2002年8月 今日は雨・曇りの天気予報。近場の山ということで「隈根尻山」にむかう。 マッチは10年以上前に、札的内川から沢登で登頂経験があるが、あとの2人ははじめての山。マッチも「熊笹だらけの山頂・・・」ぐらいしか記憶がない。 当別町の道民の森(一番川地区)に着いたのが11時ごろ、天気も悪く、ここから砂利道をけっこうおくまで進むと行き止まりとなり、バイオトイレと登山届け用のボックスと車両通行止めのゲートがあり、ゲートの手前は整備された駐車場となっている。 我々のほかには登山者と思われる車が2台だけ、さびしい限りだ。 天気もだんだん悪くなり小雨が降り出す。人影が無く、さびしいので「隈根尻らしく、熊でもでそうな雰囲気だね・・・」とミキが話し掛ける。 登山届に記載していると、そこに「道場」の名の記載を発見。「ミキ、道場さんが来ているよ」「ヘー」・・・(道場さんはクライミングの仲間です)「道場さんにもしばらく会っていないね」 私の古い1/25000の地図には登山道の記載が無いので、読図しながら進むとことにする。林道を進み、きれいな川を1回渡渉すると、ピンネシリ山との分岐となり、いつものようにYU君用の唄を歌いながら、小雨の中を右の林道をどんどん進む。 途中から林道は隈根尻山側の尾根に取り付き、少しずつ高度を上げていく。休憩ポイントには母屋もあり、ハイキングコースとしては、よく整備されている。その分、経験のある人にはつまらない、林道歩と感じられるであろう。 急な林道登に入ると、前方から登山者が一組下山してくる、今日の初めて(で最後)の登山者との遭遇、なな・・なんとその人は「道場さん夫妻ではないか」。道場さんは、ピンネシリ山、隈根尻山を縦走してきたのでした。←いいねこのコース。 少し立ち話をして分かれ我々は登り続ける。突然、YUを背負うマッチの体調が崩れ、登れなくなる・・・Unnん・・・仕方なく休憩を取り、持参したおにぎりを食すると・・なんと、すぐに元気を取り戻してしまった。マッチともあろうに、シャリバテであったのだ。 元気になって、長く続く階段を上り詰めると、そこは稜線(分岐)になる。このへんはとにかくトンボが多い、YUは「とんぼ」を覚える。「とんぼ」「とんぼ」の連発 分岐を右に進むと、ここからは平坦な道、15分ほどで山頂となる。10年前の記憶より整備されて少し変わっているけれども、やはり熊笹に囲まれた雰囲気は変わっていない。 山頂はガスってほとんどまわりは見えませんでしたが、下りの分岐からは、いい天気になり、ピンネシリや神居尻山がきれいに見えました。 結構、体力を使う山でした。 コースタイム 登山口(11:40)→山頂(14:00)→分岐発(14:45)→登山口(16:00) このあと、月形温泉に入浴して帰りました。 |
![]() ↑「おんぶお化け」を背負いシャリバテするマッチ
↑山頂(ガスっています) ↑ピンネシリへの分岐/公園のようになっています。やっと青空が見えてきました。YUはおぼえた「トンボ」を連発する。 ↑稜線直下の長い階段 |