ボッチャを通して豊かな生活づくり
一粒荘 ボッチャクラブ
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ボッチャで使用する器具
ボッチャボール1セット 赤6個 青6個 ジャックボール(白)1個
計測器具(メジャー等)
スコアボード
時間測定器具(ストップウォッチ等)
赤・青の表示板(写真は卓球のラケットに色を塗ったもの)
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ベニヤ板製のランプス 塩ビパイプ製のランプス
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ランプスの使用例
点数の数え方(例)
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練習
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新聞紙の上にボールを乗せる練習 2個の空き缶の間を通す練習
施設交流ボッチャ大会
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近くの体育館を借り、近隣の施設とボッチャの試合を通して、交流を深めています。
この日は愛知県内の3つの身体障害者支援施設から総勢20名が参加しました。
交流戦ということもあり、ルールは少しやさしくして行っています。
あいちボッチャ大会
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あいちボッチャ協会主催による県大会です。
施設交流戦や施設内での練習と違い、ルールも本来のように厳しくなるため、試合中は選手の皆さん真剣そのものです。
コートの説明
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@ タイルや木張りの体育館の床のように平らで滑らかな場所を選択します。かつ、表面に脂を塗っていない場所とします。
A 大きさ 12.5m×6m
B すべてのコートのラインは幅2cmと4cmの粘着テープを使用します。外側のラインは4cmテープ、内側のラインは2cmテープを使用します。
C 投球エリアは6つのスローイングボックスに分けられます。
D V型ラインはジャックボールが無効である場所を示します。
E 中央の+はジャックボールが再び置かれる場所を示します。
F 外側のラインの測定は内側の関連したラインに合わせて測ります。コート内のラインは中心部より測定します。
競技資格・選手分類
7部門あり、男女どちらの選手が競技してもよい。
個人(BC.1 BC.2 BC.3 BC.4)
ペア 個人BC.3とBC.4に分類された選手
団体 個人BC.1と個人BC.2に分類された選手
個人BC.1
CP-ISRA分類システム、CP.1 CP.2により分類された競技者。各選手は一人の介助者に補助を受けてもよい。介助者はスローイングボックスの後ろ、2mの所に待機していなければならず、選手に要求されたときのみ介助することが出来る。
介助者には次の行動が求められる。
・競技者の車椅子を調整し安定させる。
・選手にボールを渡す。
個人BC.2
CP-ISRA分類システム、CP.2、(U)により分類された競技者。競技者は介助されないこと。
個人BC.3 (補助具を使用する選手)
脳あるいは脳以外の原因で四肢に重度の運動機能障害を有する選手がプレーする。自分自身の機能では進むことが出来ず補助してもらうか、又は電動車いすに依存する。腕を動かすことは出来るが動きの範囲が不十分なため、ボールを安定してコートの中へ進めることが出来る。
個人BC.4
脳性小児麻痺者または脳障害以外で四肢に重度の運動機能障害を有し、体幹の動きをコントロールするにも不自由な選手がプレーする。選手は安定してコートの中にボールを投げることが出来る。しかしボールをしっかりつかめず、ボールを放すタイミングがうまくとれず、腕を振り切ることができない。動きに滑らかさやスピードに欠ける。選手は介助者に補助をしてもらうことが認められない。
ペアBC.3
選手は個人BC.3の部でプレーする資格がある選手とする。ペアBC.3のチームには1名の交代選手を含まなければならない。選手のうち2名は脳性麻痺に起因する選手とする。選手は個人戦の規定により介助者から介助を受けてもよい。
ペアBC.4
個人BC.4の部でプレー資格を有する選手とする。
団体
個人BC.1、BC.2でプレーする資格がある競技者。1チーム1人のBC.1を含んでいなければならない。
個人戦
1:1で対戦する。スローイングボックス3(赤)、4(青)で競技し、各自のカラーボールを1ラウンド6個使用する。4ラウンドの合計点で勝敗を決定する。
ボッチャのルール
プレー
1.開始時間
両チームに開始時間が知らされます。選手は開始15分前には招集場所にいなければなりません。開始時間に現れないチームはその試合の権利を失います。
2.ボッチャボールの審査
前の試合のボールの審査をすることができ、もし異議があれば、違うボールに変更できます。試合中に審判の判断でボールが変わることもあります。
3.コイントス
レフェリーがコインを投げ、先攻、後攻を決めます。(先攻は3番ボックス赤ボール、後攻は4番ボックス青ボール)
4.ウォームアップボール
選手は決められたボックスに位置し、各選手2つのウォームアップボールを2分以内に投げます。2分を経過したら審判は試合を始めます。
5.ジャックボールの投球
※レフェリーがスタートの合図をするか、投げるかを指示するまで、ジャックボールを投げてはいけません。
@レフェリーはジャックボールを先攻の選手に渡し、試合開始を指示する。
A選手はジャックボールをコート内の有効なエリアに投げ入れます。
6.ファールのジャックボール
@ジャックボールラインを越えなかった。
Aコート外に投げられた。
Bジャックボールを投げた選手が反則を犯した。
ジャックボールがファウルになったら、次に相手の選手(4番ボックス青ボール)がジャックボールを投球します。ジャックボールはコート内に投げられるまで、順番に投げ続けられます。次の回で、ジャックボールは通常の競技順番の選手で投球されます。
7.コート内に最初のボールの投げ入れ
※投球の際、選手はコートマーキングや選手のスローイングボックス以外の表面のいかなる部分にも触れてはいけません。これは身体の部分、車椅子、補助具、介助者も含まれています。また、投球するときに、座面からでん部が離れてはいけません。
@ジャックボールを投げた競技者が、最初に投げます。
Aボールがコート外に投げられたり、反則でやり直しになったりしたら、コート内の有効エリアにボールが投げ入れられるまでボールを投げ続けます。ペアや団体の場合、投球指示された選手が2番目のボールをコートに投げ入れます。これはキャプテンが決めます。
※アウトしたボールはデッドボールとなり、デッドボール容器に入れられます。レフェリーが決定者です。
※ゲーム中ジャックボールがコートから出たら、クロスの位置(コート図参照)に戻されます。
8.相手選手の最初のボールの投げ入れ
@相手の選手がボールを投げ入れます。
A上記7.Aと同じ
9.残っているボールの投球
@次に投げるチームはジャックボールに近くないボールの選手です。相手チームが次に投げるボールを全て投げてしまったという場合以外、その次にボールを投げる選手はジャックボールに近くないボールのチームです。
A9.1の手順で両サイドが全てのボールを投げるまで続けます。
※次にどちらのチームが投球するかを決める時、異なったカラーボールがジャックから等距離にある場合は、後に投球した選手が再び投球します。等距離でなくなるか、1選手が全てのボールを投げ終えるまで交互に投球します。
※同時に1つ以上投球したら、両方のボールともプレーしたとみなされ、コート内に残しておきます。
※もし選手が偶発的にボールを落としてしまったら、レフェリーはその行為が故意的か無意識かを判断し、そのボールで再びプレーすることを認めることが出来ます。
※レフェリーのミスで違ったチームが投球したら、ボールは戻されます。
10.ゲーム成立
各チームペナルティボールを含め全てのボールが投げられたら、レフェリーはゲームの得点をつけます。それから口頭でゲームの終了を宣言します。
11.次のゲームの準備
次のゲームの開始のため、全てのボールはレフェリーが回収します。レフェリーはジャックボールを次に投球する選手に与え、試合を開始します。
12.ペナルティ
@反則には3つの場合があります。
・ペナルティ
ペナルティは2つのボールが相手チームに与えられ、ゲームの最後に投球されます。
ペナルティボールを与えられたチームは、デッドボールを使用します。デッドボールがなければ、ジャックボールから遠いボールを使用します。
両チームが反則を犯したら、お互いに取り消しが出来ます。
※次の行動はペナルティボールを受けます。
・許可を得ずスローイングボックスを動く。
・レフェリーが介助者に手助けするよう指示する前や、BC.1やペアの介助者が試合中プレーを見るためコートに入る。
・コミュニケーションが選手同志や介助者、監督でなされた場合。
・除去
ボールを取り除かれるペナルティは投球中に起こった反則に対してのみ与えられます。
除去する反則が起こったら、レフェリーは他のボールに触れる前にボールを取ります。
他のボールに触れる前にボールを止めなかった場合は、そのゲームは無効試合となります。
※次の行動はペナルティボールと投球ボールの除去を受けます。
・ボールを投げる際、選手の身体や車椅子、補助具や介助者がコートマーキングに触れたり、選手のスローイングボックス以外の部分に触れる。
・投球後、はっきりと補助具の移動をしなかった。
・投球の際、補助具がスローイングラインから出た。
・座面からでん部を離して投球した。
・レフェリーが指示する前や、指示していない選手が投球した。
・警告と資格剥奪
警告を2回受けた競技者は、そのゲームの出場資格を剥奪されます。
※次の行為はペナルティボールと警告を受けます。
・他の競技者の集中力や投球を故意に邪魔したり、気を散らした。
・故意にゲームを中断させた。
・理由なく試合を遅らせた。
・レフェリーの決定に従わない。相手チーム、競技委員に迷惑を及ぼした。
・ジャックボール投球時に反則が行われたら、ファウルとなり、相手選手が投球する。
13.時間制限
・BC.1 BC.2 BC.4 1ラウンド 個人 5分
・BC.3 1ラウンド 個人 6分
・団体 1ラウンド 団体 6分
・ペア 1ラウンド ペア 8分
14.補助具の基準、規則
@補助具は横に倒した際に、2.5m×1mの区域に入るサイズ。
A選手はボールをコートに投げる直前に直接身体が触れなければいけません。これは頭に直接つけられる補助具を使う選手も含まれます。
B投球後、選手の補助具ははっきりと動かさなければいけません。
対戦相手・ボランティア募集
ボッチャに興味のある方や、現在選手として活躍されている皆さん、ぜひ一度遊びに来てください。一緒に練習・試合をしましょう。
また、一緒に練習を手伝ってくれるボランティアも募集しています。
練習日:毎週木曜日午前10:30から約1時間
(都合により休止の日もあります)
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