旧、現、新、ゴミ最終処分場をかかえる当町としてどのようにして、環境汚染より住民の健康とびわこ下流域の人々の健康を守るおつもりでしょうか?
98年6月議会一般質問において砂川は
志賀町上水道中のダイオキシン濃度測定については現在予算措置も調査計画も無いという担当課の返答ですが、何時、どの様な形で実施されるのでしょうか?
滋賀県の実態調査で琵琶湖の高濃度のダイオキシン汚染が明白になった。長い湖岸を持つ志賀町の琵琶湖汚染への対策をお知らせ下さい?
との質問をしました。
その時の当町のお答えが「国県の指導を待つ」と言う答えに終始しておられました。
ので今回又お聞きします。
1999年の予算には、回数はごく少ないですが水道原水の測定と、旧最終処分場の土壌調査費が新しく加えられましたのは、一歩前進ですが、予算審議のおり調査の仕方をお聞きしましら、
「水道原水は琵琶湖よりくみあげた浄水場プールでしか測定しない」とのお答えでした。
「旧最終処分場の土壌調査は処分場・場外の土壌しか測定しない」とのお答えでした。
ご存知のとうり、ダイオキシンは水に非常に溶けにくい物質ですので、飲み水の環境がどれだけ汚染されているかは、取水口近辺の泥土を計る方が、プールにくみ上げた水を計るより飲料水環境を適切にあらわします、また生物濃縮上位にいる魚のダイオキシンを測るのも、
飲料水環境を適切にあらわしますのでこれを測定する事はされないのでしょうか?
また、水道水中のSS=ケンダク物質中のダイオキシンも水道管理者の注意すべき事項と認識されだしてきていますが、これを測定されるおつもりはないでしょうか?
旧最終処分場の土壌調査は処分場・場外の土壌しか測定しないとのお答えでしたが、古い処分場と言う事もあり、まったく地中のゴミよりの環境への漏水を配慮した構造になっていないと聞きます。
場内の土壌や排水、地下水を測定されるおつもりはないのでしょうか?
稼動中の現最終処分場、これから作られる最終処分場の環境保全はどのようにされるおつもりでしょうか?
入札について
談合の疑惑が頻発しております。
この前は新浄水場の入札疑惑があり、談合の通報どうりの企業が落札したと新聞報道がありました。
今度は、5月18日にあった南部幼稚園園舎の入札で、またもや談合の通報どうりの企業が落札し、新聞報道のいたるところとなりました。
相次いで談合疑惑が明らかになっています。
このことは、当町の入札システムが有効に働いていないあかしでありあます。
昨年12月の一般質問において砂川は
「町当局の あらかじめ試算して 設定している 最低制限価格
と 入札予定価格を 公表されないが、建設省は 1998年4月より
また、滋賀県庁も 1998年10月より入札予定価格を オープンにしている。
情報開示 透明性を 増そうとしている世の中の流れに
町民に 町当局が 反しているように思われかねない最低制限価格 と 入札予定価格を
公表するべきである」
と北村町長に意見しておりましたが、
北村町長は 入札予定価格の事前公表は、現時点では考えていない。
とのお答えでした。
次々と談合疑惑が起こる中、北村町長は町民から預かっている貴重な税金を今までの入札システムのままにして置かれるつもりでしょうか?
また談合のおきやすい指名競争入札を、一般競争入札にされるおつもりはないのでしょうか?