９時過ぎに家を出る。出る前に、長靴を見て、それをはきたいあずさに普段の靴をはかせたら、イヤでベビーカーで暴れるので、「じゃあ、出かけない！いい？」と一悶着。歩くうちに収まったが、ちょっと疲れた。
南武線に乗ると、競馬開催日でめちゃ混み。府中本町でどっと降りてすいたが、あずさは混んだ電車に呆然とした感じだった。
立川で青梅線に乗り換え。こっちも混んでいたが、１駅なのでなんてことはない。

西立川駅下車。
かなりの人が一緒に降り、入園券を買うのに時間がかかりそうと思ったら、たまたま入園無料の日。
さて、とにかく広いこの公園。ポイントを絞らないと疲れる。（ちなみにあちこち回るときは自転車がお勧め）　この時期の目玉はコスモスなので、５分咲きの“コスモスの丘”を目指すことにしたが、今回は歩く距離を減らすことにしてパークトレインに乗って向かう。園内の説明を聞きながら、あっちをみたりこっちをみたりと面白い。

臨時停留所「コスモスの丘入口」で降り、少し歩くと、丘一面のコスモス。
あずさも抱っこを降りて歩いてくれたので、父は写真撮影、母は荷物持ち。でも1ヶ所でじっくり止まるとぐずるので、ぱっと撮っては移動。
もっと咲いたらすごいだろうなーと思いながら、ざっと１周り。
売店でお団子を買い、１本ずつ食べる。

金木犀の香りが所々でする中、「子どもの森」に向かうが、途中であずさが“あっち”と違う方向を指示するので、「子どもの森」をあきらめ「みんなの原っぱ」へ。キバナコスモスが満開できれいだったが、あずさの“あっち”攻撃に、よく見る暇もなく、移動。
しかし、ベビーカーであずさはぐずりだし、何がどうしたいと聞いてもぐずぐずするだけで、母がきれかけたので、昼食にする。
コスモスを見てさっと帰るつもりで何も用意してこなかったので、炊き込み御飯とおでんとラーメンを買う。
あずさはご飯もラーメンもあげる分じゃ足りず、「ちょうだい」と言うほど。
さっきのぐずりはお腹がすいていたのかと、反省。

原っぱの外周を通って、帰ろうと駅に向かったが、途中遊具があったので寄ってみた。
たくさんの子が遊んでいて、周りにはパパ・ママもいるので、場所見知り、固まりぐせがあるので遊べないだろうと思ったら、、、。
１回目は父と手をつないで、次からはそのコースを一人で遊具に登り、ぐるっと回って戻って来た。
そのうち他の場所にも行きだし、特に滑り台は何回も楽しんでいた。
時々混雑していたが、えらいことに割り込みは絶対にしなかった。おとなしく並んで、前の子が降りたのを父か母が確認して「いいよ」というまで、滑ってもこない。ちょっとぐずっとしていて追い越されても黙って番を待っていた。母の手を引くので一緒に上ったら、「じゅんばんこ」と母も並ばせて滑れと言うには笑ったが、この分別をずっと持っていて欲しいものだ。

帰りの事を考えてそろそろ帰ろうと「あっちに行ってみよう」と少しずつ遊具から離したら、ドーム状のトランポリンみたいなのがあって、今度はこれにはまった。
あずさより大きな子がぴょんぴょんやってるので、ちょっと怖かったが、なんとか乗せてやると、うきゃきゃきゃきゃという感じで少し飛び跳ねてはずり落ちてまた乗せてもらうを繰り返してすごく楽しそう。うーん、こんなに遊べる子だったのかと驚いたのだった。

手を洗おうと誘って帰り道につく。といっても広いので、結構歩く。
途中ハーブ園で父と母はハーブティー、あずさはハーブ入りクッキーとお茶を楽しみ、やっと西立川駅へ。
電車はやはり混んでいたが、乗ってしまえば一駅なので何とか。

南武線でまっすぐ帰ればいいのだが、父の趣味もあって、モノレールに乗って多摩センター経由で帰ることにする。一番前の車両に乗って前を見ながら23分。ついついきょろきょろしていしまうのは親のほう。あずさは父に抱っこされてればそれでいいらしい。

結局家についたのは16時半過ぎ。昼過ぎには帰ってきて昼寝をするつもりだったんだけどな。
しかしこのあとも父が仕事をする時間を作るため、あずさと母は17時に家の前の公園で30分ほど遊び、スーパーに行って戻るというハードなような、でもたくさん遊んだ1日だった。
おかげで夜はふとんに横になってすぐ寝ついたのでした。