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熊野古道 和歌山
熊野古道陸路はいよいよ中辺路のメインルートです
峠をいくつも越え熊野三山への参詣道を歩きます。
熊野古道の奥深さを感じながら歩きます。
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赤木越え 1:
赤木越え 1
朝、美味しい朝食をいただき腹ごしらえをして久しぶりのロングコースに備えた。赤木越えである。
赤木越えは30年ほど前に滝尻王子から歩いたが、記録をなにも取っていない。
今回は、湯の峰からの船玉神社へのコースを歩いた。
いい天気で歩きには絶好。
宿のご主人にお願いして車を本宮大社前まで回送し、出発地点の湯の峰まで送ってもらった。
壺湯を見たあと歩き出した。
ここ湯の峰温泉は、ただ日本最古というだけではなく、熊野詣での湯垢離場として名高く、小栗判官が蘇生した地でもある。死んだ人でも生き返るのである。
公衆浴場もある。温泉くみとり場もあり温泉水を持ち帰ることもできる。10リットルで100円である。
川の中には、90℃近い温の源泉が湧出する
「湯筒」
があり、卵や野菜をいれ茹でている。
つぼ湯は
、
天然岩をくりぬいたお風呂を板で囲っただけの、もので、2,3人しか入れないため、30分交替制である。
さて赤木越えに歩きだしたのは9時30分である。
道はいきなり登りになる。以前歩いたときはここをくだってきたのだが今回は逆である。
登り口に一遍上人のものと伝わる碑などがある。温泉の独特な匂いが坂までも届いている。
道は杉の人工林のなかを行く。
日はさしているが暗い地道である。
(壺湯前の橋を行く)
(登り口)
(湯の峰の街)
(ここから始まり)
(字が見えないが・・)
11番の道標がある。
この道標はなかなかいい。デザインもシンプルで分かりやすい。
この道標には、9時47分についた。
10番の道標あたりは、片側の山が開けたところを歩くが、道の谷側に青いネットを張っている。
このネットは鹿よけである。
山は植林が新しいので鹿の食害があるのだ。狼の復活が生態系を守るためにはベストである。
熊野にはつい100年ほど前には狼が生息していたのである。
なんとかDNAをうまく処理して、復活させてほしいものである。
紀州犬は狼の血を引くと言われているので、以外と復活できそうな気がする。
また、実際にはまだ山中に生息しているという声も時々聞くし、私もひょっとしたらといるのではないかいう思いは捨てきれないでいる。
10番は10時5分に通過した。
道標を過ぎると見晴らしのいいところにでる。
途中、安政2年に「ユミ子」「か平」という人が建てたらしい碑や、字の読めない碑がいくつかある。
(いかにも古道らしい)
(11番の道標:9時47分)
(ユミ子とか平)
(きれいな歩きやすい道)
(9番の道標:10時23分)
途中でゼンマイやワラビを取りながら歩いた。
ところがこのワラビやゼンマイはほとんどが食べられないウラジロなどであり、あとでがっかりすることになるのだが、このときは一生懸命に取りながら歩いた。
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