九州の玄関口。大分の別府港。フェリーを降りると、この作品のお出迎え。

23年の風雨に耐え、今だ健在、自然には立ち向かっても、人間様の悪意にはまける。
帆船が付いていたが、暴走族にもがれてしまった。老水夫は、遠く海を見続けている。
潮風と温泉の湯気が真っ青に変色させている。しかし、それなりの風格を感じる。
右手にいるのは、犬。星をくわえている。