TT2 : 伊勢七福神 初詣 (恵比寿神・大黒天)
新安城ー(名鉄)ー新名古屋ー(近鉄)−桑名ー(ウォーキング): 2月10日
ウォーキング詳細(約6Km)
桑名駅ー恵比寿神(土佛山・聖衆寺)−増田神社ー太夫の大樟−御膳水
ー走井山・勧学寺ー諸戸水道遺構ー大黒天(神宝山・大福寺)ー桑名駅
七福神
福徳を授けてくださる7人の神様
恵比寿神:律儀 大黒天:裕福 布袋尊:度量 福禄寿:人望
毘沙門天:威光 弁財天:愛嬌 寿老神:寿命
七福神信仰は、「七難即滅 七福即生」の功徳があるといわれて、
江戸時代から広く全国に広まった
伊勢七福神
桑名、四日市、鈴鹿、亀山の七ケ寺の霊場
恵比寿神 : 土佛山 聖衆寺 大黒天 : 神宝山 大福田寺
布袋尊 : 那智山 石上寺 福禄寿 : 無動山 大聖院
毘沙門天 : 信貴山四日市別院 弁財天 : 蟹築山 密蔵院
寿老神 : 荒神山 観音寺
近鉄が「伊勢七福神初詣ご利益めぐり」というテーマで1月から2月にかけて
7ケ寺を回る企画をしている。その中のひとつのコースである。
桑名駅で、マップをもらい歩き始める。
石段をあがると土佛山 聖衆寺
境内には土佛山の由来である土で造られた阿弥陀大仏と昭和に入って
建立された阿弥陀如来の2大仏が安置されている。
増田神社を過ぎて道路の右手に大きな樟の木が現れた
太夫の大樟
幹の太さ : 10m8cm(地上60cm高さにて)
樹高 :約27m
枝張り :東西約26m 南北28m
天正年間、三河の武士がこの6本樟に隠れて一命が助かったので、後年
この樟が枯れたとき、その母親がお礼に植えたという。
途中、竹林の中を歩く
竹がまっすぐ伸びているこの雰囲気は、いつ出会っても気持ちのよいものである
道端に「上野御膳水」の立て札
江戸時代、城下の水は水質が悪く、そのため桑名藩主の飲料水として、毎日
城まで運ばれたことから、この名前がついたとのこと。
電車の線路を渡った。線路の幅が狭いと感じた。近鉄北勢線である。この線は、
軌間が762mmとミニサイズである。
桑名高校を左に見、大きな道を下り右手に入ったところに「諸戸水道遺構」がある
桑名の人々は明治の中期まで、町屋御用水と井戸水を飲料水として使用していたが
汚水の流入で、しばしば疫病が流行し、住民は不幸に悩んでいた。
桑名の富豪 諸戸清六翁は独自で巨費を投じ、6年をかけて明治37年に私設の
水道を完成させ、住民に無料開放した。日本で7番目の水道である。
神宝山・大福田寺
除災招福の「桑名の聖天さん」として知られている
大黒天・毘沙門天・弁財天を合わせた三面大黒天が安置されている
自分の願いを紙に書いて、他人に見られないように大黒天の袋に入れ
祈願すると、どんな願いも容易に成就するといわれ、多くの人々に信仰
を集めている。