10ヶ月の時に肺炎で入院した話です。
17日(土)
水曜から調子がいまひとつで、咳もだんだんひどくなってきたので、週末のうちに治そうと考え病院に行き、3日分の薬をもらう。
18日(日)
ところがその翌日から38度台前半の熱が出る。昼間は機嫌が悪いが、夜はなんとか眠っているので、そうひどくはないだろうと思う。
19日(月)
37度後半に落ち、2時間くらいの昼寝を2回する。離乳食はほとんど食べずミルクだけ。
20日(火)
熱は37度くらいになるが、ちゃんと治そうと園を休ませ、病院に行き、家で静養。
21日(水)
今日は園に行けるかと思ったら37.5度の熱。病院に行くと熱が上がってしまうのだろうか?
もう1日ゆっくり休むことに。
22日(木)
熱も平熱になったので登園。
咳と鼻水はまだ続いている。
7日(金)
保育園から熱があるとの連絡で、15時前に迎えに行き、そのまま病院へ寄る。
もともと咳が続いていて気になるので、10ヶ月健診と診察へ行く予定になっていたので、「(熱が)出たか」という感じであった。
「のども赤いし、風邪でしょう」と言われ、薬をもらって帰る。帰るなり、あずさは眠ってしまい、途中起こして離乳食・ミルク。終わるとまた寝てしまった。寝ているところを途中無理やり熱を測ると39.49!
とりあえず寝ているのでそのまま寝かせる。
8日(土)
昼は38度前半の熱。離乳食とミルクはしっかり食べるし飲んでいるので楽観。
ところが夜になって39度くらいに上がったので座薬を使う。しばらくは良かったが、入れて4時間過ぎてからは、時々泣いては起きるので朝まで母が抱っこする。
9日(日)
熱は変わらず。食欲が落ちて、離乳食は食べずミルクはなんとか飲んでいる状態。
夜中に40度以上の熱。眠ったかと思うとちょっと泣いてごろごろ動く、を繰り返す。親子3人よく眠れない。
10日(月)
朝も38度台のままなので病院へ。風邪の症状もあるが突発(突発性発疹)の可能性もあるので、熱が下がって発疹が出たら大丈夫ですよと言われる。
夕方38.69だった熱も夜には36.90に落ち、食欲も少し戻る。
11日(火)
熱は下がったが園はお休み。夕方になって発疹が出てきたので、どうやら突発だったらしい。
19日(水)
15時過ぎ、保育園から熱があるとの連絡。早速迎えに行き、病院に寄る。前回は発疹が出たこと、夜中に咳込んでることを言い、また違う薬をもらう。熱は38度台。
20日(木)
熱はあるけれど、父も母も仕事が休めず「エンゼル多摩」に預ける。
機嫌も悪くないし食欲もあるが、熱は下がらない。
21日(金)
父が仕事を休んで自宅で静養。
エンゼル多摩の嘱託医さんから「少しゼコゼコしています」と言われたことが気になり、今までもらった薬の説明書(薬局でくれる)をもって別の病院に行ってみる。風邪だけど長引いているので、少し強い薬に変えてみましょうとのこと。熱は37.5度で安定。
22日(土)
37度前後に熱が下がる。食欲ももどってきた。
23日(日)
熱は下がったかと思うと37度後半になったりする。
とにかくずっとひどい咳だし、眠っているかと思うと突然「ゲェッホ、ゲェッホ」とする。この咳が気になる。
24日(月)
朝37.76、昼38.16、夜38.17とまた熱が上がってしまう。不安・・・
25日(火)
夜中咳き込んで苦しそうだし、熱も下がったかと思うとまた上がるので、金曜に行った病院にまた行く。胸の音はきれいだといわれるが、「長引いていて不安でしょう、紹介状書きますから検査してもらってください」と言われる。
さっそく紹介された総合病院に行き、まずは診察。4月からの様子(上のようなこと)を話し、聴診。それではわからなかったが、レントゲンを見るなり、
先生 :「お母さん、これじゃ治りませんよ。」
母 :「肺炎ですか?」
先生 :「自宅より入院して早く治しましょう。仕事もお休みできないでしょ」
母 : 「お願いします」
となり入院。
病棟にいた先生にまた同じようなことを話し、治療の説明を受ける。その後食事やくせとかを看護婦さんに聞かれ、入院準備の説明を受け、一度帰って面会時間にくるように言われたので一時帰宅。
あずさは体重を計ったりした後、吸入をされていたが、「笑ってるわよ。さすが保育園っ子」と看護婦さんに言われてしまった。
25日(火)
家に帰り、荷物をまとめて15時過ぎに病院に戻る。あずさは点滴をされてベッドの柵につかまって泣いていた。
抱っこをせがんでくるのでしばらく抱いている。落ち着いてきてベッドで遊ぶが、ニコニコ声をあげてまで笑う。(病人なんですがー) 点滴を関係ないかのように動くあずさに、母ははずれるんじゃないかとが気が気でない。
17時過ぎると夕方の検温、吸入、鼻吸いに看護婦さんがやってくる。あずさは吸入のマスクをはずそうと暴れる。なんとか押さえて吸わせるが、汗だくになってしまう。もっと大変なのは鼻吸いで、機械でずずーっとやるのだが、ものすごい声を出して頭も体も逃げようと大騒ぎ・・・。看護婦さんはすごい。
18時過ぎには夕食。父もやってきた。胃腸炎用の柔らかい食事(お腹の調子もよくない)で物足りないのか、あっという間に食べてしまう。
薬を飲んで、食後のミルクを飲み終わると19時くらい。カーテンを引き電気を消されるので、一緒にベッドにねて寝かしつけに入る。ごろごろしたり起き上がったりしてなかなか寝ない。面会時間は20時までなので、それまでには寝るんだよー、そうじゃないとよけいつらいぞーと思いながらいると、見事5分前に寝つく。そっと、「また明日ね」と言って父と病室を出る。
父と母は家で食べる時間でもないので食べて帰る。あずさのいない家はしんとしている。
26日(水)
母が仕事を終えて直行しても病院につくのは17時20分。ちょうど吸入とかの時間。吸入が終わって夕食までのちょっとの間しか遊べない。昼は一人になると泣いていたらしい。当然だよねぇ。
でもあれだけしつこくしていた咳をほとんどしなくなっていた。お互いさびしくても、つらくても良くなるなら我慢しよう。
夕食の後はしばらくごろごろした後、19時50分に寝つく。
入院中は母が病院に通い、夕食は父が用意することで乗りきることにした。
27日(木)
病室に行くと、ぐしゃぐしゃに泣いていた。周りはもっと早く来ているからよけいさびしいんだろうな。ごめんね。
点滴を止めているテープをはずそうとするのかタオルでぐるぐるにされていた。それにしても小さな手に針が刺さっているのは痛々しい。
明日の血液検査の結果で退院の目処が立つことに。
28日(金)
肺炎の方はよくなっているが、肝臓の数値が良くないので退院のことは月曜の検査次第に。でも点滴がはずれたので、抱っこで動いたり、ロビーで遊ぶことも出来るようになった。
父も帰りによって久しぶりに会う。今までより動いて遊べるようになったからか19時30分には眠ってしまった。
29日(土)
面会時間は13時からだが1週間分の家事があったので15時になってしまった。行くと、カート(大型スーパーにあるようなものにカバーがしてある)に乗って看護婦さんの側にいた。どうも、一人だと泣くので連れてもらっていたようだ。
食事とミルクの後ロビーで父と母と遊び、おいおい、一応病人なんですがと言うくらい元気。
夕食の後一足先に父は帰り(食事のしたくのため)、母は寝かしつけ。あっという間に寝てしまった。
30日(日)
今日も15時過ぎに面会。
看護婦さんに「昼どうですか?」と聞くと、「泣くけど近くに行くと“にっこり”笑ってくれるので抱っこしちゃうんですよ」と。 夕方ロビーで遊んでいると、交代時間で帰っていく看護婦さんににっこり笑ってバイバイ。「あの笑顔がいいのよねー」と言われ、愛嬌は大事だなあと思う母。
父は用事が終わったら来る予定だったが、19時過ぎてもこないので、仕方なく寝かしつけようとするがなかなか寝ない。うーんと思っていたら19時40分頃やってきた。父を見て安心したのかその後はすんなり眠った。
31日(月)
病室に行くとご機嫌。2歳と3歳の女の子が「あずー」と言って近くに来ると大喜びで笑っている。遊んでもらっているようだ。
無事肝臓の数値も下がったので退院決定。ただ、まだ正常値内にない数値もあるので土曜に受診するよう言われる。
保育園の事を聞くと、1日様子を見て変わりなければ行ってもいいと言われたので安心して退院を決める。
よっぽど眠かったのか食後のミルクを飲みながら眠ってしまい、「明日はお家に帰れるよ」といって帰る。
1日(火)
午前中は仕事で午後迎えに行く。
そこで今週は保育園にはいかないように言われ、(話しが違うよー)と思ったけど既に遅し。でも病院より家にいたほうが、落ち着けるだろうから、いいか。
久しぶりに家をハイハイで動き回り、しっかり食事をとって眠る。
夜静かに眠っているところを何度も見に行っては、今まで咳き込んでいたのは辛かったんだねとしみじみ思った。
2〜4日
自宅静養。2日は父が休暇。3、4日はベビーシッターを頼む。
とにかく元気に動き回って、食欲旺盛。
5日(土)
最後の検査。無事に肝臓の数値も下がり、レントゲンの結果も良好。完全に影が消えるには2・3ヶ月かかるそうだ。
7日(月)
実に18日ぶりの登園。
おもちゃを出したり、探索したりして元気に遊んでいたみたいで安心。
今にして思えば4月の発熱以来甘えっ子で、抱っこで過ごすことが多かったのは、調子が悪かったことの現れだったのかもしれない。
1999/7/4