ネオロマンス・ライブ 2003 Autumn in 大阪

2003.10.25 14:00〜・昼の部
グランキューブ大阪(大阪国際会議場)

【出演者】
 岩田光央さん、私市淳さん、立木文彦さん、堀内賢雄さん、森川智之さん
 高橋直純さん、宮田幸季さん



 

〜公演の前〜

 朝一の飛行機で伊丹空港へ。関西空港よりも移動に便利で、1時間は早く大阪市内に到着しました。
 友達と大阪駅で合流し、まずは腹ごしらえということで、ネギ焼きを食べに行きました。牛すじ入りのネギ焼きがなかなか美味しかったです。
 その後、送迎バスにて宿泊する会場隣のホテルへ移動。ホテルで何か開催されるのか、送迎バスを待つ人はかなり並んでいました。
 それでも、公演には余裕で間に合う時間にバスにも乗れました。
 ホテルに着いて荷物を預けた後、会場へ。
 まずはネットでお世話になっている方とお会いして、直純さんへのメッセージ企画のすね太(仮)くん人形にメッセージを書き込みました。
 このすね太(仮)くん人形、作りがしっかりしていてとっても可愛かったですvvv
 その後、今回お留守番組の方の分のCDを購入すべく会場へと入りました。
 売り切れてたらどうしよう、と考えたりもしましたが、無事自分の分と合わせて購入することができました。
 パンフは横浜分プレミアムツアーで予約をしていたので購入するつもりはなく、ちょっと見るだけ、にするつもりでした。
 そして、見本として飾ってあるパンフを見てみたら……。
 まず開かれていたページは直純さんでした。
 うきゃ〜vvv 直純さ〜んvvv と内心はしゃぎながらよく見てみると、見開き左ページにあるサインの横に『今夜 抱いてやる』のメッセージ!
 こんなことパンフに書いていいの?!とまず思ってしまいました(笑)
 それから、右ページの質問の答えに視線を移してみると……。
 『秋の夜長の過ごし方……自分の日記を公開しているので、ファンサイトへ行ってその反応を確かめている』
 見た瞬間、笑い出してしまいそうでした。
 これってうちのサイトも含まれれてる?!
 反応って、感想じゃなくて反応なの?!
 などと心の中で自問(笑)
 買うつもりなかったのですが、思わず買ってしまいましたよ。
 (でもちょっとだけ買って失敗って思ったり。普通のパンフと違ってしならないので、旅行鞄に入れにくくて持ち歩くのが大変でした/^^;)
 公演前なのに、まずはパンフでやられました〜。
 それから公演開始まで直純さんファンの方と話をしながら過ごしました(この時の私のテンションちょっと高かったかも/笑)。
 そして、いよいよオーライin大阪・昼の部開始の時間が迫り、席へ移動。
 今回の席はBe列28番。
 ステージ向ってセンターよりちょっと右寄り。
 昼の部はここからの視点となります。

〜開演〜

●オープニング

 ステージにはドラム、キーボード、ギター、ベースなどの楽器類がセットされ、いつもよりも狭い感じがしました。
 開演前はルヴァ様とオリヴィエ様の会場内注意が流れていました。遙かチームの方を期待していたのでちょっと残念。そして5分前のベル、開演のベルが鳴ります。
 場内が暗くなるとバンドメンバーが定位置へ。静かに音楽が流れ、中央上部のスクリーンに秋っぽい映像が映ります。出演するキャラが順に映し出され、そしてタイトルコールの後に、キャストが登場!
 なんと、客席の1階席中央にある左右の扉から、2人ずつ登場したのです!
 直純さんはステージに向って左から。私は右の扉側が近かったので、『直純さんはあっちだ〜!』とばかりに指差してしまいました(^^;)
 右側から登場したのは岩田さん。もう一人は、すみません、覚えていません。
 ステージを見ると、他のキャスト4人がすでに登場していました。
『ヘイ! ヘイ!』『バーニン・ラブ!』のタイトルコールをしながら、ノリの良い盛り上がりでスタート!

 並び順はステージに向って右から、立木さん、森川さん、直純さん、神奈さん、岩田さん、私市さん、宮田さん、堀内さん。
 名前を呼んで、キャスト紹介。各自の挨拶は一言だけでした。宮田さんの『た〜こ〜や〜き〜』発言がありました。

 

●ライブ Part1

 トップを飾るのは……いきなり直純さん!
 『蒼い魂の龍巻』のイントロが流れました。
 相変わらずの流れるようなダンスが今日もまた色っぽくて。
 生バンドをバックに歌うな直純さん。ソロライブを思い出させるかのような盛り上がりでした。
 昼の部の衣装は赤い大きめのパーカー。
 歌って踊っていくうちに、そのパーカーが着崩れて、左肩があらわに!
 もしかして、パーカーの下は何も着ていなかった?!
 途中パーカーの前ファスナーが下がり過ぎたのか、上げてたり。
 昼の部始まったばかりだというのに、もうかなりドキドキでした。
 そして、アオタマが終わると、続けてもう1曲『嵐になれ 光になれ』。
 こちらも思いっきり踊って、序盤から大盛り上がりでした。
 直純さんの2曲が終わると、私的にはすでに燃えカス状態でした(笑)

 続いて、私市さん『ESPERANTO』。
 新曲初披露ですね。
 私市さんは1曲だけ。『星の指環』好きなので聴けなかったのが残念。

 次は神奈さんで『あした、羽ばたく』『君のためにここにいる』。
 ネオロマ5のDVDで歌っているのを聴いて、歌が上手だなぁと思ったので、今回楽しみにしていました。
『君のために〜』は好きな聴きたかった曲なので歌ってくれて良かったです。

 

●CMタイム

 ライブPart1が終わり、司会の久遠さんと今回初登場の成田剣さん似の森田さんが登場。
 軽く2人が挨拶の後に、森田さんが手にしていたススキを振りながら『秋ですねぇ』
という話になりました。
 秋といえば音楽(?)の秋。
『どんな音楽を聴くか』との森田さんの問いに、久遠さんは取り出した携帯にマイクを当て……。
 流れてきたのは遙かのオープニング曲。他にもいろいろとDLできる曲があると紹介し、まずはコーエーの携帯サイトの紹介映像をご覧くださいということになりました。
 その後、『金色のコルダ』の紹介と映像。
 最後に『アンジェリーク エトワール』の紹介映像が流れました。
 笑顔を見せたりする新キャラの登場時は客席から歓声があがっていました。
 エトワールは発売日が延長のようで、今冬発売との表示がありました。
 映像が終わり、再び登場した久遠さんが、「コルダをプレイしたことある人?」と質問したところ、パラパラと手が上がっていた感じで、「約8,000人(どこからそんな数が?)の方がプレイしているようですね」とまとめていました。
 意外とプレイしている人は少ないような(^^;)
 続いてはこちらのコーナーということで、久遠さん退場。
 

●ライブドラマ

 ライブドラマというよりも、今回はショートコントのような感じでした。
 遙かとアンジェの世界が絡んではいませんでした。
 
・しりとり編〈イノリくん&詩紋くん〉
 「しりとりしよぜ」と言うイノリくん。「しりとり?」とあまり乗り気じゃない詩紋くん。それでも話を続けてイノリくんは「ただのしりとりじゃなくて、秋の言葉がつくしりとりにしよう」と言います。
 「じゃあ、詩紋からな」とイノリくんに言われた詩紋くんは「じゃあ、『栗がごろごろ入ったシュークリーム♪』」と応えます。
 「しゅーくりーむ?」と不思議がるイノリくん。
 「栗がごろごろ入って、秋限定のシュークリームなんだ」
 「オレがそっちの世界の事を知らないからっていい加減なことを言うな」
 「そんなことしないよ」
 「じゃあ『藤姫印の神子様まんじゅう』って知ってっか?」
 どうやら京ではこれが期間限定で売っているらしいです。その紹介に藤姫の声音を真似して説明していました。
 藤姫っぽい高めの声はとってもかわいらしかったです♪
 そのかわいらしい声に歓声があがって、若干台詞が聞こえませんでした。
 本当にあるのかわからないものを出して俺を騙そうったってそうはいかないぞ、という感じのイノリくんに、詩紋くんは仕方なく違う言葉に言い換えました。
 「じゃあ、『おちば』」
 「よし、『ば』だな! ば……、ば……、ば……、ばぁ?」
 と悩むイノリくん。
 答えが出てこないイノリくんに「『は』でもいいよ」と助け舟を出す詩紋くん。
 「本当か?! お前いいヤツだな♪」
 と機嫌が良くなるイノリくんでした(笑)
 でも『は』でも中々答えが出ず、そのうち「はっくしょん!」とくしゃみをしたり。
 イノリくんは「秋になると寒くなってくしゃみをするからこれだ!」と得意げに言います。
 それに対し詩紋くんはすまなさそうに……。
「……でも、『ん』だよ?」
「あ」
 この時の微妙な間がとってもおかしかったです(笑)
「イノリくん、しりとり向いてないみたいだね」
「うん……」
 これでコント終了、なのですが、最後に戦闘終了の音楽に合わせてキャイーンのポーズがありました。

 

・スポーツの秋 対決編〈ゼフェル&ランディ&ティムカ〉

 「スポーツの秋、身体を動かすのは気持ちいいね」
 そう言うランディに、思いっきりガラ悪そうに「あぁ?」と下から睨みあげるようにするゼフェル。
 「スポーツってものは戦いだ! 気持ちいいなんて言ってんじゃねーよ!」
 「なんだって!」
 ケンカ腰になる2人のところに、ティムカが登場して慌てて2人を止めようとします。
 「ここは仲良くバドミントンでもしましょう。道具も用意してあるし」
 「けっ、バドミントンなんてガキの遊び、やってられっか」
 「ふぅん、逃げるんだ」
 「何だと!」
 挑発するランディにゼフェルは受けて立つぜ!となってバドミントン対決。
 「えい!」「おりゃぁ!」のかけ声とともに羽が飛び交う効果音もどんどんヒートアップ。
 「大丈夫か? あ・ご」
 「身体じゃなくてラケットで受けろよ」
 どんどん普通のバドミントンから離れて行きそうになって、そこでティムカが慌ててストップをかけました。
 「落ち着きましょう! 2人とも。紅茶はいかがですか?」
 持参したポットから紅茶を注いで渡すと。
 「熱っ!」
 「大丈夫ですか?! 熱過ぎましたか?」
 ゼフェルを気遣うティムカ。しかし隣にいたランディからの言葉は。
 「全然。俺にはちょうどチャレンジしがいのある熱ささ」
 「おい、もっと熱いのよこせ!」
 「だったら俺はもっと熱いの!」
 再び2人の対決心がヒートアップ!
 このお茶は貴重なファーストフラッシュの紅茶で……とオロオロするティムカ。
 二人の対決はおさまらず、ついに……。
 「いい加減にしてください!!! 紅茶は心静かにして飲むものです。それをケンカの道具に使うなんて。もう知りません! 2人でケンカでもなんでもしていればいいんです!」
 ついにティムカは怒って退場。
 温厚なティムカを怒らせたランディとゼフェルはおろおろ。
 ティムカの後を追いかけて行きました。

 秋はファーストフラッシュじゃなくてセカンドなのに……と思ったのは私だけ?

 

●ライブ Part2

 まずは立木さん&森川さんで『夢のありか』。
 歌唱力のあるお2人のデュエット曲。すごく聴き応えのある1曲でした。

 続いて岩田さんで『lovesick』『DA DA DA DYNAMIC DIAMOND』。
 やはりネオロマンスイベントにはこの人がいないと!という感じです。盛り上げ方、観客ののせ方、慣れている感じがしました。
 
 次は宮田さんで『白夜のひまわり』。
 この曲も良いのですが、てっきり遙か2の方で歌ってくれると思っていたので、少し残念でした。しかも1曲だけだし。

 

●トークコーナー

 登場したのは、宮田さん、私市さん、岩田さん、神奈さん。
 お題は『芸術の秋、彼女と一緒にするなら?』
 答えは『1.美術 2.音楽 3.芝居』

 司会の久遠さんが黄・緑・ピンクのボールが入った透明な四角いケースを持ってきて、それぞれ答えと該当する色のボールをまず手に取り、そしてトークとなりました
(話の順番は司会から近い宮田さんから、あとは上記の順番です)。
 ボールを取った4人は、そのボールを弾ませて何気なく遊んでいたので、司会から遊ばないように!とのチェックが入りました。
 さて、お題のこたえです。
 1を選んだのは宮田さんと岩田さん、神奈さん。
 私市さんだけ2でした。
 宮田さんは黄色いバケツと画板を持って彼女と2人で絵を描きに行くとのこと。
 『バケツ』という言葉に最初は何故バケツが?!みたいな岩田さんでしたが、神奈さんの説明で、水彩用の3つくらいに別れているバケツだと了解しました。
 外で秋らしく紅葉とか描きたいとのことでした。
 
 私市さんは、楽器が弾けないけど弾けたらいいなということで選んだようです。
 バンドの楽器の中からならギターが良いとか。 

 岩田さんはボディペイントがしたいと危うくそっち(?)系な話に行きそうになったのを神奈さんが止め、ポカリス●ットのCMのような感じでパンチやヒップアタックで大きな『現代アート』を描きたいということになりました。
 『お前もやれ!』と彼女と一緒にやるそうなのですが、結構体力使いそうだったので、宮田さんから『疲れて一回しかやらないかもね』とナイスなツッコミが入り、岩田さんもうなずいたり。『あとはお前やれ』とか言って自分はタバコ吸いに言っちゃうみたいです。

 神奈さんも結局絵画の答え。
 神奈さんの言葉の端から、なぜか岩田さんがそっち系な話に持って行こうとして……。
 今度は宮田さんがストップを。しかも、岩田さんの前に立ちふさがって、『モザイク!』
 宮田さんのシャツの柄がモザイク柄だったからなのですが、ナイスタイミングです(笑)
 話を戻して、神奈さんは彼女と向かい合って絵を描きあうそうです。
 絵を描く時はベレー帽が必須とか。それに対して、宮田さんは『ジャイ子もかぶってますよね』と笑顔でツッコミ(笑) 
 脱力する神奈さん(ジャイ子はお好みじゃないらしい/笑)
 そんな感じで、ラストの宮田さんの発言が面白かったトークコーナーでした。
 

●歌の練習

 お題のトークが一通り終わると、トークコーナーに登場した4人が2組に別れ、センターの席を中心にして左右に別れてエンディングに流れる『僕たちのAnnversary』のサビの一部を練習しました。
 練習はステージに向って右側チームを宮田さん&私市さん、左側チームを岩田さん&神奈さんが担当し、右左右左と繰り返し歌って、エンディングで歌いましょう!ということになりました。

 

●愛のメッセージ

 ・オスカー
  秋は孤独の季節というオスカ−様。でもお嬢ちゃんがいれば孤独ではないと……。 

 ・ヴィクトール
  寒がる女王候補に自分の上着をかけ、ぶかぶかになっている様子にまるで子供みたいと
 いうヴィクトール。これからも守り抜くから……と一言。

 ・エルンスト
  本をプレゼントしたエルンスト。でもその本は難し過ぎて読めない、意味がわからないと
 いう女王候補に……。
 「それなら私がずっとそばでわかるまでおしえてあげましょう。そして、願わくば、
 最後のページが永遠に開かれることのないように……」
  囁くような台詞にうっとり〜。

 ・イノリ
  イノリくんのメッセージ、またメロメロになりそうなもので……。
 「柔らかそうな雲だな。これって羊雲っていうんだよな。あんなふかふかな雲のところで
 寝たら気持ち良いだろうなぁ」
  と言ってちょっと間が開いて。
 『えっ、膝枕?! 人が来たらどうすんだよ!』
  膝枕をしてあげるという言葉に恥ずかしがるイノリくん。最初はイヤがったものの、
 膝枕をしてもらって……。
 『こんなんじゃ、胸がドキドキして、寝られねぇじゃないか』
 
  うわぁ〜、こっちがドキドキですよ〜vvv
  私が膝枕したい〜、してくれてもOK〜(笑)

 

●ライブ Part3

 暗転の中に現れた森川さん。歓声を止めるかのような仕種のあとにゆっくりとアカペラ歌い出しました。
 曲は『ANSWER』。
 その声量と歌の上手さはすごいの一言。
 続けて『QUESTION』。
 高音のシャウトもすごかったです。
 ソロ2曲が終わったところで、立木さんと交代。『未来に舵をとれ』を渋い声で歌われていました。
 そして、ラストを飾るのが、堀内さんの『All night? All right!〜夜をはじめよう〜』。
 『ファイアー』のところはみんなで手を上げて盛り上がりました。
 

●エンディング

 流れてきたのは『僕たちのAnnversary』。この曲が流れるとエンディングが来てしまった〜という感じです。
 ここで、今日の生バンド『ブラッディ ルビー』のメンバー紹介がありました。
 そして、再び歌に戻り、途中で、キャストが歌うのをやめてみんなで歌うことに。先ほど分けたように、客席の右側左側全員で、という感じで歌いました。
 曲が終わるとキャストは手を振りながら退場。バンドメンバーも退場しました。

 

●アンコール

 アンコールの拍手に応えて、バンドメンバーがまず登場。
 その後、各キャストの曲のサビの部分を演奏し、キャストはセンターの階段を降りながら歌っていました。
 この流れができるのは生バンドの良いところかも。
 堀内さん、立木さん、宮田さん、森川さん、私市さん、直純さん、岩田さん、神奈さんの順で、右左と交互に別れてキャストが並びました。
 そして、立木さんから順に最後の挨拶。
 それが終わると始まった時と同じように『ヘイ! ヘイ!』『バーニン・ラブ!』のコールで盛り上がりました。
 最後はバンドメンバーも一緒に手をつなぎ、深々とおじぎをして終了となりました。

  

●おまけの感想

 何が一番印象に残ったかって、やっぱり直純さんの左肩があらわになったことですよ!
 いやもうびっくりというか、セクスィー過ぎて足の力が抜けそうになりました(笑)
 それはそれとして、今回はライブということなので本当に歌がメインでした。
 『ライブドラマが短かった』『トークも短かった』ということも思わずにはいられませんが、歌の盛り上がりはすごかったと思います。
 ほぼ総立ちで結構足は疲れましたが(^^;)。
 初回を見て、結構あっさりしている部分があるなと思いました。
 歌の時、キャストが入れ代わる時など先に歌っていたキャストがすぐに退場してたり。
 間が少し慣れていない感じかな。
 2時間半の公演、あっという間に終わった感じでしたが、とっても楽しかったです。
 ライブは楽しい〜♪
 

ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。