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2005年の正月も、住吉大社はよく賑っていた。
太鼓橋を渉って、境内に入った。
昔から露店を見るとわくわくしてくる。田舎の串本は、正月の15日成人の日に、お的祭りがあって、露店が出た。
当時は小遣いが50円もらえたらいい方で、その50円をもって露店で買い物をするのが楽しみであった。
特に必要なものはないのだが、露店で買うというところに楽しみがある。
商品はあまり変わっていないところがうれしい。
住吉大社の露店は、串本の5件程度とは比べ物にならず、広い境内に溢れるばかりにあった。
都会の露店でうれしいのは、お化け屋敷や見世物小屋である。ここにもあった。
いかにもという感じがうれしい。
写真を撮りながらウォッチングしていると時間を忘れてしまうので、適当に切り上げたが、お正月のザワザワとした賑いがおもしろかった。
朱印を書いてもらっている間に、お参りをした。
地方の神社とは比べ物にならない大きさの賽銭箱には、一万円もたくさんあった。私も投げたが、金額は書かないでおく。
御屠蘇を振る舞ってくれるところがあったので、志をおきおいしくいただいた。ほんの少しのお酒だったが、すきっ腹によくしみわたり、いい気持ちになった。
家に帰ってテレビを見てると、住吉大社でも偽の1万円札が出たとか。あの中にあったのだろうか。しかし、世の中せちがらいが、こうした犯罪は何百年前から変わっていない。ハードの文明は進んでも、基本ソフトである文化は、ほとんど変わっていない。だから人間なのかもしれない。
神様には、地球が滅びないようにとお願いした。
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