ソロライブ A'LIVE 2003 「A to Z」

2003.2.2 17:00〜
東京・赤坂BLITZ

〜 ライブ・レポート 〜

 

 予定開演時間より少し遅れた17:10。
 まずは風が吹くと波打つような薄い緞帳にライトが当てられました。しばらくライトの演出(星のような宇宙のような?)が続いた後、緞帳の向こう側からライトが光り、直純さんのシルエットが浮き上がりました!
 ここで一気に歓声がわき起こります。
 ゆっくりと上がる緞帳の向こうには……。
 右手を掲げ、上を見上げている直純さんがステージセンターにいました!
 すでにバンドメンバーも位置に着いているようです。ステージ向かって左から、キーボードのSHINGOさん、ベースのまるさん、ドラムのKaoruさん、パーカッションのK−taさん、ギター&コーラスの大竹さん、ギター&コーラスのU-Kenさん。
 直純さんの衣装は、デニム系のジャケット(つぎはぎした感じ)、黄・茶色のストライプ柄のシャツ、左のふとももと右の膝少し上当たりに十字の模様が入った白いズボン。右手の薬指に太めの指輪、首には手錠型のネックレスをしていました。
 流れていたゆっくりとした曲が変わり、流れてきたのは……。

 

♪ A to Z

 アルバム&ツアータイトルにもなったこの曲がライブ1曲目でした。
 『Drivin' All Night 〜』の第一声、それがすごくよく響いて聴こえました(会場のせいかな?)
 

♪ COME ON!

 大阪では抜けていた2番に入る時の歌詞『疲れハテタ身体を」、大阪ではわざとなのかそうでないのかわからなかったのですが、赤坂でも入っていませんでした。この部分は初めから抜かしていたんですね。

 

 2曲終わって最初のトークです。
 歌っている時の真剣な表情から一変して、にこやかな笑顔。
 最初の2曲なのに、もう汗がかなり光ってハァハァと息をついていました。

「今日は来てくれてありがとう」と、たくさんの人が会場に来ていたことを喜ぶ直純さん。その笑顔がホントに嬉しそうでした。
 それから、直純さんはポンッと両足揃えて前に飛びました。
「最初の第一歩です」
 昨年3月に『〜kiss you〜』でデビューしてから1年にならないうちに、大きな会場で、たくさんの人に来てもらえたこのライブ、これはこれからの始まりの一歩なのだと言っていました。飛んだ距離はほんの少しでしたが、それはとても大きな第一歩だと感じられました。

 大阪同様「キラリラリンな思い出を作ろう! 知らない人もいるかもしれませんが、いつものように」ということで、直純さんに合わせてみんなで手をヒラヒラ。
 今日は『スーパー』キラリラリンなのだそうです。
 
 昨夜はHPに書き込みした後、ふとんに入ったそうですが、眠れず、BBSを覗いてみるもまだ書き込みされていなかったと、チェックしていたそうです。
 直純さんの書き込み見逃した〜と思いました。それに、直純さんがチェックしていたなら寝る前に『これから東京行きます〜』と書き込みすれば良かったなんて思いました(^^;)
 朝起きてチェックすると、6:00頃にU-Kenさんの書き込みがあったとか。こんな早くから書き込みしてるとは思っていなかったらしくて「おじいちゃんかよ〜」驚いていました。

 

♪ トラブルメーカー

 やっぱりこの曲のライブバージョン良いですね。あの可愛いフリも見ることができました。『超カワイイ!』で首をかしげた可愛いポーズを取り、『ほめっちゃってんのかよ!』で手でツッコむ、可愛いフリです。他の歌詞のところもそれに合わせたフリをしていました。
 最後の『フン』もありました。

 

♪ スカイライトの空

 La La La〜のところは何度もみんなで歌いました。
 普通に直純さんが歌って数回、会場の左半分、右半分、みんなで、もう一度みんなで。合計何回歌ったかなぁ。大阪よりも多かったのか、かなり右手を回していたので腕がだるくなりつつありました(^^;)
 途中でピアニカとスルドを持ったお二方が前の方へと出てきていました。

 

 4曲目が終わったところですが、すでにお疲れ?(笑)
 改めてここにこんなに集まってくれて嬉しいということを言っていました。
 会場には御両親が来ていて、「どこかに埋もれています。こんくらいちっちゃいので」と人さし指と親指でその大きさを表します。それじゃぁ10cmくらいしかないし(笑)
 今日は御両親の他にもたくさんの知り合いの方々が来ているとか。
「『ごはん食べて行きなさ〜い』と言ってくれた近所のおばちゃん、あ、おばちゃんと言うと怒られるからお母さんもいます」
「いっぱい食べさせてくれたから、このへんとかこのへんのお肉はその時についたものです」と、お腹やおしりのあたりをつまんでいました(笑)
 御両親に始まって、友達、先輩、近所のお母さんと、ここまで来るのに関わってきた人達が集まっているので、『人生の縮図』みたいと言っていました。

 それから携帯の話へ。
「みんなももう知っていると思うけど」と『A to Z』の着メロの話。
 最初は1曲だけかと思ったら、アルバム全曲で驚いたとか。40メロミックスの社長自ら手掛けてくれたそうです。
「ダウンロード、300円、ダウンロード、300円」と手に携帯持ってダウンロードするフリをしていました。
 着ボイスもあって、朝から自分の声で急かされて、やっぱりイライラしてきた携帯壊してしまいたくなったみたいです(笑)

 次に「1曲目当てクイズに応募した人いる?」と質問。手を挙げた人は意外に少なかったのかな。
 ちょっと後ろに下がって何かを持って来たかと思うと、手にしていたのは30cmはあろかというくらいのハガキの束。
「これだけ応募が来ました。中にはライブに来れない人からの応募があって、来れない人の代わりにハガキを持って来ました」
 直純さんの優しさに感動ですよ!
 ファンを大切にしてくれるこの気持ち、とっても嬉しくなります。
 

「じゃ、次は静かな曲です。田舎から出てきたことを思い出すような歌です」ということで、少し照明を落としてしっとりと3曲続けて歌いました。

 

♪ リフレイン

 歌い終わって最後に『おやすみ』と歌詞にはない一言入りました。

 

♪ siempre

 この時、照明がさらに落とされ、バンドメンバーの間あいだに縦のラインで7、8コの電球が灯きました。ちょうどろうそくが灯った感じに私は見えました。

 

♪ stay

 バックスクリーンに星が光っているようなライト効果でした。
 この時に、何故かうるうると目に来てしまいました。

 

 静かな曲3曲が終わった後、MCなしで次の曲に入りました。 

 

♪ 太陽の背中

 最初はアレンジされていてどの曲かわからなかったのですが、この曲だとわかると、
やはり遙かファンが多いのか、大歓声でした。

 

♪ RUNABOUTな夜だから

 

 続けて歌った2曲。
 2曲目の方は知っている人も少ないかもしれないけれど、この会場のどこかにいる内藤寛さんや矢尾一樹さん達と作ったインディーズの曲だと説明。ラジオで歌詞を募集して、いろいろと組合わせて崩して(笑)作ったと説明。
「知ってる人?」と聞くとパラパラと手が上がっている様子。
 雑誌声優グランプリの通販のみで、コーラスには小森まなみさん、豊島真千子さんなどもいる豪華メンバーだったにも関わらずごっそりと余ってしまったとか。
 今は200枚ほどが残ってる状態で、「今日も売ってるから」と宣伝。
 この時、実は私CD持ってたんですよね。思わず取り出して見せようかと思いました(でも自分のCDではないので止めました)。

 ラジカセ一つ持って東北を回っていたとその当時のゲリラライブの事も話していました。
「警察来たら教えてね、逃げるから」とか、歌の時は小さなラジカセの音だから周りの人がちょっと合わせてくれるだけでも聞こえなくなって苦労して、できれば声は落として欲しかったとか。来る人は同じ人が多く、すでに何枚もCDを持っていて、「違うサインして〜」ということで漢字バージョンや英語バージョンでサインしたそうです。
 ジャケットの写真が良くて、「技術ってすごいよね〜」と、自分も自分のようには見えないと笑っていました。
 それからこのCD、香港中国返還の時に作ったので、勝手に『香港中国返還記念』にしたそうです。ジャケット見ると、確かにそう書かれていました(ラーメンのイラストのどんぶりに/笑)

 『太陽の背中』の話では、「イノリというキャラの歌なんだけど」と言い、『灰になるまで燃やしつくすぜ! 業火滅焼!』とイノリくんの台詞が飛び出しました。
 やはり遙かファンが多かったせいかこの時の歓声が一番大きかったらしく、「今日一番の盛り上がりだ!」と直純さんの一言。

 続いて、後ろの方から取り出したのは『EREMENTAR GERAID』のCD。
 「主役をいただきました」と報告。そのCDが届いた時はカレーうどんを作っていて、記念だからと油揚げを2枚入れ、それを食べながら聴いていたそうです。

 昨年発売された『Rainy day』がオリコン初登場43位になったこと、携帯のザッピーサイトでは今だ1位にランクインしていることが次の話題になりました。ここに来てくれている人も投票していると思うけど、自分も投票しているんだよね、とのこと。ザッピーでは『ファッションを真似したいアーティスト』のランキングでも浜崎あゆみさんを抑えて1位になったことも話していました。
 この時、スピーカー(かな?)に片足を乗せてモデルっぽくポーズ。あまりのカッコ良さに歓声。「調子に乗るから止めて!」などと直純さんは言うも、観客からは再び「キャー」の声。直純さんはその声に撃沈してステージで倒れました(笑)

 ということで、MCも一段落(?)し、「オリコン43位になった『Rainy day』を聴いてください」とのことになりました。

 

♪ Rainy day

 バックスクリーンには雨が降っているかのようなライトの演出がありました。

 

♪ 〜kiss you〜

 サビの部分で人さし指を唇に当てるフリ、この曲を聴くとその振りをしたくなります。でも、東京でもやっている人少なかったみたいです。あまり動きが見えませんでした。私は周りがやっていなくても!と思い、小さく(笑)やってました。

 曲が終わるとジャケットを脱いでいました。
 そしてバンドメンバーの紹介。

 

♪ Go!Go!Over Drive

 間奏あたりでペットボトルの水を一口。飲んだ後に頭を1度左右に降った姿、カッコ良かったです。

『Go!Go!Over Drive』が終わると「次で最後の曲になります」の言葉。
 みんなは声を揃えて「えー?!」。この時の時間は18:30頃でした。意外にも大阪と時間ぴったりでした(10分遅れで始まったのに)。

『Go!Go!Over Drive』でかなり激しい動きをしたせいか、「パンツ下がっちゃった」と後ろを向いてこちらにちらっと見せてました。歌っていると時もお腹見えてたし(笑)

 服を直したところで、「俺、すっごい幸せ」と一言。
 この言葉がすごく印象的でした。
「いつも思っていることがあるんだけれど、『絶対幸せになるぞ!』ということ。そう思って毎日生きている。ここに来ている人みんなも幸せになって欲しい。幸せになろう!」
 直純さんのこの思いを聞くと、本当に幸せになれるような感じがします。それに、今ライブにいるこの瞬間、幸せだと思いましたよ。

 ここでツアータイトル『A'LIVE』について説明。
 『ひとつのライブ』『ライブの中で生きる』など、直純さんのライブに対する強い思いがすごく伝わってきました。

 

♪ ALIVE

 Wow〜のところがすごく会場に響いていました。
 この時に銀色のキラキラした紙吹雪が舞い降りてきていました。ゆっくりと舞い降りるそれがすごく綺麗でした。
 最後のWow〜は、静かなんだけれど力強さも感じられる、息の長い感じでその肺活量がすごかったと思います。

 曲が終わるとここで直純さんとバンドメンバーは退場。
 U-Kenさんは『アンコールだ!』とばかりに手であおっていました。
 

アンコール1

 止まらない『アンコール!』。でもなかなか直純さんは登場しません。やっとその呼び声に応えて、衣装替えした直純さんが登場。
 黒の帽子には白い絵の具が筆でザッとつけられた感じの模様入り。黒のシャツは前ファスナーが右上から左下へと斜めになっていて端が裾よりも長くなっていました。。袖は二の腕あたりで半袖とアームウォーマーみたいに2つに分かれてチェーンでつなぎ止められていました。その少し見える二の腕、白くてぷっくりした感じで妙に視線が行ってしまったりして(笑) 
シャツのファスナーも全部上げていなかったので胸元の当たりが見えて、白い肌がせくしーな感じでした。あ、靴は厚底でした。

「着替える場所が遠くて走ってきた!」と息を切らした感じでした。
 確か大阪の時はバンドメンバーの後から直純さんが登場していたと思うのですが、東京は直純さんがまず登場して、そのあとにバンドメンバー登場でした。ステージ上で何かメンバーと話していた様子を見ていると、なんとなく直純さんの登場はバンドメンバーの後だったんじゃないかなぁという感じに見えました。

 ここではちょっと長めのトークでした。

「あちこちで言っているから知っている人も多いと思うけれど、3歳の時から歌手を目指してずっと歌ってきました。だからたくさんの人が来て、花もたくさんもらってホントに幸せ」と嬉しそう。

 岩手に住んでいた子供の頃の話も出てきました。

 岩手の山奥だと『どじょっこだのふなっこだの』がいて、雪の上に冬眠中のどじょうを掘り起こして『寝ているところごめんね』などと言いながら持って帰って煮て食べたとか。それがすごく美味しかったようで、この話をする直純さんが妙に楽しそうで嬉しそうでした(笑)
「みんなでどじょう汁食べたりして、今度岩手ツアーやりたいね」という突発発言。「思いつきで言っちゃったよ!」とバンドメンバーを振り返りながら笑っていました。

「魚が上手に食べられるのが自慢!」という直純さん。御両親が厳しくて、残すとおしりを叩かれていたとか(おしり叩くリアクション付きで話していました)。そのおかげで魚はホントに綺麗に食べられるそうで、骨も頭も丸ごと食べて残すのはしっぽだけだそうです。
「魚にはDHCがいっぱい……、DHC? DHA?!」と魚の成分を某化粧品名と間違える一面も。メンバーに教えられ「バカ丸出し〜」と照れくさそうにしていました。
「魚を食べてたくさんカルシウムを取ったから背が伸びるとはずだったんだけど……。こんなもんです」と苦笑いするシーンもありました。

 歌とは関係ない話ばかりだったことに気づき、「次は『僕はヒーロー』という曲なのですが」と言いつつ再び幼少時の話に。
 そつなくこなすことは出来たけれどずばぬけて出来るわけじゃなかった子供の頃。
「みそっかすだったんだよね、みそっかすって知ってる? 知らないの〜ぉ?」とちょっとふざけた感じで言っていたのですが、『みそっかす』の意味を『何もできないから、いいよいいよ、しなくてもいいよ〜と言われる人のこと』と言い、まわりからそうではないと言われて慌てたり。結局正しくはわからなくて「バカ丸出しぱーと2〜」と照れ隠しポーズ。
(ちなみに『みそっかす』は『対等に仲間にしてもらえない子供』という意味)

 そんな子供の頃、小さな石段も一番下でも恐くて飛べなくて、でも思いきって飛んだらツタに足が絡まって転んでしまったとか。今でもその時の傷があごのあたりに残っているそうです。
 『僕はヒーロー』の歌詞にある川も本当に小さくて細いのに、あの頃は飛べなくて、べちゃって川にはまってしまった、という話もありました。

「一生懸命だけは負けない」
 特別何ができるわけじゃないけれど、と、話の最後の方で言ったこの言葉が印象的でした。

「誰にでも大切なものってあると思うんだけど、拭くか拭かないか、それが大切」という話がありました(『大切なもの』じゃなかったかもしれません)
「磨かなければそれは曇ったまま、曇ったままじゃダメなんだ」「磨いて欲しいです」という直純さんのメッセージ。こういう直純さんのメッセージは本当に心に突き刺さります(良い意味でね)

 ここまでかなりいろいろな話をしましたが、やっと曲に入りました。

 

♪ 僕はヒーロー

『ヒーロー』のところで、フリが入っていました。『ヒー』でひじを肩のくらいに上げた右手を胸元に持っていき、『ロー』で上斜め45度くらいに向かって伸ばして上げていました。

 

 ここでバンドメンバー紹介。一人ずつ名前を呼び、各々演奏。

♪ 嵐になれ光になれ

 最後に行くぜ!っという感じで流れてきたのは『嵐になれ光になれ』でした。
 会場内も待ってました!とばかりに大歓声でした。
 

 歌い終わって退場となりました。
 そして、再び「アンコール!」が会場に響きました。

 

アンコール2

 「アンコール! アンコール!」のコールから、いつの間にか『Nao! Nao! Nao!」のコールに変わっていました。
 やがて暗いステージに1台のキーボードと椅子が運び込まれます。狙い通り私がいた位置の真正面でした。
 直純さんを呼び続ける『Nao!』コール。
 そして、私達が直純さんを呼ぶのに応えて、直純さんが1人で登場しました。

「やっと2人っきりになれたね」

 うきゃ〜(///) と照れる(笑)シーンですが、センターにいるお嬢さんが何を言われたのかよくわかっていなかったようで、首をかしげていたのを見た直純さん、少々ショック気味(^^;)

 まずは日記用の写メール撮影。
 指がうまく動かないのか少し操作に手間取ってました。そして用意が出来たかと思うとすぐに撮影。「終わり」の声に会場内から不満の声。もう一枚撮ることに。
「化粧直すなら早く〜」「点にしか映らないから大丈夫」「こんなところに可愛いストラップが!」などと言いながら撮りました。

 その後、ポストカードを取り出して、その中の1枚を読み上げて紹介していました。
 小さい頃から絵を描くのが好きで、山に画板を持って行ったりしたとか。そこでまた小さい頃の話に。

 絵を描きに行ったと言う山で凧上げしていて、妹さんが貸して欲しそうにしていたのに意地悪して貸さなくて、お母さんから「貸してあげなさい!」と言われた時があったとか。「貸してあげなさい!」は岩手弁で言い直していたのですが、どう言ったのか聞き取れませんでした。岩手弁って全然違う言葉のように聞こえます(^^;)
 続き。怒られたものの、やっぱり凧を貸すのは嫌で「貸さないよ〜」とパッと糸を手からはずしてしまったところ、凧はピュ−ッとどこかに飛んでいってしまい、呆然。その呆然として立ちすくんでしまった様子、ちび直くんがそこにいるようで可愛かったです。これがまさに「スカイライトの空へ〜♪」「カイトに乗って〜♪」状態だと、歌っていました。

 そんな話をしていると、ふと視線がキーボードの方へ。
「こんなところに!」とわざとらしく気がついた感じで椅子に座りました。
 キーボードの左側にはマイクを置くスタンドが新たに取り付けられたそうです。半円形型の台のような感じのものでした。
 ここからのステージは料金には入っていないので、クレームは受け付けないとのこと。
 SINGOさんから教えてもらいながら練習したようです。
「正式にはならっていないので我流なんです」の言葉に会場から感嘆の声。
 ピアノを弾くきっかけとなった合唱コンクールの話をしました。伴奏できるコが弾きたくないと言い出して、それなら俺がやる!と、ちび直くんは読めない楽譜の音符をひとつずつ確認しながらがんばったそうです。
 ここで、その時に覚えた『大地賛頌(だいちさんしょう)』を披露。
 それは見事な腕前でした。
 弾き終えた途端「勢いで弾くと言ったけれど、弾けなかったらどうしようかと思っ
た。覚えていて良かった〜」安堵する直純さん。
「ではちょっと弾き語りやります」と言って再びキーボードに向かいます。でも緊張しているのか「できれば見ないで!」などと言ってみたり。それは無理ですって。私、この弾き語りをしっかり見たくてこの場所にしたんですから♪
 なかなか弾き始めることのできない直純さん、「こういう時は緊張している時です」と一言。
 客席から「落ち着いて」の声がありました。それが聞こえた直純さんは「楽屋に届いた花束に、『落ち着いて行こう』のメッセージがあったよ!」と言っていました。ちなみにその花束はラジオの関係者の皆さんから届いたもののようです。
 さて、落ち着いたのかやっと弾き始めました。が、すぐに「間違い、間違い」とリテイク。
 でもどこ間違ったのか、私にはわかりませんでしたよ?

 

♪ 虹色・腕/弾き語り・スローバージョン

 スローテンポで歌い出した『虹色・腕』。
 この時の表情がね、すごく良かったです。
 時々瞳を閉じたりしながら、すごく優し気で。
 心を込めて弾いてくれているのが本当に伝わる感じで素敵でした。

 弾き終えた直純さんはホッとした感じ。
 物音立てないようにしんとした瞬間だったので、「お腹鳴ったらどうしようとか思った?」なんてことを言っていました。

 弾き語りが終わると、バンドメンバー再登場。1人ひとり名前をみんなで呼びました。
 U-Kenさん登場時、直純さんが「2月にライブあるんだよね」と言ったのですが、U-Kenさんは照れてしまったようで「チラシ見て」と一言返しただけでした。
 大竹さんは直純さんからマイクを向けられたのですが、そのマイクを奪い(?)取り「Love Letter from 直純〜」と『カナダからの手紙』の替え歌を歌い出しました。
 最後に「Love Letter from」で切って会場へと続きを促したのですが、私のすぐ後ろの人は『カナダ〜』と大きな声で言っていました。そこは『直純〜」でしょう!と心の中でツッコむ私(笑)
 K-taさんはまたしてもかぶり物をして登場。グレーの長い耳付きのほわほわした感じの帽子をかぶっていました。
 Kaoruさんは大阪で付けていたのと同じ犬っぽいの鼻と耳。
 かぶり物が続いて大笑いする直純さん、笑い過ぎて顔が痛くなってしまったようです。
 まるさんは、何故かボールを投げる真似をして、直純さんと見えないボールでキャッチボールを始めました。繰り返すキャッチボールはだんだんと2人の間の距離が縮まっていきました。
 SINGOさんはおっきなアフロヘアで登場。
 会場大喜びなのか大拍手。SINGOさんは3拍子で仕切って大満足の御様子でした。
 かぶりものコーナーと化したことに笑う直純さんに、SINGOさんはそのアフロをかぶせます。そこで腰に手を当ててポーズを取る直純さん(笑)
 そのあと、SINGOさんは何を思ったのかアフロを客席へと投げました!
(御本人は投げたことをちょっぴり後悔したようです/笑/後日の"N"BBSより)
 でもあまり遠くへは飛ばなかったようで、直純さんからツッコミが入りました。
 SINGOさんがアフロを投げたことで、客席から直純さんにも何か投げてとコール。
 全身見回して投げるものがなくて困った直純さん、後ろの方へ行って何枚かあったポストカードを持ち出して手裏剣のごとく投げました。
 私のところには届きませんでしたけれど。

 勢いでやっちゃった直純さん、一息つくと「うちはみんな飲んべぇなんですけど」と話し出します。
 家族親戚が集まると宴会になり、誰かが歌って、誰かが三味線ひいて、尺八吹いて、何もできない人は箸で拍子取ったりと、みんな酔っ払いの状態で全員参加の即席ライブ会場になっ
たとか。
「そんなふうにみんなで楽しむ雰囲気が大好き」と言っていました。
 
「最後に聴いてもらいたい曲があります」
 楽しかったライブもとうとうラストになりました。
 ラストの曲は直純さんがA'LIVEと称して行って来たライブの最後に必ず歌っている曲とのこと。
「今日のライブでみんなに会えたことが嬉しい」と言う直純さん。そんな気持ちを込めて歌ってくれたのが『君に会えて良かった』でした。

 

♪ 君に会えて良かった

 聴くのは2回目でしたが、タイトルと同じ歌詞とそれに続く歌詞1フレーズだけ覚えました。
 ここで歌詞を載せることはできませんが、『君に会えて良かった〜♪』に続く言葉、
12文字なのですがそれがすごく心に残りました。

 

 歌い終わると、直純さんを中心にライブメンバーが並び、肩を抱き、横一列のまま横歩きで退場していきました。
 見えなくなる時、U-Kenさんが小さく手であおってたので、もしや3回目のアンコールがある?!と思ったのですが、結局終了のアナウンスが流れてしまい、19:40、ライブは終了となってしまいました。 

 


※以下はライブ中の出来事ということで、ここでまとめておきます。
 

●投げる!

 投げたのはU-Kenさんなのですが、まずは『COME ON!』の時だったかと思います。定位置はステージに向かって右側のU-Kenさんが左側の方へと来ました。その時ピックをひょいと客席に投げたんですよね。こんな最初から投げていいの?!とちょっと思いました。
 さらにライブ後半だったと思いますが、再び左側に来たU-Kenさん、またもやピックを投げてました。
 拾うことはできませんでしたが、ピックいくつも用意していたんですね。
 右側にいた時も投げていたのかしら?

 

●撮ってました

 ステージと客席の間でビデオカメラが動いていました。せっかく撮っていたのだからライブのDVD化を希望したいですね。
 でもって、初回限定版には『〜kiss you〜』のプロモフィルムが入っていたりしたら嬉しいです。『〜kiss you〜』のプロモ、モノクロでカッコ良いんですよ〜。それで、それを見て、フリを覚えて、次のライブでみんなでしたいかな(笑)

  


 

●おまけの感想

 本当にほんとうにホント〜に素敵なライブでした。
 大阪よりもステージ間近で見る&聴くことができて本当にしあわせでしたvvv

 歌う時の真剣な表情や迫力は圧倒されるけれど、にこやかな笑顔のトークの時はどこかホッと安心する感じがします。そのギャップというか、飾らない一面を見せてくれるのがすごく親しみやすくてファンとの間の距離が短い感じがします。
 会場にいたみんなが直純さんと一緒に楽しめたライブだったと思います。
 終わらないで、もっとずっと続いていて欲しいと思ったライブ、次のライブが早く開催されないかと願うばかりです。

 ライブが終わった後ですが、開演前に渡せなかったプレゼントを預けたかったのですが、どこで受け付けてくれるのかわからなくてうろうろしてしまいました。スタッフらしき人に聞いたら外にいるスタッフに渡してください、と言われ、外に行って聞くと「預かります」とは言ってくれたものの、グッズの列の整理に負われているのにプレゼント持ってでは大変だろうなぁと思ったら、やっぱり中のスタッフに渡してくださいということになりました。無事になんとか預かってもらえたのですが、人込みの中、行ったり来たりでちょっと疲れました(^^;)

 ところで、大阪ライブが終わった後、"N"Diaryで直純さんが首がムチウチ状態になったと書いてありました。
 そんなになるまで首振ってたかしら?と思っていたのですが、今回近くで見てよくわかりました。直純さん、かなり激しく頭振っていました(笑) 踊りも全力で踊っていたようです。

 それから、ちょっとだけ見ている側に気になった事を。
 私のすぐ目の前にいた人なのですが、MCの時に直純さんに声をかけたりしていたんですよね。それが悪いというわけではなく、その言葉にどうかと思いました。
「(客席に)飛んで〜」ってそれは無茶じゃないですか? 1回だけなら笑って済むかと思いますが、続けて何回も言うのはねぇ。直純さんに反応して欲しいという気持ちはわからなくはないけれど、あまり無茶な声のかけ方はやめて欲しかったです。他にも気になる言葉があってそれを繰り返していたので、まわりに人がいることを理解して欲しいと思いました。

 ま、そんな不満は読み流して。
 最後に、ライブが終了したのが19:40なのですが、アンコールが始まったのはその1時間程前。アンコールだけで1時間もあったんですよね(笑) 
 すごく内容盛りだくさんのアンコールで楽しかったです♪

 直純さん、本当にお疲れさまでした。そして素敵な時間をありがとうございました。

 

 

ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。

  

  

 ※間違っている場合もあります。あらかじめご了承ください。