98年6月議会一般質問報告
 
北村町長の環境保全に関する考えと知識が良く判ります

以下@〜Cは砂川議員から町長への質問

@志賀町上水道中のダイオキシン濃度測定については現在予算措置も調査計画も無いという担当課の返答ですが、何時、どの様な形で実施されるのか、お知らせ下さい。
 
A滋賀県の実態調査で琵琶湖の高濃度のダイオキシン汚染が明白になった。長い湖岸を持つ志賀町の琵琶湖汚染への対策をお知らせ下さい。
 
B大津市志賀町行政事務組合の伊香立クリーンセンターの排気ガス中のダイオ度はドイツの廃炉基準の130倍にもたっしている。よって、土壌、水、地域住民の血中ダイオキシン検査は何時、どの様な形で実施されるか、お知らせ下さい。又、クリンセンターの調査報告書原本を明らかにされたい。
 
C先述の伊香立クリーンセンターより排出される焼却灰の最終処理場での汚水は、一旦プールされた後、ダイオキシンをろ過されずに下水に排出されて、最終的には琵琶湖に放流されているが、焼却灰中にも多量のダイオキシンが含まれているのは常識であるが、どの様に防止するか、その対策方法と何時までにされるのかお知らせ下さい。
 
北村町長の返答
県としては湖水への影響は無いとされている。県は国の環境ホルモン戦略計画の推移を見て市町村への指導をするので、町としてはその指導を待つ。クリーンセンターの件は行政事務組合が主体となるべき事である。砂川質問の中の、汚染、多量、常識とは何をもっていっているのか?
 
砂川議員の再質問
情けない答えである。水俣病、薬害エイズの二の舞にならぬ様、国県の指導を待たず、国県をリードして欲しい。町長はダイオキシンについてよく勉強して欲しい。
 
町長の返答に対する砂川議員の評価
「国県の指導を待つ」と言う答えに終始しており 自主性が全く無い。 積極的に住民の健康を守ろうとする姿勢が無い、 こまった事である。