)−−13:40ふれあいの里跡
所要時間:約5時間40分 歩行時間:約4時間30分 距離:約11km 歩数:約22000歩

7:57
路駐の列
ヤイロチョウ目当ての野鳥愛好家の車
8:14
カツラの谷コースは立入禁止
8:33
この尾根コースには階段が多い
8:47
自然林が美しい尾根道
9:33
カツラの谷コース分岐(上)
10:00
広々した頂上

ガスのため展望は得られず
10:37
約883mピークには反射板が
10:47
蛇谷ヶ峰

約883mピークから
11:09
朽木市場方面の眺め
11:15
此方の尾根も自然林が美しい
12:22
キノコ研究所前の林道、登山届けBOXあり

ふれあいの里跡〜蛇谷ヶ峰
 ふれあいの里跡進入路の舗装が途切れた地点で、車は先には進めないが、幅の広い遊歩道が奥へ延びている。途中にはカツラの谷コースも分かれているが、登山道崩落により依然として立入禁止となっている。
遊歩道を歩くこと20分程でようやく尾根に取り付く。尾根は極端な急坂はないものの、常に上り調子で急な箇所には必ずといって、階段が設けられている。
頂上は大きく開け、琵琶湖や武奈ヶ岳等360度の展望があるようだが、今日は次々湧き上がるガスで、武奈が一瞬見えただけで、琵琶湖は全く見ることはできなかった。

蛇谷ヶ峰〜桑野橋〜ふれあいの里跡
 頂上から西へ、反射板があるピークへは鞍部まで一旦下り、50mほど上り返す。これ以降は大きなアップダウンは無く、安曇川に向かって序々に高度を下げていく。頂上までの尾根道と比べ、あまり歩かれていなうようで、道はあるものも不鮮明は箇所もあり。また枝尾根も多く、そういう箇所にはテープもあるが、漫然と歩いていると主尾根を外すこともありそうだ。
猪馬場を過ぎ大きく進路を左に採ると、程なく林道に出る。ここがこの尾根の登山口となっている。
以降長い林道を下り桑野橋へ、更に舗装された車道を歩き、駐車位置へ戻った。

Bイン谷口〜金糞峠〜武奈ヶ岳〜北比良峠〜イン谷口 
日時:2015.06.17(水) 天気:曇り時々陽射しあり メンバー:Fサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ    使用方法

現地まで
自宅・広陵町(4:55)−−−田原本−−−三宅IC−−(京奈道)−−郡山南IC−−(R24)−−奈良−−(R24)−−宇治・観月橋−−−六地蔵−−(K36・K35・R1)−−京都東IC−−(西大津BP・湖西道路)−−−7:00大津市南比良・正面谷トイレ前広場
走行距離 :約95km 所要時間 2時間05分 (復路同一ルートで3時間)
湖西方面に出かける際には、京奈和道等一部高速を利用していたが、どうも時間短縮にはなっていないように思えていた。そのため今回は一般道でも早朝なら時間的には変わらないのではと思い、西大津バイパス・湖西道路の起点となる名神の京都東ICまで、一般道を走ることにした。
結果は距離95kmを2時間少々で到着、これなら今後高速道にわざわざ乗る必要もないだろう。

前回は適切な駐車場所が解っておらずイン谷口に停めたが、今回はイン谷口から正面谷を数百メートル進み、正面谷トイレ前の広場に駐車した。
梅雨時の平日でもあり、先着車は1台のみ。

登山コースとコースタイム
正面谷広場7:18−−(11)−−7:29大山口−−(39)−−8:08青ガレ下8:18−−(37)−−8:55金糞峠9:06−−(2)−−9:08八雲ヶ原分岐−−(4)−−9:12大橋・坊村分岐−−(9)−−9:21尾根取付−−(50)−−10:16コヤマノ岳−−(36)−−10:52武奈ヶ岳11:42−−(16)−−11:58八雲ヶ原分岐−−(30)−−12:28八雲ヶ原12:48−−(25)−−13:13北比良峠−−(65)−−14:31大山口14:38−−(9)−−14:47正面谷広場
所要時間:約7時間30分 歩行時間:約5時間30分 距離:約11.4km

7:15
正面谷トイレ前広場
8:08
青ガレ
8:57
金糞峠
9:11
奥ノ深谷上流部
9:53
コヤマノ岳にはブナの大木が点在
10:47
頂上目前
10:54
釣瓶岳
頂上から
11:43
満開のサワフタギ?

頂上で
11:43
サワフタギ?

頂上で
12:15
コヤマノ岳の東面のゲレンデ跡を下る
正面の荒地もゲレンデ跡、後方は釈迦岳
12:44
八雲ヶ原
12:52
八雲ヶ原

ゲレンデ跡から振り返って
13:13
北比良峠から見る武奈ヶ岳
14:31
大山口に下山

正面谷登山口〜金糞峠
 大山口には3年前と同じ「青ガレ付近では落石・土砂崩れの恐れがあり、別ルートへ・・・」の迂回を促す看板があった。前回訪れた後も大雨や台風等で登山道が度々荒れているようだが、そのつど登山道の整備がされているようで、登山道自体危険を感じる箇所はなかった。ただ看板にあったように、斜面からの落石には常に気をつけておく必要がある。
緩やかだった道も青ガレから急に傾斜も増す。大きな岩が堆積した青ガレは、岩に着けられた赤いペンキを辿れば進路を見失うことはない。青ガレを抜けると傾斜も幾分緩やかになり歩き易くなり、金糞峠が近いように感じさせるが、峠へはもうひと登りあり。

金糞峠〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳

 一旦奥ノ深谷に下るが、標高が850mの高所にも係わらず、水量のある清流が流れている。前回は意に反しコヤマノ岳に直登してしまったが、今回は中峠経由より時間短縮ができるので、このコヤマノ岳直登コ-スを上がる。
中峠コースとの分岐(右岸)には印刷された標示物があり、ここで対岸に渡り尾根に取り付く。 尾根上ではコヤマノ岳とは反対方向にも明瞭な踏み後があったので、尾根先端付近にも取り付きがあるのだろう。尾根は若干の緩急はあるものの、やや急な上りがコヤマノ岳稜線手前まで続く。殆ど展望はないが周囲はブナ主体の自然林で気持ちが良い。
コヤマノ岳から緩やかに下った鞍部から溝状の道を詰めれば、武奈ヶ岳頂上尾根の一端にでる。頂上には樹木は無く、360度遮るものはく、比良の山々や琵琶湖の眺めは素晴らしい。ただ、今日は霞みが強く、琵琶湖が辛うじて見える程度。
武奈ヶ岳〜八雲ヶ原〜北比良峠
 帰りはコヤマノ分岐まで戻るがイブルギノコバには向かわず、コヤマノ岳北のピークから八雲ヶ原へ下る。コース前半は自然林、後半は開けたゲレンゲ跡で展望が良い。八雲ヶ原には以前キャンプ場があり、トイレもあったように思うが、今は八雲観音のお堂以外建物は見当たらない。ただキャンプは禁止されていないようで、今日も2張のテントがあった。北比良峠へはスキー場のゲレンデ跡を上る。このゲレンデは斜面を削って造成されたようで、今も荒地のままだが、ここから振り返って見る八雲ヶ原と背後のコヤマノ岳の眺めは美しい。北比良峠付近にはかつてロッジとロープウエー駅があったが、今は更地となっている。なおこの付近では琵琶湖が間直に見下ろせる。
北比良峠〜ダケ道〜正面谷登山口
 ここで金糞峠への道と別れ、ダケ道を下る。道は良く整備され危険な箇所は全く無いが、展望は殆どないので淡々と下るが、随分長く感じられた。途中にはカモシカ台という処があるらしいが、一箇所登山道脇が広くなった箇所があったものの展望は無く、標示がないのでここがカモシカ台かは不明、ただ×××台と呼べるのは他には見当たらなかった。
大山口では沢の流れでハンカチを絞り、軽く汗を拭いてから駐車場に戻った。

※※※同行者:F氏のヤマレコはここから※※※

A坊村・明王院〜御殿山〜武奈ヶ岳〜御殿山〜坊村・明王院 
 日時:2014.02.26(水) 天気:快晴 メンバー:単独
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
24日25日は登山日和だったが両日共に仕事、26日はゆっくりして居たかったが、27日は雨でそれ以降もスッキリいない予報・・・。26日は何とか晴れてくれそうなので、急遽、武奈ヶ岳行きを決める。
武奈ヶ岳には過去3回登っているが何れもイン谷口からで、坊村からは今回が初めてだ。又冬の武奈ヶ岳は初めて登った25歳以来、38年ぶりとなる。

現地まで
自宅・広陵町3:30−−−学園前−−−精華学研IC−−(京奈)−−城陽IC−−−巨椋IC−−(京滋)−−石山IC−−(湖岸・湖西)−−−真野IC−−(R477)−−途中−−(R367)−−大津市葛川坊村・葛川市民センター駐車場6:00
走行距離 :約105km 所要時間 2時間30分
今回車を停めさせていただいた葛川市民センターは、国道367号線を北上した場合、曙橋交差点で左折し、曙橋を渡った右手にある。
到着時、1台の駐車も無く、私が一番乗りだった。
駐車場はかなり広く、収容台数は確認しなかったが、おそらく40〜50台は可能と思われる。
後で気づいたが、地主神社前には数台の駐車があり、登山者の利用もあるようだった。
駐車場にトイレは無いが、国道脇に清潔なものがあり。

登山コースとコースタイム
駐車場6:39−−(7)−−6:53登山口−−(115)−−9:12(P1097・御殿山)−−(6)−−9:18ワサビ峠−−(37)−−9:55武奈ヶ岳10:26−−(24)−−10:50ワサビ峠−−(6)−−10:56(P1097・御殿山)11:20−−(67)−−12:27.登山口−−(7)−−12:37駐車場
所要時間:約6時間 歩行時間:約4時間30分 距離:約9km

6:40
曙橋を渡った右が市民センター、駐車場にトイレは無い
6:41
トイレ前を山に向って進む
6:52
赤い橋の先に登山口あり
7:07
初っ端から九十九折れの急坂
8:12
標高800m付近で南西稜に出る
8:47
京都北山・峰床山方向
9:12
武奈ヶ岳
御殿山から
9:29
最後のピークを過ぎて
9:29
御殿山を振り返る、後方は蓬莱山
9:30
コヤマノ岳
9:35
縦走路を振り返って
9:50
頂上間近
9:51南西稜
頂上直下から

9:55
武奈ヶ岳頂上
後方には微かに白山が
10:12
釈迦岳
頂上から
10:14
釣瓶岳(手前)、その後が蛇谷ヶ岳
右後方には微かに白山が
10:16
蓬莱山
頂上から
12:36
駐車場に戻る
随分車が増えている

国道脇のトイレ前を山に向かっていくと、地主神社に突き当たる。ここで左折(北へ)、その先の赤い橋を渡り、明王院前を通りすぎたところに登山口がある。昼間は春のような暖かさになるようだが、足元はバリバリに凍っている。
登山道ものっけから急で、そのうえ凍っているため、躊躇無く、登山口でアイゼンを装着する。
登山口から植林内の急な上りが始まる。上るに従い雪も多くなるが、良く踏まれたトレースがあるので、これを外さない限り足が沈むことはない。植林を抜け、南西稜に乗った後は、緩急はあるが相対的に傾斜も緩くなり、視界も序々に得られるようになる。御殿山では大きく展望が開け、緩やかににカーブを描きながら延びる南西稜が、そしてその先には真っ白な武奈ヶ岳の姿が捉えられる。1200mを僅かに超える山とは思えない素晴らしい光景だ。
御殿山から頂上へは、一旦ワサビ峠へ下った後、上り返さなければならない。下り、上り共にかなりの急斜面だ。ワサビ峠を上がってしまえば、傾斜も緩くなり、尾根は次第に広くなり雪原に変わる。360度遮るものは無く、これから向かう武奈ヶ岳や、振り返って見る南西稜等、素晴らしい眺望だ。 

頂上へ最後の急坂にかかる頃、頂上から下ってこられた男性とすれ違う。登山口をほぼ同時に出発した方のようだった。
私が頂上に着いた時には誰もいなかったが、平日にも関わらず、次々と登山者が上がってくる。

今日は快晴だったが、PM2.5の影響もあるのか、伊吹山や白山も見えてはいるが、残念ながら霞んでしまってしまい、そのうえ頂上手前までは余り気にはならなかった風が、頂上付近ではかなり強かったことも有り、時間はたっぷりあったが、30分程の滞在で下山を開始する。
そして御殿山まで戻り、絶景を楽しみながら軽い昼食を摂った後、登山口まで一気に下った。

@イン谷口〜金糞峠〜武奈ヶ岳〜北比良峠〜イン谷口 
日時:2012.06.29(金) 天気:快晴 メンバー:単独
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ    使用方法
梅雨空が続くなか、たまに晴れの日があっても用事があったりで、暫く山には行けずにいた。今度梅雨の中休みがあれば、南岸の前線を受けにくい、近畿北部の山がよいのではと思い、比良か湖北を考えていた。
今日、ようやく梅雨が中休みとなり、結局20年近く足が遠のいていた、比良は武奈ヶ岳に出かけることに。

現地まで
自宅・広陵町(5:30発)−−−学園前−−−精華学研IC−−(京奈)−−城陽IC−−−巨椋IC−−(京滋)−−石山IC−−(湖岸・湖西)−−大津市南比良・イン谷口(7:45)
走行距離 :約100km 所要時間 2時間15分
湖西道路終点を左折すると、同じ方向に向かう先行車がありその後を追う。先行車はイン谷口の橋を渡り右折し、すぐの空き地に駐車した。登山者用の駐車場にしては少し狭いように思ったが、既に2台停まっており自分もその隣に駐車する。 この後判ったことだが、釈迦岳より下山した場合、この場所が便利であって、今日自分が歩いたコースでは、大山口方面に更に6〜700m進んだ所の駐車場を利用するべきだった。

登山コースとコースタイム
イン谷口8:02−−(20)−−8:28大山口−−(37)−−9:05青ガレ下−−(33)−−9:48金糞峠10:00−−(4)−−八雲ヶ原分岐−−(4)−−大橋・坊村分岐−−(10)−−10:18尾根取付−−(38)−−10:58コヤマノ岳−−(28)−−11:27武奈ヶ岳12:16−−(40)−−12:56イブルキのコバ−−(19)−−13:15八雲ヶ原13:30−−(17)−−13:47北比良峠−−(67)−−14:57大山口−−(20)−−イン谷口15:26
所要時間:7時間24分 歩行時間:約5時間35分 距離:約13km

8:02
イン谷口

8:13
トイレ(左)と駐車場(右)
トイレは水洗で清潔
8:29大山口
左金糞峠・右ダケ道
9:06
青ガレ
9:49
金糞峠
10:03
金糞峠下奥ノ深谷上流部左岸・テント一張あり
10:51
コヤマノ岳頂上手前
10:59
コヤマノ岳頂上
11:11
武奈ヶ岳
コヤマノ岳を過ぎて

11:27
武奈ヶ岳頂上
11:27
蓬莱山
頂上より
12:14
釈迦岳
頂上より
12:14
蓬莱山(右)・コヤマノ岳(左)
12:56
イブルキのコバ
13:32
八雲ヶ原
後方はコヤマノ岳
13:38
武奈ヶ岳
旧スキー場ゲレンデ上部から
13:49
琵琶湖
北比良峠近くから

前回、武奈ヶ岳に登ったのは19年前、その時もイン谷口から金糞峠に上がったが、記憶にあるのは岩がゴロゴロした青ガレくらいだろうか。
大山口には青ガレ付近では落石・土砂崩れの恐れがあり、別ルートへの迂回を促す看板があった。前回訪れた後、台風等で登山道が荒れてしまったのかと想像したが、実際歩いてみて、斜面の石が気になる箇所はあったが、登山道自体危険を感じる箇所はなかった。
今日は気温ガ高く、久し振りの登山で足も重く、金糞峠に着くまで一汗かく。峠では涼しい風があり日陰で休憩しているうちに汗も引く。中峠へは一旦奥ノ深谷に下るが、標高が850mの高所にも係わらず、水量のある清流が流れている。
坊村への分岐で枝沢沿いに進み何度か沢を渡るが、分岐から10分程のところで、対岸に良く目に付く印があった。道は斜面を上っているようだが、高巻きしているものと思い、沢を渡る。だが一向に下る気配はなく、程なく尾根に上がってしまった。どうやらコヤマノ岳に直登する尾根に乗ったようだ。沢に戻ってもよかったが、道は結構踏まれており、ブッシュもなさそうなので、そのまま尾根を上がる。コヤマノ岳まで展望はないが、周囲はブナ主体の自然林で気持ちが良い。
コヤマノ岳から緩やかに下った鞍部から溝状の道を詰めれば、武奈ヶ岳頂上尾根の一端にでる。頂上には樹木は無く、360度遮るものはく、比良の山々や琵琶湖の眺めは素晴らしい。
帰りはコヤマノ岳分岐まで戻り、八雲ヶ原へ下る。八雲ヶ原には以前キャンプ場があり、トイレもあったように思うが、今は八雲観音のお堂以外建物は見当たらない。ただキャンプは禁止されていないようだ。
ここは安曇川の源流でもあり、「環境に悪影響が出なければ良いのだが・・・。」とおもいつつ、スキー場のゲレンデ跡を上り、北比良峠へ行く。この峠付近にはロッジとロープウエー駅があったが、こちらもすでに撤去され昔の面影はなかった。
ここで金糞峠への道と別れ、ダケ道を下る。途中にはカモシカ台という処があることになっていたが、全く気づかず大山口まで下る。
トイレのある駐車場では、道路脇の小さな流れでタオルを絞り、軽く汗を拭いてからイン谷口に戻った。

その他・見所・関連山行
比良山系登山情報 登山届用紙(PDF)もあり

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