ジーニョ選手が来日(続報) as of 1997/12/31
ジーニョ選手が来日されました。今日のバリグ・ブラジル航空(サンパウロ発)で到着。
到着口に現れたジーニョ選手、気がついてくれました。いきなり日本語で「ひさしぶりネ」と言われたのには驚きました。久しぶりにお会いしたジーニョ選手ですが、親しみやすさは今まで通りでした。最後に「あした、がんばろう!」と言われて車の方に行かれました。
本当の目的の飛行機ですが?、なぜか空港ターミナル工事でほとんど全く飛行機が見えず、ヒロ君は不満で、泣いて大変でした(おまけにヒカリアンまで買わされるし……)。フウ。
子どもに飛行機を見せようとたまたま成田空港に遊びに行っていた(ウ〜ンかなり無理があるな〜)私は、到着口付近にいらっしゃったクラブの山田代表とお会いしました。なんでもジーニョと同じ飛行機で到着されたとかで、モネール選手の結婚式に出席して、ブラジルに移動し帰国されたところだとか。「ジーニョはまだ入国審査しているヨ」とのことで、待つこと暫し。
ジーニョ選手が来日 as of 1997/12/31
天皇杯決勝に合わせてジーニョ選手が来日する模様。おそらく今日のJAL063便(サンパウロ発)で着くのではないかと予想されます。
現在ジーニョ選手が在籍しているパルメイラスは、ブラジル全国選手権で惜しくも2位(1位はエバイール選手の在籍するバスコダガマ)となりましたが、ブラジルのクリスマスと新年の休みを利用して私費で来日するもの。なお、帰国は1月2日の予定で、サンパイオはじめフリエのブラジル人選手も同時に帰国するようです。
天皇杯準決勝 磐田に逆転勝利 as of 1997/12/29
12月28日(日)、兵庫県の神戸ユニバー記念陸上競技場で行われた天皇杯準決勝、対磐田戦は2−3で逆転勝利しました。
磐田、フリエ共に早い中盤の組立から果敢に攻める好ゲーム。しかし簡単にサイドをえぐってくる磐田に対してフリエはどうしても中に切れ込んでいくプレーが多く得点にいたりません。そんな中で磐田の清水にちょっとしたDFのすきをつかれ、ミドルシュートを受けて失点します。晴れ時々曇りの天気予報でしたが、なぜか雨も降りだし一気に気温も低下します。
後半に入りすぐに、服部が得点して同点とします。しかしすかさず磐田も、ゴール前の混戦から藤田がゴールして再びリード。さすがに磐田。簡単には行きません。
今日のこの気持ちを「嬉しい」という簡単な言葉で言い表せるはずもありません。この気持ちは同じチームを応援されてきた方ならばきっとわかっていただけると思います。
元旦に自分の応援しているチームが試合をするというのはサポーター冥利につきるというものです。おまけに相手は鹿島。好ゲームを期待しましょう。もちろんフリエの優勝を信じながら。
正直この日、いつもの切れの見られなかったキャプテン山口がこの困難な局面で見せてくれました。磐田も攻撃していながら追加点を奪えずにいた後半33分。ゴール前からこぼれたボールを低く押さえた弾道でジャストミート。磐田GKのポジションも悪く防ぐことができずボールはネットに突き刺さります。Jセカンドの鹿島戦そのもののシュートでした。
この同点で一番気落ちしたのは磐田サポーターだったのかもしれません。磐田全体のポテンシャルが落ち、攻めが単純になってきます。こうなるともう負ける気はしません。苦しんだこのゲーム初の、そして最後のリードは三浦のFKから生まれました。ロスタイム寸前、相手ゴール近くからの三浦のFKが服部?に当たり(いや、おそらく狙ったんだと思いますが)、コースが変わってそのままゴール。磐田GKも届きようがありませんでした。長く感じるロスタイムの後には国立行きのキップが待っていました。
天皇杯準々決勝 清水に快勝 as of 1997/12/25
12月23日(祝)、愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われた対清水戦は、1−6で快勝しました。
松山行きの夜行バスが確保できなかったため、急遽横浜から坂出まで夜行バスで出て、そこからJR特急「いしづち」で松山に向かいます。瀬戸内の風景を眺めながらの旅もなかなかいいものです。
競技場は去年とおなじですが、今年はアウェー側。最初清水サポーターが間違えて?アウェー側に陣取ってしまうというハプニングもありましたが、そこはお互いに気のいいサポーター同士、あいさつしながら交代します。山の上に作られた競技場のため、北風が吹きすさび非常に寒いのですが、去年は雪がちらついていたことを考えると日が出ている分はいいのかもしれません。
試合は13時キックオフ。楢崎・一樹・前田・薩川・三浦・奧野・瀬戸・山口・吉田・服部・フェルナンドがスタメンです。風下に立ったフリエはいきなり押されてスタート、ほぼ清水ペースで試合が進みます。4バックのためかDFの安定感は今一つですが(最後の一人がいないのはまだちょっと怖い)、さすがに慣れてきて大きく破綻することはありません。しかし20分頃DFのクリアのミスから、サントスにボールを持ち込まれ先制を許します。
しかしこの1点で目が覚めたというか、清水のDFが甘くなったというか、フリエ突如攻めに転じます。同点は吉田。カウンター気味で一樹のパスから流し込んだらしい(遠くてよく見えん)。その数分後またしても吉田が決め、あっと言う間に逆転。吉田はマークをうまくはずして、一樹との連携もよく2得点です。一樹もここぞというときの上がりが素晴らしく、左の三浦が目立たなくなってしまうくらいの大活躍。その一樹が3点目を決めます。前半終了間際の一樹のシュートを清水GKが取ろうとするもののそのままゴールIN。こちらからはGKが止めたように見えたので、最初はゴールとわからなかったのですが、選手が喜んで帰ってくるのをみてゴールが決まったのがわかった次第。
後半開始直後、今度は服部。決めるところできっちり決めてくれます。この1点で清水の選手の集中力が切れだします。攻撃を試みるものの中盤でパスミスを続出。フィニッシュでもうまく合わない&打ち上げてしまうなど清水サポーターもちょっと怒りモード?後半は圧倒的に清水がボールをキープしていたのですが、得点に結びつかず、逆にカウンターなどで2点(奧野・光岡)を追加し終わって見れば1−6の快勝。しかしフリューゲルスってこんなにカウンターサッカーをやるチームだったかいな。
あまりの快勝に、その日は道後温泉に浸かって、夜行バスで帰り、風邪をさらに悪化させました。
次は神戸で磐田戦です。さあ、フリューゲルスのサッカーとフリューゲルスサポーターの意地を見せつけてやりましょう。
午前中はあの「東京ガス」を苦しめた愛媛FCユースと新居浜工業高校(だったと思う)の試合が行われ、新居浜が2−1で勝っていました。
試合終了後、出口のところに行くと木村元監督以下クラブの面々がタクシーを待っていらっしゃいましたが、その中に新監督レシャック氏とロウラ氏をお見かけしましたので握手してきました。クラブ関係者によると報道関係にも秘密で来日されていたとのこと。気さくな方とお見受けしました。
天皇杯4回戦 市原に勝利 as of 1997/12/20
12月20日(土)、宮城県の仙台スタジアムで行われた天皇杯4回戦、対JEF市原戦は三浦選手の2ゴールで2−1で勝利しました。詳細は不明ですが、1点目は前半のゴール。2点目は後半PKによるものとのこと。次回の準々決勝は23日(祝)の松山で行われ、相手は清水エスパルスです。
新横浜のフリエ元町を確認 as of 1997/12/20
新横浜で行われたJリーグアウォーズへ行く途中に、フリエ元町新横浜ファミリア店を確認してきました。場所はクラブ事務所の裏ではなくて、環状3号線の沿いのビルです。コンビニエンスストアのファミリア内の一角に横浜フリューゲルス関連グッズが置いてあるという感じです。でも選手のサインがあったりしてそれなりに目立ちます。競技場に行く途中で応援グッズを手に入れるというスタンスで、元町などとは基本的にコンセプトが違うようです。
三浦淳宏選手福祉施設の子どもたちへクリスマスプレゼント as of 1997/12/20
この度、三浦淳宏選手が横浜市内5ヶ所の福祉施設の子供たちへお菓子をクリスマスプレゼントすることとなりました。
今回プレゼントするお菓子は、同選手が97’Jリーグヤマザキナビスコカップニューヒーロー賞を受賞した際の賞品であるヤマザキナビスコ製品のお菓子1年分(オレオやリッツなど)で、本人の要望によりクリスマスプレゼントとして贈ることとなったものです。
今回、プレゼントする福祉施設は、ファミリー・グループホームというタイプの施設で、これは、家庭環境に恵まれないこどもを少人数単位で地域の中で養育するための新しい社会的養護形態です。専門的知識と、経験を有する職員が、一般の住宅で子どもとともに生活し、養育するという里親制度の家庭的雰囲気と、施設の専門養育機能を合わせ持った制度です。
新横浜にフリエ元町が進出 as of 1997/12/15
新横浜に新しくフリエ元町新横浜ファミリア店がオープンしました。場所はクラブ事務所の裏あたりだと思いますが、確認していません。お近くの方ぜひレポートを下さいね。
住所:港北区新横浜2−4−16 NEC新横浜第二ビル コンビニエンスファミリア内。
天皇杯3回戦 対駒澤大学戦 as of 1997/12/15
12月14日(日)三ッ沢で行われた天皇杯3回戦対駒澤大学戦は、4−3で辛くも勝利しました。
前半開始早々からゲームを駒澤にコントロールされ、完全にフリエサイドでのゲームとなります。フリエは体が切れていないというか、すべて出足が一歩遅いため中盤を維持できずずるずる後退。サイドをうまく使って攻めてくる駒澤大学に翻弄されます。
後半に入るとやっと気合いの入ってきたフリエが反撃に転じます。左FKを吉田がヘッドで決め再びリード。吉田選手は今期初ゴールです。立て続けにこんどはフェルナンドがほぼフリーで頭で決めます。打点が高いですね〜、アマリージャをちょっと思い出してしまいました。駒澤も前半のペースは維持出来ず出足が悪くなった分ピンチになるという感じです。
この試合のハーフタイムに、スタンドに森山選手と大嶽選手が、サポーターに最後のお別れのあいさつがしたいと来られました。両選手ともフリューゲルス退団が決定しているそうで、今まで応援してくれたファンに最後のあいさつがしたいと来られたそうです。サポーター一人一人と握手していかれました。クラブ側もこの件は把握していなかったようですが、ファンのことを最後まで気にかけていただけた両選手の、今後の活躍を期待したいと思います。
ゴール裏にあいさつにこられた森山選手(左)と大嶽選手
もちろん1対1の場面ではプロらしくほとんど負けはないのですが、駒澤のきれいなパス回しには思わずうなってしまいました。10番と11番の選手が特に危険で、たびたびピンチを招きます。
しかし先制はフリューゲルス。中盤でカットしたボールをMFの吉田がゴール前の服部へ。押し込んで先制するものの、リードを保てません。エリアすぐ外からのFKを駒澤5番に決められて同点。そのまま折り返します。
さあ、このまま横綱サッカー……と思った矢先、立て続けに2失点します。DFが駒澤FWを自由にさせすぎてしまった結果かと思うのですが、1点目はミドルシュート、2点目は裏に走られての失点だと思います。
結局はその後、フェルナンドがセンタリングを押し込んで4−3で勝利となったのですが、駒澤大学のプレーが目立つ試合だったのは残念でした。
年間シートについて as of 1997/12/8
来年の年間シートについては、ファンクラブなどを通してすでに案内がされていますが、リーグ全17試合のうち、8試合を横浜国際で、9試合を三ッ沢で行う予定のようです。昨年の富山と鴨池のホームはリーグ戦ではなくなりそうです(鴨池は京都が準ホームにするというウワサがしきりですね、京セラの国分工場も近いし……)。
さて、問題の横浜国際ですが、まず最大の問題点はゴール裏2階の問題です。サポーターズGシートはゴール裏1階のみですので、2階は開放されないようです。S席が2階、B席が1階ということから考えると、どうやら2階の方が見やすいようです。浦和の駒場競技場と似た形になると思われますが、問題は駒場のゴール裏は比較的高さがあるのですが、横浜国際は高さが不明で、最悪は平塚や等々力のゴール裏のような平坦な状況になるのではないかと推測されます。この辺はぜひ確認したいところです。
またピッチ外に陸上のトラックがありますので、スタンドとは距離が出てきます。特にゴール裏はかなり離れてしまいそうです。この辺りもなやみですね。
横浜国際競技場の見学については、前向きにクラブ側も検討されているようです。ぜひ一度競技場を見てから年間チケットを購入したいですね。
このページの特集が功奏したとは思いませんが、全部横浜国際に移動でなくて正直ほっとしています。また料金は以下のようになります。
年間SS SS席(メイン1F) SS席(メイン中央) イヤーブック、試合毎に記念品/席 年間S S席(バック2F) S席(バック中央) イヤーブック/席 サポーターズB Bブロック自由(バック1F) Bブロック(バック、サイド) - サポーターズG 自由(ゴール裏1F) 自由(ゴール裏) - サポーターズ小中 Bブロック自由および自由席 - -
まず、三ッ沢についてはサポーターズGシートはゴール裏、今年のバックのサイド側が独立してサポーターズB席になった感じです。年初にこの線引きの件でいろいろ後手にまわったクラブだけに、今度は慎重ですね(いや、でもこういったところは私は好感が持てるんですよ。人間だれしもミスもあるのでしょうが、きっちりと次にそれを活かしていくるのはしっかりしていると思います)。
佐藤工業の社長が退任 as of 1997/12/8
あまり一般紙では大きく扱われませんでしたが、クラブのスポンサーである佐藤工業の代表、佐藤嘉剛社長が業績不振の責任をとって退任します。株価も12月5日の終値で89円となっています。
ファン感謝デー開催 as of 1997/12/1
昨日(11月30日)に本年のファン感謝デー(フリューゲルス フレンドリー フェスティバル)が横浜ドリームランドで行われました。
横浜ドリームランドは本当に子供の時分に行って以来なので20年ぶりくらい。思い出というと潜水艦に乗ったことくらいしか記憶にありません(この潜水艦まだありました。行列していたので乗りませんでしたが……)。周りは大きなマンションが出来たりしてすっかり市街化しています。
午前中のフットサルの試合は見られなかったのですが、観戦した方の話では同点でPKまでもつれたとのことでした。
大変多くのファンが参加していたと思いますし、イベントとしては成功だったと思うのですが、選手とのふれあい度は春のオブリガスペシャルと比べてしまうと見劣りするというのが本当のところでしょう。ある意味で「手作り」的な暖かさが消えてしまったようにも思えました。また、時期も問題でしょう。すでに監督の交代が確定しており、また契約更改の話もあるのでしょうから、この時期ではどうしても過去を振り返る形のイベントになってしまいがちです。春に実施して、「今年はこのメンバーで頑張るぞ!」みたいな方がのれると思うのですが………。
オープニングは、屋外ステージにオタシリオ監督以下、全スタッフ、選手が勢揃いします。監督のご挨拶の後、各選手とも園内に散らばっていきます。
この園内に散らばっていった選手の皆さんをファンが追いかける構図なのですが、なにせ広い園内、しかも選手も一カ所に止まるわけではなく、どんどん動いていってしまうので全員と会うのは絶望的。特に乳飲み子&幼児を連れた我が家は追いかけることも出来ず………。
結局ベンチでお茶を飲みながら、選手が通りかかるのを待つ戦術に切り替えます。それでも多くの選手の方と会うことができました。特に家内とヒロ君はフェルナンド選手と一緒にボートに乗って大満足していました。
また、マルセロ選手は帰化申請を出されているようです。本人も「来年は日本人になれるかも」と言われていましたから間違いないでしょう。
このあと屋外ステージでのクイズ大会などがあったのですが、子供が遊び疲れてぐったりしてきたので早めに切り上げて帰ってきました。
と、多少の苦言はおいておいて、清水の経営危機などJリーグ全体に暗い話が多い中でも、このようなファン感謝イベントを定期的に行うクラブの姿勢は高く評価したいと思います。