大津赤十字滋賀病院(仮称)の基本構想 について
 

000年1月18日の議員全員協議会で基本構想が、町当局より議員に報告がありました。

@その中で特筆すべき点は、
   ベッド数が 100床で
   将来的には、療養型病床群50床程度の増床をめどとする。 でした。

   100床前後が、経営が非常に苦しい病院の規模です、ですから
    この病院もほぼ赤字がでると考えていいのでしょう。

   また
   初期投資額 40億円 負担割合 志賀町 1/4、滋賀県 1/2、大津市 1/4

   よって初期に志賀町は 10億円の負担が発生すると思われます。

A赤字が出た場合、志賀町が県、大津市と分担して支払うことにほぼ決まっているようです。

   なぜなら
   経営は、新しい医療法人、大津赤十字病院(仮称)がおこない、よって大津日赤は関与しません。
   ですから、赤字が出たとしても、日赤は各病院で独立採算制を取っていますから、
   大津日赤や日赤本部が面倒を見ることは考えられません。
  
Bどんなしくみで赤字を補てんするのでしょうか。

   推測するに
   病院の運営安定に当たっては、滋賀県、大津市、志賀町、日本赤十字社滋賀県支部で組織する
   「 大津赤十字病院運営会議(仮称) 」 を設置する。 との文言がありますから。

   この会議において検討し、日本赤十字社滋賀県支部を除く、各自治体が負担すると思われます。
   初期投資額の割合から言うと、8億円赤字が出ると志賀町は2億円の赤字が見込まれます。
   他に赤字を補てんするところが見つかりません!!
 

他のデータ

   既存の建物を撤去し、新しく建て2003年7月をめどに開院する。

   診療体制は大津赤十字と連帯し構築する。

   診療科目: 内科、外科、整形外科、小児科

   分部 志賀町民生部長は口頭で救急受け入れを初期よりすると述べていました。