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フリエNEWS 1998年 3月分


名古屋に敗北  as of 1998/3/29

 名古屋市の瑞穂陸上競技場で行われた対名古屋戦は、2−1で敗北しました。

 早朝横浜を出発し、東名高速で一路名古屋を目指します。11時前には瑞穂競技場に到着しました。

 今日のスタメンは楢崎・薩川・前田・サンパイオ・遠藤・波戸・山口・三浦・瀬戸・永井・氏家。オタシリオの時に比べて入れ替えが激しいですね。

 試合の方は浦和戦と比較して随分と良くなった印象です。DF陣はサンパイオが入ると安定するのがよくわかります。今日は2失点でしたが、浦和戦のような大きな崩れはありませんでした。
 中盤は三浦が2列目に入った関係でパス回しはある程度できるようになりますが、相変わらずパスをカットされてピンチを招くことが多かったです。
 FW陣は苦しいですね。本来的には3−4−3でのセンターフォワードはポストプレーが求められるのですが、今日はらしいプレーをさせてもらえませんでした。

 1点目は、DFの裏にだされて前田が追いつけずの失点。浩さんが非常に悔しがっているのが印象的でした。2点目はゴール左からの三浦のシュートが相手DFにあたってのゴール。記録はオウンゴール(福田)になっていますが、事実上は三浦のゴールでした。

 後半に入り、薩川を下げて奧野を投入。後半15分頃名古屋に1点追加され、2−1に。この時点では行けると思っていたのですが、永井のバー直撃シュートや前田のシュートが外れるなどで気が付くとタイムアップ。

 レシャックのサッカーを咀嚼吸収するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。去年出来ていたことが今年出来ない……などフラストレーションのたまる部分はもちろんあるのですが、きっと一番苦しんでいるのは選手の皆さんだと思います。こういった時にこそ、サポーターとしてきっちりチームをサポートしていきたいと思います。


日本代表に楢崎・山口選手  as of 1998/3/29

 4月1日の韓国戦メンバーに横浜フリューゲルスから楢崎・山口両選手が選出されました。
 また、同時に発表された五輪代表には、瀬戸・遠藤選手が選出されています。#吉田選手残念。


浦和に完敗  as of 1998/3/26

 横浜国際競技場で行われた対浦和戦は、前後半1点ずつ計2失点し敗北しました。

 ホーム初戦ということで、今年から横浜フリューゲルスと横浜市サッカー協会で設立した「フリューゲルスカップ少年サッカー大会」の開会式がありました。横浜市の少年サッカーチームを各区から1チーム選出し、トーナメントで優勝をあらそうとのこと。早く言えばカップ戦のスポンサーになったわけですが、地域密着を目指すチームならではだと思いました。
 開幕のセレモニーはマリノスのように派手さはなく、ごくごく地味。このあたりもチームカラーが出るのかもしれませんね。しかしあの「歌」だけはやめてほしかった。いったいどんな意味があるのか、何の説明もなく聞かされたのでは……。浦和側がコールを開始したのは当然でしょう。サッカーを見たことのない人が企画したとしか思えない内容でした。

 さて、試合ですが立ち上がり10分を除いてほとんど浦和ペース。マリノス戦のような攻防にまでいたらず、中盤でのミスで自沈した感じでした。
 三浦もやはりどうしても下がってしまうし、中盤の底もサンパイオ不在で統率が今一つ。山口も上がり気味になるとパスが繋がりません。中盤の底でパスカットされるとそれはすぐピンチなわけで、その意味では非常にスリリングなゲームでした。
 しかしこれに応えるかのように外しまくる浦和FW。楢崎の出来も良かったですが、それ以上に浦和のFWの不出来が大差にならなかった主要因だったと思います。

 ある意味でシステム変更の悪い面が出てしまった試合だったのかもしれませんが、まだまだこれから。チームを信じていきたいですね。

#浦和の小野、騒がれすぎでどうかな〜と思っていましたが、なかなか良いですね。でもうちの遠藤の方が大成するような気がしています。


ダービーマッチをVゴールで勝利  as of 1998/3/22

 横浜国際競技場で行われた98年Jリーグ開幕戦は対マリノス戦は、延長前半の佐藤一樹のVゴールで勝利しました。

 前日から風が強く寒い日でしたが、随分前から多くのサポーターが開場を待ちます。当初5時開場の予定が4時半に繰り上がったのもうなずけます(この日の入場者約5万2千人)。
 代表の試合などで何度か訪れている競技場ですが、あらためて感じるのはその大きさ。片側のゴール裏1・2階席だけで三ッ沢と同じくらいの人数が入るというのですからもうすさまじいです。また、音響もいいので、アナウンスが聞こえないということはありません。逆に放送がうるさくて応援が出来ないなどの弊害も。

 試合は、レシャック新体制で初の公式戦になりますが、立ち上がり攻め込まれます。サンパイオを中央に、アンデルソン、前田を左右に配したDF陣もやや混乱。特にDFが上がってコンパクトになっている分、後ろに通される危険も高くなるので、ここ2年ほどのマンツーマンで深く守るのを見慣れていると非常に怖いです。しかしその辺はサンパイオ・前田がそつなくこなします。また、この試合通しての話ですが、マリノスは本当に外しまくりました。また、ゴールに飛んでも楢崎のファインセーブでほとんど失点しませんでした。
ゲーム終了後の横浜国際競技場  前半10分くらいまでなかなか攻めに転じられなかったフリエでしたが、徐々に中盤からFW(特に永井)へのパスが出るようになります。しかしこの中盤が問題で、非常にパスミスが多かったのが気になりました。昨年までの短いパスをつないで攻め上がるサッカーではなく、割と選手同士が距離を持ってパス交換していく感じなのでしょうか?パスの精度が悪いとすぐインターセプトされてしまいます。この辺りがレシャックが練習を繰り返しているところのようです。
 先制点はそのようなパスを受けた永井のミドル。前半18分中盤でパスを受けてちょっとドリブル。DFの隙をついてシュートと素晴らしい動きでした(その前の攻撃でドリブルでゴール前に持込んでいたので、相手DFがドリブルを警戒して離れたのも大きかったとおもいます)。
 その後はマリノス、フリューゲルス共に攻守立場を変えて戦います。マリノスは再三チャンスを作り、決定的な場面を演出するもののシュートがポストに阻まれ、あるいはGKに押さえられるなどで得点にいたらず。フリューゲルスも本来FWの三浦が昔のクセ?で中盤に吸収されてしまうなど問題点もあるものの、左サイドを崩しての多彩な攻撃を見せます(ちょっと右サイドの攻撃が薄かったような)。また、ルーキーでスタメン出場の遠藤、大島ともルーキーらしからぬ落ち着きと、強いあたりで善戦します。
 前半33分にアンデルソンを下げて薩川を投入。アンデルソン悪くなかったと思うのですが、この時間帯に交代というのはなにかあったのでしょうか?結局前半はこのままタイムアップとなります。

 後半も前半と同じように攻守がめまぐるしく替わる早い展開の試合が続きます。その中で、マリノスがやっと得点をものにします。サリナスにゴールに流し込まれ同点。
 レシャック監督の言っていた「攻撃的サッカー」が本格的に見られたのはこのあたりからだと思います。同点にされて気落ちするどころか、前がかりになってゴール前に。特に後半から修正された三浦と永井のコンビネーションはすさまじく、見せ場を作ります。13分に大島→服部、24分に波戸→佐藤一樹と選手を替え、重層的に攻めます。
 対するマリノスもFW城・サリナスにボールを集めますが、フリューゲルスDF陣に阻まれ、楢崎のファインセーブもあり得点できません。結局1−1で開幕戦から延長に入ります。

 しかしこの延長戦は長くかかりませんでした。一度マリノスに攻め込まれ、防いだあと逆にカウンター気味の攻撃。左を走り込んだ三浦のセンタリングに快速佐藤一樹が頭でドンピシャ!Vゴールをたたき込んで勝利しました。

 レシャック監督のいわんとする「攻撃サッカー」。ちょっと見えたように思いました。しかし心臓に悪いサッカーですね。でも若手の選手があの大一番であれだけ活躍するのですから、今年も絶対面白くなりますね。

 #昨日の主審はモットラムさんだったんですが、試合をうまく盛り上げていいジャッジでしたね。あやしい判定もほとんどなかったし(前半最後のマリノスのPKは?ですが)。いつも審判の方にはつらくあたって?いますので、きょうはちょっとフォロー。


元ロシア代表MFを獲得  as of 1998/3/15

 日刊スポーツが伝えるところによると、元ロシア代表MFイゴール・レディアコフ選手をレンタル移籍ながら獲得した模様です。詳細は日刊スポーツのHPをご覧ください。


横国の駐車券について  as of 1998/3/15

 横浜国際競技場の駐車場はダイナスティ杯では使用されませんでしたが、横浜フリューゲルスのホームゲームでは使用できるようです。1回千円でP1駐車場(南サイドスタンド側)が使用できます。なお、駐車券は事前に購入の必要があり、当日券は発売されません(チケットPIAでのみ16日より発売)。


札幌との練習試合は1−2  as of 1998/3/15

 14日(土)に東戸塚の横浜フリューゲルストレーニングセンターで行われた札幌との練習試合ですが、前半アンデルソンのゴールで同点とするものの、後半1失点し1−2で終了しました。
 私は仕事で見に行けなかったのですが、家内によると「コンサドーレのサポーターが異様に盛り上がっていた」とのこと。ところで君は試合を見にいったんかい?


プレシーズンマッチは引き分け  as of 1998/3/8

 3月8日(日)、香川県丸亀陸上競技場で行われたプレシーズンマッチ、フリューゲルス対鹿島戦ですが、後半お互いに2点を取り合って2−2で引き分けました。横浜フリューゲルスの2点は共に永井。移籍していきなりの活躍(それも投入後1分でのゴール)はさすがです。(観客=8、506人)

 スタメン
 16 GK 佐藤 →45分 20 GK 仁田尾
  3 DF 薩川
 13 DF 前田
 14 DF 埜下 →45分 17 DF 奧野
 15 MF 瀬戸
  7 MF 原田 →45分 10 FW 永井
  8 MF サンパイオ
  6 MF 三浦
 12 FW 波戸 
 11 FW 服部 →45分 28 FW 大島 
 18 FW 大久保→45分 27 MF 遠藤 

 得点
  45分 永井(アシスト:波戸)
  55分 熊谷
  71分 永井(アシスト:大島)
  74分 ビスマルク(PK)

 警告
  40分 原田 (反スポーツ)
  49分 前田 (ラフ)
  49分 三浦 (ラフ)
  55分 ビスマルク(反スポーツ)
  82分 遠藤 (反スポーツ)


クラブがバルサと業務提携  as of 1998/3/2

 クラブの安達GMが、昨夜TVKテレビで語ったところによると、スペインリーグの強豪「F.C.バルセロナ」との間で業務提携契約を締結したとのこと。主な項目は

  1. 選手およびコーチングスタッフの交流
  2. 経営のノウハウの獲得
  3. 若手、ユースクラスでの練習試合などの交流
 また、同時に複数の外国籍選手(主にスペインらしい)に対してオファーをしているが、決定には至っていないと語っています。


楢崎選手代表デビュー  as of 1998/3/2

 昨日横浜国際競技場で行われたダイナスティ杯で楢崎選手が初めてスタメンで出場しました。
 前半にパンチングしたボールが滑ってゴールインし失点するものの、それ以外はほぼ安定したプレーを見せました。
 #しかし寒かったですね。