R-TYPE

 
 
正式名称 R-TYPE
販売会社 IREM
製作会社 IREM
販売年月日 1987
ゲームジャンル SHT
操作機器 8方向レバー、2ボタン
プラットホーム AC
関連作品 SUPER R-TYPE
R-TYPE II
R-TYPE III
R-TYPE LEO
GALLOP
R-TYPE Δ
R-TYPE DX
R-TYPE FINAL
ゲーム画面
[ドブケラドプス]

解説 IREMが誇る人気シューティングゲームシリーズ第一作目。
巨大な悪が支配するバイド帝国。そこに生息する恐怖の異形生物を打ち砕くため、人類は戦闘機「R-9」を壮絶なる戦いに送り出すというストーリー。

ショットボタンを押し続けることで通常ショットから変化する波動砲と呼ばれる強力な溜めうちを撃つことで、多くの敵を貫通したり大きなダメージを与えることができ、如何にボスの弱点に波動砲を効果的に撃ち込むかというのが当時のゲーマーの命題だった。
また、フォースと呼ばれる3段階に成長するオプションも特徴的で、これを自機の前部、後部に付け替えたり、分離突撃させたりと非常に変化に富んだ攻略に重要なポジションを持つ要素となっていた。

その後、IREMの特徴となっていく背景やキャラクターの描き込みの細かさ、巨大ボスとの対決演出のうまさ、当時のマザーボード性能でほとんどちらつきを感じさせない開発チームの技術力と根性に脱帽の作品だ。
その他 1988/03/25:PC-ENGINEへ移植(R-TYPE I)
1988/06/03:PC-ENGINEへ移植(R-TYPE II)
1988/10/01:MARK III &MASTER SYSTEMへ移植
1988/12/**:MSXへ移植
1989/06/**:X68000へ移植
1991/03/19:GameBoyへ移植
1991/12/20:PC-ENGINE SUPER CD-ROM^2へ移植(R-TYPE COMPLETE CD)
1998/02/**:PlayStationへ移植(R-TYPES)
 
CABed.Uの思い出 80年代〜現在に到るまでIREMの看板とも言える作品です。
私以上の年代の方は、PC-ENGINE立ち上げ期の有力ソフトとして覚えている方も多いのではないでしょうか?

当時、最強の8BIT機として産声を上げたPC-ENGINE。
Huカードという特殊な媒体の為、4M容量が実現できずシューティングとしては異例の前後編の2枚組となりましたが、その移植度はAC版のバグまで再現しているという、ほぼ完全な移植でした。
その結果PC-ENGINE版R-TYPEは見事PC-ENGINEのキラーソフトとして十二分に実働し、ご多分に漏れず私も購入・・・その後CD-ROM^2版R-TYPE CompleteCDまで購入するという、個人的にもどっぷりハマッたHUDSONの好移植作品でした。

と、PC-ENGINE版については皆さんも同じく評価していただけるのではないかと・・・

が、ここで、さらに押したいのがMARK-III&MASTER SYSTEM版!
PC-ENGINE版のR-TYPE II(AC版の後半部収録)に遅れる事4ヶ月、さらにMEGA DRIVE発売まで1ヶ月を切っているというタイミングで発売されたその移植作は当時のSEGAおたくを感涙させるに十分値するものでした。

確かにPC-ENGINE版と比較するとグラフィックは見劣りします。
しかし、それを補って余りある職人技のアレンジと、PC-ENGINEには逆立ちしても出来ないオリジナル面の追加。
ハード性能の為、キャラクターが小さくなっているんですが、違和感を感じないどころか、納得のアルゴリズムを奏でるすばらしい調整力で、
2面の背景は「AC版オリジナルより描きこまれているんじゃねぇか?」ってなくらいの身震いを覚える出来でした。

実は、それを実現したのが、今は亡きコンパイルなんです。
当時、強力なSEGAのパートナー企業として、ザナックやアレスタ等の作品で硬派なシューティングメを開発していたコンパイル。
R-TYPEのMARK-III&MASTER SYSTEMへの移植という、非常に辛く一般には評価されにくい仕事にもその確かな技術が光っていました。

多くは語りませんが、ある意味コンパイル技術陣が成熟期に入り始めた、そんな時期だったかもしれません。

残念ながら、私はMARK-III&MASTER SYSTEM版を中古ゲーム屋へ売ってしまいましたが、AC版や他機種移植版をプレイする度に「あぁ、こいつじゃ隠しステージにはいけないんだよなぁ〜」とちょっと物足りなく感じてしまうのです。

はぁぁ〜・・・大人パワーで再購入しちゃおうかなぁ〜・・・

2003-05-28

得点 90点
 
裏技内容 コマンド 備考注意事項
PC-ENGINE版 (R-TYPE I)
クレジット増殖法 タイトル画面中に、セレクトボタンを押しながらTボタンを連打するとクレジットが増える。  
2周目
 
1)フル装備の状態で、1回もミスすることなく全4ステージをクリアする。
2)エンディングを見たあとにランボタンを押すと、2周目が始まる。
 
2周目の最強パスワード パスワード入力画面で「CPL−3590−CM」と入力すると、2周目の最強状態でゲームを始められる。  
タブロックの無駄な抵抗 1面で2匹目のタブロックを倒さずにボスを倒すと、クリア後の無敵になった自機にタブロックが攻撃してくる。  
PC-ENGINE版 (R-TYPE II)
クレジット増殖法 タイトル画面中に、セレクトボタンを押しながらTボタンを連打するとクレジットが増える。
ビットを前後に動かす
画面の一番左端に自機を動かし、さらにを押せば、ビットは前後に動かせる。  
MARK-III&MASTER SYSTEM版
隠しステージ 4面後半のスカルトロンの卵地帯の上部にある柱の2本目に、突入すると隠しステージへいける。 自機の後部をぶつけるつもりで突っ込むと成功するようです。
MSX版
ステージ飛ばし
ポーズをかけ、F7キーを押してBSキーを押すと、現在のステージをスキップすることができる。  
GameBoy版
ナゾのお絵描きモード デモ後のスコア表示画面で、+A+Bを同時に押し、スタートを押すと、ナゾのお絵描きモードになる。
フォースがワープ 1)フォースを自機の後ろに着け、画面の左端へ次期を寄せる。
2)Aボタンを2連打し、自機を画面中央まで移動させる。
3)再度Aボタンを押し、フォースを呼び寄せるとフォースが画面右端から出現する。
PlayStation版
スピード変化 ゲーム中にポーズをかけて、L2を押しながらと入力すると自機のスピードが上がる。 にするとスピードが落ちます。
フォース最強 ゲーム中にポーズをかけて、L2を押しながらと入力して、R1、と入力するとフォースが最強状態になる。  
ステージセレクト 1)タイトル画面で、L2を10回、R2を10回を押す。
2)ゲーム中にポーズをかけてステージセレクトを選択すると、全てのステージとエンディングムービーが見れるようになっている。
 

 

PC-ENGINE版 (R-TYPE II)フォース変換パスワード
PC-ENGINE版R-TYPE IIで「DIL−1134−○●」の下2桁を
以下のように入力するとフォースの設定などを任意に変更できる

文字
フォース 周回 レーザー
無し 1周目 反射
2周目
1段階 1周目 対地
2周目
2段階 1周目 対空
2周目
3段階 1週目
2周目