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紋別岳/支笏湖温泉


紋別岳865m 2003 Oct

おいおい!これが山かよ!と言いたくなるほど、最低に分類できる山で「紋別岳」などと名前をつけるに値しない、お勧めできない山です。他の人のサイトでは「ハイキングコースとしてお勧め」「展望がすばらしい」とかほめ言葉ばかりですが、このルートを紹介するパンフを作成する温泉街や自治体の貧困な常識を表現した山です。登山道=舗装道路=NTTの車が走る。直登路=電柱の管理道、山頂はNTTの重厚な設備に囲まれています。これが登山やハイキングの対象といえるのか、考えさせられます。

我家は、駐車場に車をとめて、舗装道路を登りました。YUも最初は自力で歩いたので、ぶらぶらしながら大変時間がかかりました。途中の尾根上から、恵庭方面に広がる樹林帯が白樺の間より見通せる場所があり、山頂での展望のよさを期待できました。YU君は紅葉した落ち葉を拾いながら、だらだらと進みます。突然、後方からエンジン音が響き渡り、RV車とバンが2台、排気ガスとともに私たちを追い抜きました。運転手さんは作業服を着ており、NTT施設に関連した作業員とすぐわかり、1台の運転手は、道路の端により待つ私たちに、恐縮しながら頭を下げていきました。車が通り過ぎた後には、鼻をおさえたくなるような、軽油が燃える悪臭に包まれてしまい、なんとも悲しい気持ちになりました。

それでも、めげずに登り、南に伸びる尾根の肩から、舗装道路をはずれ、電柱の下を進む草刈道に入り、頂上を目指しました。頂上はロケット発射台を想像させるような建造物が所狭しと建ちならび、それらの建物に囲まれて、「関係者以外立ち入り禁止」の鎖の奥に、「紋別岳山頂」のたて看板がありました。とほほほ・・・・・・なんと悲しい山頂でしょうか。

YU君と約束していたように、電柱の下でツエルト(緊急用のテント〕を張り、家族でわうぃわいやりました。

下山では舗装道路の脇に溜まった、落ち葉の山にジャンプ、落ち葉の山をキックを楽しみました(Movie 参照)。ストックでゲートレールとか、看板をたたいて、音楽会もしました。おもしろかたよ。

さて、この山はまた来るのでしょうか?


登山口(12:04)-山頂(13:43)-テントごっこ(14:04-14:30)-登山口(15:33)

淋しい山頂だぜ

「キャンプごっこしよう」YU

苦心の末の写真、恵庭岳をバックに・・「この写真だけ見ると、すばらしい山だと思えるでしょう」

ここが山頂だ!!

落ち葉ダイビング あそび (841KB QuickTime) <--右クリックで「対象をファイルに保存」を実行してください。★見るにはQuickTime が必要です無償ダウンロード→ http://www.apple.com/quicktime/download/
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