西武多摩川線車両交換

今日(7月4日)西武多摩川線で検査のための車両交換が行われました。
これはほぼ3ヶ月ごとに行われるもので、北多磨駅構内に車両管理所を持つものの
車両検査設備を持たない多摩川線ではその都度、本線系の車両(現在では多摩湖線の
ワンマン車両)との間で車両交換を行っております。

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JRの機関車に牽引される221F(武蔵境駅)
今回は217F(多摩湖線→多摩川線)、221F(多摩川線→多摩湖線)の交換だったようです。
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JRの機関車との連結面

以前は前面上部の行き先表示幕は中身を抜いていたのですが、現在は多摩川線で必要な
行き先のほか多摩湖線や将来ワンマン化されるかもしれない路線のも入っているため
中身を抜き取らずに輸送している模様です。

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武蔵境駅跨線橋側から

なお、多摩川線の駅と本線系の駅とが直接つながっていないため途中をJR線の線路を利用して、JRの機関車に輸送してもらうことを「甲種輸送」といいます。
通常ではJR武蔵野線新秋津駅からJR中央線武蔵境駅(途中立川駅or八王子駅で向きが変わる)をJRの機関車で輸送しています。
なお西武線からJR武蔵野線新秋津駅間では西武の電気機関車E31形が牽引して、多摩川線内は輸送する(された)電車が自走をしてそれぞれ車両管理所へ行きます。

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