一粒荘は、創立20年を経過し、建物が老朽化し種々に不備が生じていました。
平成16年度には、財団法人車両競技公益資金記念財団様の助成を受けて、永年の懸案であった、屋上の防水工事と、集中管理で利用者にも不便を掛けていた居室の空調設備の改善工事を行いました。 おかげ様で、集中豪雨がきても安心して生活できますし、また、利用者の皆さんの希望に応じた温度調節が、それぞれの部屋でできるようになり、一粒荘での生活の質が一段と向上しました。
心から感謝申し上げますとともに、私たち職員一同も、障害の重い人たちに対する日々の援助に今まで以上に努めるよう心を新たにしました。
財団法人車両競技公益資金記念財団様本当にありがとうございました。
20周年記念式典
一粒荘は、1984年(昭和59年)11月に開設して20周年を迎えましたので、 2004年(平成16年)11月21日に20周年記念式典を開催しました。利用者の皆さんと、その家族の皆さんそして永年ご協力をいただきました ボランティアの皆さんとともに、20周年を祝い、職員はこの福祉の激動の時代を、 心機一転障害を持つ人々のために福祉に邁進することを誓いました。
式典は、川嶋施設長の開会挨拶 野田理事(理事長代理)の挨拶 ボランティアの表彰(20組) 来賓祝辞 名古屋市健康福祉局施設係長 木村 剛様 中部善意銀行常務理事 石木 昭夫様 穴ヶ洞地区区政協力委員 松浦 武敏様 利用者家族 岡田 操様のご主人、岡田 淳様 会 食 アトラクション 一粒荘コーラス部のコーラス発表 ミニリサイタル 歌手 泉 雄介様 閉会挨拶 塚田 功理事 と、盛り沢山の楽しい一日を過ごしました。
式典は、約160人の参加で、一粒荘の近くの名古屋市サイエンスパーク交流プラザを お借りして開催しました。
私たち役員・職員一同は、この20年の歴史の重さ、支えてくださったボランティアの 皆さんを始め大勢の方々の気持ちを忘れないように、施設の基本理念を再確認し、 初心を忘れないように頑張る決意を新たにしました。