ゴロバレーボール


 

『施設交流ゴロバレーボール大会』とは

 

 

「施設交流ゴロバレーボール大会」とは施設利用者さん(在宅障がい者も含)がゴロバレーボールを通してスポーツに親しむとともに、社会参加の場として生活する上で楽しみの一つになればとの思いから毎年開催しています。

 ゴロバレーボールは、25年以上前からリハビリを目的とした障がい者スポーツ(全身運動)として愛知県で行われていました。そして、重度障がい者でもなじみ易いようにルール等をアレンジして療護施設の日中活動の一つとして取り入れ始められました。

 当時は、措置制度で、「施設利用者が外出して事故にあったらどうするのだ。」「あの人だけ外出して出来ない人はどうするのだ。」というような今では当たり前の施設利用者さんの外出という考え方に消極的な施設も少なからずありました。そのような中、大会と称して施設利用者さんの外出手段の一つとして社会参加の機会になる事と、この大会が障がいを持った方の「生きがい」の一つになればとの主旨に賛同した7施設(愛知県6施設、静岡県1施設)で第1回大会が1993年に開催されました。

 その後、愛知県下でも療護施設が増え昨年の大会(15回大会)では、18施設21チームの参加という規模になりました。名称も「愛知県ゴロバレーボール大会」として愛知県・名古屋市・中部善意銀行さんの後援のもと毎秋(10月頃)開催しています。

そして現在、新たな課題も出てきましたが一人でもこの大会を楽しみにしている方がいる限り様々な方の協力のもと「ゴロバレーボール大会」を続けていきたいと思います。

 

大会のあゆみ

大会

大会開催日

大会の会場

主催

第1回

1993115

志段味スポーツランド体育館

一粒荘

第2回

1994128

春日井市総合体育館

春日苑

第3回

19951130

浜松アリーナ

信生寮

第4回

19961128

豊橋総合体育館

珠藻荘

第5回

19971016

天城湯ヶ島町体育センター

中伊豆リハビリセンター

第6回

1998930

名東スポーツセンター

あしたの丘

 

第1回愛知県大会

名東スポーツセンター

光の家

第7回

1999115

 

第1回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

19991111

 

第2回愛知県大会

名東スポーツセンター

実行委員会

 

2000104

8

第2回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

2000912

 

1回東海大会

浜松アリーナ

実行委員会

 

2000127

 

第3回愛知県大会

名東スポーツセンター

実行委員会

 

20011012

9

第3回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

2001911

 

第2回東海大会

浜松アリーナ

実行委員会

 

20011211

 

第4回愛知県大会

名東スポーツセンター

愛知県療護施設長会

 

2002102

10

第4回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

2002103

 

第3回東海大会

浜松アリーナ

実行委員会

 

20021126

 

第5回愛知県大会

名東スポーツセンター

愛知県療護施設長会

 

2003102

11

第5回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

2003930

 

第4回東海大会

浜松アリーナ

実行委員会

 

2003122

 

第6回愛知県大会

名東スポーツセンター

愛知県療護施設長会

 

2004107

12

第6回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

2004922

 

第5回東海大会

浜松アリーナ

実行委員会

 

2004117

 

第7回愛知県大会

名東スポーツセンター

愛知県療護施設長会

 

20051020

13

第7回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

2005927

 

第6回東海大会

浜松アリーナ

実行委員会

 

20051122

 

第8回愛知県大会

名東スポーツセンター

愛知県療護施設長会

 

20061012

14

第8回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

2006926

 

第7回東海大会

浜松アリーナ

実行委員会

 

20061117

 

第9回愛知県大会

名東スポーツセンター

愛知県療護施設長会

 

2007105

第15回

第9回静岡県大会

静岡県総合社会福祉会館6階体育館

実行委員会

 

       2007年9月  日

 

第8回東海大会

浜松アリーナ

実行委員会

 

20071127

 

第10回愛知県大会

名東スポーツセンター

愛知県療護施設長会

第16回

2008年10月3日 決定

 

 

愛知県大会過去の結果

 

 

 

 

 

 

 

ブロック

優勝

第2位

第3位

第4位

第5位

第1回大会

 

デコボコファイターズ

フレンズ

グリン・フォレスターズ

ごろ〜ず

デイ・どり〜む

(明和寮)

(夢の家)

(杜の家)

(一粒荘)

(夢の家デイ)

第2回大会

デイ・どり〜む

ゆたか・ウオーカーズ

きんせんか

ごろ〜ず

フレンズ

(夢の家デイ)

(ゆたか苑)

(蔵王苑)

(一粒荘)

(夢の家)

Rabbits

スプリングス

もんぶらんS

Big Stones

あかつき

(春日苑)

(あしたの丘)

(杜の家デイ)

(ルミナス)

(はなのき寮)

第3回大会

フレンズ

ゆたか・ウオーカーズ

Victory Wave

グリン・フォレスターズ

デイ・どり〜む

(夢の家)

(ゆたか苑)

(蔵王苑)

(杜の家)

(夢の家デイ)

Rabbits

あかつき

ハーコマエルドゥー

もんぶらんS

PIA豊友

(春日苑)

(はなのき寮)

(ハートランド小牧の杜)

(杜の家デイ)

(ゆうとぴあ恵愛)

第4回大会

ゆたか・ウオーカーズ

フレンズ

Victory Wave

グリン・フォレスターズ

デイ・どり〜む

(ゆたか苑)

(夢の家)

(蔵王苑)

(杜の家)

(夢の家デイ)

PIA豊友

Rabbits

スプリングス

ウイングス

あかつき

(ゆうとぴあ恵愛)

(春日苑)

(あしたの丘)

(あしたの丘デイ)

(はなのき寮)

第5回大会

ゆたか・ウオーカーズ

グリン・フォレスターズ

フレンズ

Victory Wave

Rabbits

(ゆたか苑)

(杜の家)

(夢の家)

(蔵王苑)

(春日苑)

Big Stones

ひまわり

PIA豊友

ごろ〜ず

ドラゴン希全

(ルミナス)

(光の家)

(ゆうとぴあ恵愛)

(一粒荘)

(希全センター)

第6回大会

コアラーズ

グリン・フォレスターズ

フレンズ

Victory Wave

ゆたか・ウオーカーズ

(緑風荘)

(杜の家)

(夢の家)

(蔵王苑)

(ゆたか苑)

はなのき組

Rabbits

Big Stones

ごろ〜ず

ドラゴン希全

(はなのき寮)

(春日苑)

(ルミナス)

(一粒荘)

(希全センター)

第7回大会

コアラーズ

Victory Wave

フレンズ

ゆたか・ウオーカーズ

グリン・フォレスターズ

(緑風荘)

(蔵王苑)

(夢の家)

(ゆたか苑)

(杜の家)

ハーコマエルドゥー

ごろ〜ず

Rabbits

ウイングス

ドラゴン希全

(ハートランド小牧の杜)

(一粒荘)

(春日苑)

(あしたの丘デイ)

(希全センター)

第8回大会

コアラーズ

グリン・フォレスターズ

ゆたか・ウオーカーズ

Victory Wave

フレンズ

(緑風荘)

(杜の家)

(ゆたか苑)

(蔵王苑)

(夢の家)

Rabbits

ごろ〜ず

ウイングス

ひまわり

キューピー希全

(春日苑)

(一粒荘)

(あしたの丘デイ)

(光の家)

(希全センター)

べあ〜ず

ゲットバッカーズ

チョッパー吉前

スプリングス

ピカリコスターズ

(コスモス)

(かすみ草)

(シーサイド吉前)

(あしたの丘)

(ピカリコ)

第9回大会

コアラーズ

グリン・フォレスターズ

Victory Wave

夢ミラーズ

ゆたか・ウオーカーズ

(緑風荘)

(杜の家)

(蔵王苑)

(NPOなごやプラザ

(ゆたか苑)

ごろ〜ず

天王ファイターズ

キューピー希全

Rabbits

ハーコマエルドゥー

(一粒荘)

(ゆうとぴあ恵愛)

(希全センター)

(春日苑)

(ハートランド小牧の杜)

ゲットバッカーズ

べあ〜ず

チョッパー吉前

Big Stones

スプリングス

(かすみ草)

(コスモス)

(シーサイド吉前)

(ルミナス)

(あしたの丘)

 

 

 

ゴロバレーボールのルール

 

1.コート、用具、チーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


【コート】

(1)           コートは、図1(単位m)のとおり。(旧規格でもよい)

(2)           コートは、障害物のない平面のもので、中央をネットで区分し、そのラインの外側を境界とする。

(3)           コートのライン幅は、5pを標準とする。(旧規格でもよい)

(4)           アウトライン上を通過したボールは、アウトとなる。

アウトライン上(図1×印)に目印として(フィルムの空箱等)を置く

と分かりやすい。

 

【ネット】

(1)           ネットは、図2(単位m)のとおり。

(2)           バドミントン用のネット等を代用してもよい。

危険球を避けるため、下部を強く張ること。

 

【ボール】

普通のバレーボールを使用する。

 

【チーム】

1チーム6人。2チームで対戦する。

 

 

2.競技方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【勝敗】

1セットは、15点(ラリーポイント制)。3セットマッチで、2セットを先取したチームの勝ち。(本大会では、1試合40分を制限時間とする)

 

【タイムアウトとメンバーチェンジ】

競技の進行に支障がない限り自由に行うことができる。(但し、本大会では、試合終了5分前は選手交代はできない)

 

 

3.競技の準備と開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【ボールとサイドの選択】

(1)           競技開始の前に、両チームのプレーヤーの代表者が「ジャンケン」を行い、勝った側が、ボール(サーブ権)かコートサイドのいずれかを選ぶ。

(2)           コートサイドの交替は、原則として行わない。

 

【プレーの合図】

主審は、両チームのプレーヤーが各自のポジションに着いたのを確認した後、笛の合図によって競技を開始する。

 

 

4.プレー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【サーブ】

(1)           サーブの方法

サーブは、サービスライン上から行う。ルールによってバックゾーンの中の競技者のいる場所からサーブを行うことにしてもよい。

サーブは原則として、手のひらを使って相手コートに打球する。

競技者の障がいの程度に応じて、拳(こぶし)、足、頭などの身体部位を使うことが許される。また、スロープ等を利用した自助具を使用してもよい。場合によっては、介助者が介添えできる。以上の場合は、事前に主審と相手チームに伝え、了解を得なければならない。

(2)           サーブの順序とローテーション


 

バックゾーンの右端の競技者から順番にサーブをする。(図3)

サーブ権を持っているチームが得点した場合は、サーブをした競技者が連続2回までサーブを行うことができる。

サーブ権が相手方に移動した後、味方が得点し、サーブ権を再び得た場合は、次の競技者がサーブを行う。

バックゾーンにいた競技者全てがサーブを終え、同チームの競技者にサ−ブ権が移った場合は、(図4)のようにローテーションを行い、再びバックゾーンの右端の競技者からサーブを行う。

19年度より特別ルール

15点マッチの場合、どちらかのチームが8点になった時点で両チームがローテーションを行う。(付き添い者の負担軽減のため)

(3)           サーブの本数

一人が1回につき、2本まで行える。1本目が失敗しても失点とはならず、2本目が行える

(4)           サーブに関する要件

サーバーは、主審のサーブ許可の吹笛後、5秒以内にボールを打たなければならない。但し、障がいによるものは除く。

サーバーが、主審の吹笛前にサーブした場合は、打ち直しをさせる。

(5)           サーブ権

第1セットの始まりは、代表者のジャンケンによる。それ以後は、得点したチームに移る。

第2セット以降の始まりは、前のセットに敗れたチームからサーブを行う。

(6)           サーブにおける失策

げんこつで打った場合(障がいによるものは除く)。

サーブしたボールが、味方に触れた場合。

サーブしたボールが、味方コートのライン(エンドライン、サイドライ

ン)を通過した場合。

サーブしたボールが、アウトラインを通過した場合。

ノーバウンドで、相手コートに入った場合(ハイボール)。

主審の吹笛後、5秒以内にボールを打たなかった場合(障がいによるものは除く)。

   ・以上は失点とはならず、打ち直しをする

サーブ順を間違えた場合。(失点となる。)

・その場合は、相手のサーブ権になるが再度サーブ権を得た場合、正規の順番で行う。

 

【レシーブ・スパイク】

《レシーブ・スパイクの方法》

ボールがコート内に入ってから、身体の一部を使い3打以内で相手コートに打ち返す。

手を使ってレシーブ・スパイクをする場合は、原則として手のひらで打球する。但し、障がいによって手を開くことのできない者は除く。

同一競技者が連続してボールに触ることはできない。

体にボールが接触しても、プレーする意志のない接触(不可抗力)は1回と数えない。

 

【その他のプレー(ドリブル除外規定)】

競技者の打ったボールがネットに当たって跳ね返った場合、同一競技者は、続けてもう一度ボールに触れてもドリブル(2度打ち)とはならない。

競技者の打ったボールがプレーする意志のない他の競技者に当たって跳ね返ってきた場合、同一競技者が続けてもう一度ボールに触れてもドリブル(2度打ち)とはならない。但し、3度続けてボールに触れることはできない。

自打球や不可抗力によるボールへの接触はドリブル(2度打ち)とはならない。

 

 

5.得点と失点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【得点】

次の場合、得点となる。

正規に返球したボールが、相手コートのアウトライン以外のライン(エンドライン、サイドライン)を通過した時。

相手競技者の触れたボールが、相手コートのライン(エンドライン、サイドライン)およびアウトラインを通過した時。

相手チームが反則(次項参照)を犯した時。

 

【反則】

@サーブミス

  ・サーブを2本続けて失敗(サーブにおける失策を2度続けて犯した)した場合。

  ・サーブ順を間違えた場合。

Aオーバータイムス

・3打以内で返球できない場合。

但し、3打目がネットに当たって4打目で返した場合はオーバータイムスにはならない

  ・ボール停止後、5秒以内(緩和ルール者は10秒以内)に触ることができない場合。

Bダブルネット

  ・ボールを2度続けてネットに当て、相手コートに打ち返すことができなかった場合。

Cタッチネット

  ・ネットに触れた場合。

Dネットオーバー

  ・ボールがネットの上を越えた場合。

Eハイボール

  ・ボールが二本線をノーバウンドで通過した場合。

  ・競技者の上半身にノーバウンドで当たった場合。(この場合の競技者とは、相手チーム及び

自チームの競技者を指す

  『但し、ブロック等のため意識的に低い姿勢を取った場合や、臥位でプレーする競技者の上半

身に当たった場合を除く』

Fアウトボール

  ・アウトラインを通過した場合。(ラインマーカー上も含む)

Gアタックラインオーバー

・フロントゾーンの競技者がバックゾーンでプレーした場合。または、バックゾーンの競技者

がフロントゾーンでプレーした場合。(ボールの位置で決めるため競技者が超えた場合は反則ではない

Hセンターラインオーバー

  ・センターラインを超えて相手コートでプレーした場合。(アタックラインとの違いに注意

Iドリブル(2度打ち)

  ・同一競技者が2度続けてボールに触れた場合。但し、プレーする意志がなくボールが接触

した場合を除く。

Jホールディング

  ・競技者が一時的にボールを持ってしまった場合。

Kげんこつ打ち

・平手打ち可能な競技者が、げんこつで打った場合。但し、手の甲やチョップ打ちは良しと

する

6.特別ルール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【障がいの事前申告(緩和ルール)】

  障がいの状況によって、ルールに違反する恐れのある者、および自助具等を使用する場合は、事前に主審と相手チームに了解を得ること。なお、その場合は赤ハチマキをつけ、よく分かるようにする。

 

【相手チームへの配慮】

(1)障がいによって、げんこつ打ちしか出来ない競技者の打球が、相手チームにとって明らか

に危険と判断できる場合は、バックゾーンでプレーするなど、チーム責任者が配慮すること。

(2)ボールは、体のどの部分を使って打ってもよいが、意識的に足で打つことにより威力が増し

危険となる場合は、手で打つように心がける。

 

【視覚障がいの競技者について】

  レシーブ・アタックについては、ボールを止めた場所から打つこと。但し、ドリブル・ホールディングの反則はとらない。(自分の打ちやすい所へボールを移動させるのは反則であるが、自分が打ちやすい場所へ動くのは良い

 

【車椅子選手の参加について】

  バックゾーンに限って車椅子に乗ったままプレーを行なってもよい。

対象選手として、座位が困難・可動域が少ない・移乗に困難などのプレヤーとする。

(1)ローテーションの場合は、選手交替(車椅子プレーヤー)をする。車椅子プレヤーは、フロント

ゾーンでのプレーを不可とする。(再度ローテーションの場合は、リエントリー可能とする)

*19年度より車椅子プレーヤーも前衛でのプレーを可能とする。(但し、チーム責任者は安全に配慮する事。

 

【健常者の参加について】

(1)チーム事情によって、健常者(女性1名)を入れても良い。しかし、3打中1回しかボールに触

れない。また、不可抗力の接触も1打と数える。この場合、青ハチマキをすること。

(2)試合中、競技者が何らかの理由で危険な状態(自分で起きれない選手が倒れる等)になった

時、あるいは、補助なしでは試合ができない選手の補助をする時など、健常者2名までコート

内に入っても良い。但し、選手と同じユニホームあるいはゼッケンをつけること。(ローテーション、選手交代など試合が中断している時はだれが行っても良い)

 

【危険防止】

  プレー中の装飾品(時計など)は、はずす。

7.審判・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

  審判は、主審1名、副審1名の計2名で行う。場合によって、線審をおいたり、副審を省略することができる。

  主審は、競技の進行をつかさどり全てを宣言する。副審は、主審を補佐する。

 

【審判の方法】

(1)両チームの代表者にジャンケンをさせ、勝ったチームにサービスか、サイドのいずれかを選

ばせる。

(2)主審は、両チームのプレーヤーが各自のポジションに着いたことを確認した後、互いに挨拶

をさせ、笛の合図で競技を開始させる。

(3)勝敗が決まったら「ゲームセット」を宣言し、互いに挨拶をさせ、競技を終了させる。

(4)主審は「得点」および「反則」の宣言を行う。

(5)主審は、オーバータイムスの反則を取るにあたり、大きな声でカウントする

 

【審判の絶対性】

(1)審判は競技の進行に関する全責任を負う。自覚と自信を持ってジャッジするように心掛ける

こと。

(2)副審も主審に近い権限を持ってジャッジを行う。

(3)主審と副審のジャッジが異なる場合やミスジャッジの場合は、試合を中断してすみやかに主

審と副審が話し合いをし、両チームに説明すること。

(4)審判から、各チーム・選手への警告等は、チーム監督を通して行う

 

 

8.Q&A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

意図せず体と接触して止まったボールについての解釈。

不可抗力の接触のため1打とは数えません。そのまま試合を続行して下さい。この場合は、誰

が打っても良いです。もちろん5秒以内(緩和ルール者は10秒以内)

 

体の一部がコートの外にある場合は、OKか。

障がいによるものであればOKです。何らかの理由で体が外でボールがコート内で打つような状況でもOKです。

 

サーブがネットに触れて相手コートに入った場合の解釈は。

OKです。(但し、ノーバウンドで触れた場合はハイボールの反則となります)

 

ハイボールの解釈として、腕や手に当たってもハイボールとなるのか。

座位状態でノーバンウンドで上半身に当たればハイボールになります。この場合腕や手に当たってもその位置が腰より上でノーバウンドで当たれば反則になります。プレヤーに当たらなければ反則ではありません。

 

ハイボールの解釈について。

反則Eに書いてあるとおりですが、自チームの選手の打ったボールが、ノーバウンドで自チ−ムの選手の上半身に当たった時もハイボールです。またそれを、手で跳ね返してもハイボールです。しかし、ワンバウンドして上半身に当たったのはハイボールではありません。(不可抗力で膝等に当たって、ノーバウンドで自チームの選手もしくは、自身の上半身に当たってもハイボールの反則となります)

 

Qハイボールの解釈について

A打ったボールがネットに跳ね返り、自身もしくは自チームの選手の上半身にノーバンドで当たってもハイボールです。(それを手で跳ね返してもハイボールの反則です)

 


ハイボール時の二本線とは?

右記図参照。ノーバウンドで青矢印の

  方向に二本線を超えて打った場合。

 

 

 

サーブ時の変則サーブについて、本人の能力をどのように判断するのか。

どれくらいの変則か分かりませんが、重度の方のサーブだと思います。まったく打てないかたでもスロープなどの自助具を使かったり、健常者の力を借りて打つなどOKです。例えば、5回中3回は失敗するとして、この人は、常に成功させるために前述のことをするのか、成功した時の喜びを取るのかは、チーム事情、ゴロバレーを通してのケアープラン等に関係してくると思います。ルール上は、今の所、何の問題ありません。

 

3打目がセンターライン上で止まった場合の対処方法。

これは、他にも質問がありました。多少なりともどちらかに、明確に止まっている場合は、ボールの出が多い方のチームのボールですが、どう見ても中心で止まっている場合は、打った側のボールでこの場合は、3打目だから次打つと4回目でオーバータイムスの反則となります。ただし、ネットに当たって、そうなった場合は、4回目でもOKです

アタックライン上でボールが止まった場合の解釈について

3打目がそうなった場合は、次打つと4打目になりオーバータイムスの反則です。1打目、2打目の場合は、前衛プレーヤー、後衛プレーヤーどちらが打ってもOKです。

 

体がマーカーを倒した場合の解釈。

特に問題ありません。速やかにもとどうりに直してください。

 

四つ這いでも良いのか。

ボールの追い方は、基本的には,いざり移動ですが,四つ這いでも可。(四つ這い待ちも可)  

 

ひざ立ちで打ってもよいか。

今のところ可。

 

打ったボールが、ネットに当たり一度相手コートに入り、相手チームが触れずに戻ってきた場合の解釈について。

そのまま打ったチームのボールとしてカウントして下さい。

 

打ったボールが(ネットに当たらず)、相手チームに触れずに戻ってきた場合の解釈について。

そのまま打ったチームのボールとしてカウントして下さい。

  

打ったボールが相手コート及び自コートのサイドラインを割り、再びコート内に戻ってきた場合の解釈について。

ラインを割った時点でアウトです。