町議の砂川君、平服で議員研修視察に行こうとしたが、
バスより引きズリ降ろされる。!!

                                          別添資料 : その時の 研修案内書はこちら
 

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1999年2月18日 木曜日

抗    議    文

志賀町議会議長  西村 良人 殿

西村議長、あなたは2月18日志賀町全員協議会において、蒲生町ブルーメの丘にバスにて視察に行くおり, 私し砂川に対し、10時40分頃「ブレザーを着ていないから、視察に連れて行かない。直ぐにバスを降りよ」 と強要した。

その時の顛末は以下の通りである。

砂川の「法律の何に基づいて、視察に連れて行かないのか?」問いに対し,
西村議長は「常識からである」との答えを繰り返すのみであった。

砂川の「命令であるなら、命令書を今ここで書いて渡せ」との要求に対し、西村議長がこれを拒否した為、
これを砂川は不当な命令と認識し、バスを降りなかった。

しばし押し問答が続き、無理やり降ろそうと副議長などが実力行使に及んだが,私は降りなかった。

すると、副議長を除き、全ての議員と町長、事務局長が降り、バスは11時10分ごろ、志賀町役場に向かって
引き返し出した為、仕方なく砂川も途中の蓬莱駅で降りた。

11時30分頃、何も知らず車を取りに、最初の集合場所である志賀町ワニ支所に戻った所、手回し良く民間の
中型バスが来ており、皆が乗り込んでいたので、砂川も続いて乗り込んだ。

所が「これは我々が、私的に借りたバスである。砂川は降りよ」と言われ、無理やり副議長と、中村事務局長に
引き摺り下ろされた。議会としての行動にも拘らず、私的に借用したとは筋が通らない。

当選当時から何度も繰り返されているが、服装を理由に私の正当な議員活動を議会ぐるみで阻止することは、
民主主義の根底を揺るがす元であるから、  厳重に抗議する。

志賀町議会議員  砂川次郎
 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆    解     説    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 

簡単に言うと、砂川の服装が気に入らないのでバスから引きズリ下ろした。

また、よく考えると、20分ぐらいで民間バスが用意されるのは出来過ぎで、
砂川がいつもの服装を通す事を見越して、先にチャーターされていたとしか考 えられません。

たかが服装問題と思われるかも知れませんが、民主主義が行われるための基本的な事項を、
議長・議会・行政が認識し、それらを遵守しているかどうかが重要な指標となります。

民主主義の基本が守れない組織は、正常な判断が出来ず、結果として 色々な面で住民が被害を被ることになります。

町議会議員としてダイオキシンに付き資料を請求しても、「志賀町には住民公開条例は有りませんよ」平然として資料を抱え込んでいる町幹部がいる始末です。
 

☆☆☆☆☆☆☆☆   根 底 の 問 題   ☆☆☆☆☆☆☆☆
 

議員は自分の主義主張に特に自由であらねばならないはずです。

私の服装は、「権威的で在りたくない」「質素で在りたい」と言う主義主張の現われです。

ですから、この件の問題点「議長の命令」や「単なる多数決」等により、議員としての活動とは
無関係な事柄を変えさせようとする不当な圧力による、全くの筋違いな動に他なりません。

各個人の基本的人権の部分まで、多数決でねじ伏せるのは、ファッションではなくてファッショである。

企業等と違い、議会は一段と高い、民主的な状態を保証されるべき所です。

そして、議長はじめ各議員は、本来の責務である町政改革に、もっと勢力を注ぐべきです。

そうでなければ、町の人達にとって本当に良い方向決定は、決して出来るはずが無いのです。

議長、その場に居合わせていたにも拘らず見て見ぬふりをした北村町長,及び各議員 (革新系含む)、そして抗議文だけでは無く、積極的に砂川を排除した、山尾議員、 高山議員、浜奥議員は、民主主義を理解出来ていない。

民主主義の目指している世界は、それぞれの個人が出来るだけ自由に自分を表現できる世界です。
その為に議員の果すべき役割と責任は、非常に重いハズです。

「金バッチを付けて歩きたい」権威的な事が好きな人が町民の代表が集まって自分達の町を
どの様に良くして行こうかと考えるべき議会に、果して相応しいメンバーであるか考えてみて下さい。

バッジとスーツを着れば神にでもなったと勘違いをしている人達から見れば、正に私の服装は
神聖さを侵す悪者の象徴と写り、自分達と同化しない私の行動を、議員活動とは無縁とも言
える部分で、阻止・排除しようとしているのです。今回は露骨にその姿勢が露呈しました。

以上の問題は 老朽化した中学校をさし置いて、30数億使って立派な庁舎を建てる事を決めたり、
ダイオキシンに関する町民の切実な心配に対し、国や県の対応を待つしか能の無い事や、何も
住民に知らせないで突然小野幼稚園を閉鎖してしまう事など、今の北村町政に明確に反映
されています。

私はこれらの町民無視の決定に激憤しており、町の情報公開条例の制定を強く求めます。

もう一度言います、服装問題はファッションの問題ですが、じつは
住民がより良いサービスを受けられない現状を示す象徴なのです。

皆さん、西村良人議長に抗議の電話、ファックスをして下さい。!
志賀町役場
電話  077−592−1121
ファックス 077−592−1636

砂川君のホームページは
http://www.asahi-net.or.jp/~ph6j-sngw/  です。
Yahoo!Japan の検索で、志賀町、砂川、たぬきのくすりや、 で検索OK。議会のこと色々載っています。
 

求む!私設行政監視委員ボランティア より良い町にするために (^^)V